京都・洛北

2017.08.23

京都・洛北 百日紅2017 ~三宅八幡宮 8.19~

Miyakehatimangu1708231

上高野にあって、子供の守り神として信仰されているのが三宅八幡宮です。社伝によると、この地に住んだ小野妹子が筑紫国の宇佐八幡宮を勧請した事に始まるのだとか。かなり古い歴史を持った神社なのですね。

Miyakehatimangu1708232

この神社にお宮参りすると授与されるのがこの神鳩です。子供が無事に成長するとお返しに来るという慣わしがあるそうですね。2500円と少し高いのですが、境内のそこかしこに置かれており、御利益がある事は確かな様です。

Miyakehatimangu1708233

この三桶八幡宮に隣接して公園が有り、その池の畔で百日紅が咲いています。池の中には噴水があり、今の時期涼しげで良い感じですよ。

Miyakehatimangu1708235

ただ、この日は噴水の高さが以前よりも低く、百日紅の木とのバランスが悪かったのが残念でした。もしかしたら節水しているのかしらん。

この池の畔には半夏生もあって、6月頃には綺麗な花を咲かせているようです。この日は完全に花は終わっていましたけどね。来年は半夏生を見るために、ここを訪れようかと思っているところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.08.22

京都・洛北 百日紅2017 ~圓光寺 8.19~

Enkouji1708221

黒谷から圓光寺へとやってきました。ここでも暑さは変わらなかったのですが、蹲にしつらえられた木槿とススキの葉のしつらえが涼しげで、気分的にはほっとします。

Enkouji1708222

こちらは強い夏の日差しに晒された奔龍庭です。残暑厳しい感じが伝わって来るかな。

Enkouji1708223

ここにに来たのはやはり百日紅が目的で、十牛之庭の入り口にあります。でも、花そのものは外から見た方が綺麗ですね。

Enkouji1708225

ここの百日紅は樹齢何年か判らないけれど、とにかく巨木ですね。これほど見事な百日紅は珍しく、たぶん100年以上は経っているんじゃないかしらん。あるいはもっとかな。それほどの古木でありながら、沢山の花を付けているのは大したものですね。この花だけを見に来る値打ちはあると思いますよ。水琴窟の音を聞きながら花を愛でるのも乙なものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.08.17

京都・洛中 第42回京の夏の旅 文化財特別公開 ~旧三井家下鴨別邸~

Mituibettei1708181

今年の京の夏の旅、2カ所目は旧三井家下鴨別邸を訪れてきました。ここは普段から公開されていますが、通常は非公開の二階に上がれるという事なので、立ち寄ってみる事にしました。

Mituibettei1708182

旧三井家下鴨別邸は、この地にあった三井家の祖霊を祀る顕名霊社に詣でる時の休憩所として、大正13年に整備されたものです。

Mituibettei1708183

建物は玄関棟、主屋、茶室からなり、それぞれ大正期、明治期、江戸期の建物である事が判っています。この3つの時代にまたがる建造物が良好な状態で保存されていることから、平成23年に重要文化財に指定されました。

Mituibettei1708185

このうち、主屋は三井家第八代当主高福が、明治13年に三条木屋町上がるに建てた隠居所を移築したもので、当初は鴨川に面して建っていた事が知られています。三階に望楼を持った特徴的な建物で、当時は京都の市街地を一望に出来た事でしょうね。

Mituibettei1708186

これが今回の特別公開の目玉、二階からの景色です。高欄にまで出ると瓢箪型の池が見下ろせ、庭の全容が見て取れます。

Mituibettei1708187

こちらは玄関棟。大正期にこの別邸が整備された際に併設されました。今も拝観者用の入り口として使われており、座敷ではこの別邸の説明が行われています。

Mituibettei1708188

そして、慶応4年の祈祷札が見つかっている茶室です。今回の特別公開には含まれていませんが、普段から借りる事は出来る用ですね。

この別邸は戦後国に移管され、平成19年まで京都家庭裁判所の所長官舎として使用されてきました。でも、いくら建物が立派で、見事な庭が付属していたとしても、実際に住むとなると広すぎるし、設備は古いしで、色々と不便があったことでしょうね。私なら遠慮したいところです。今は文部科学省が所管し、管理は京都市が行っているようです。主屋もまた、茶室と同じように借りる事が出来る様ですよ。イベントを行うには良い所かも知れませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.08.05

京都・洛北 夏の花・カンナ2017 ~京都府立植物園 7.29~

Kanna1708051

今の時期、京都府立植物園で目立つ花と言えばカンナです。ただでさえ大型の花ですが、目立つ場所に植えられているので、余計に目に付きます。

Kanna1708052

ここは沈床花壇で、入り口に大株のカンナが植えられています。これって植物園だから出来るけど、個人宅の庭だと植える場所を確保するだけでも大変でしょうね。

Kanna1708053

こちらは観覧温室前に植えられているカンナで、タキイ種苗が提携して手入れされている様です。実際、花殻は全て取られていたし、これだけ綺麗なカンナはなかなか見る事は出来ません。

Kanna1708055

こちらは同じ場所にある白花のカンナ。派手な色合いの花が多い中で、白というのも清楚な感じで良いですね。

Kanna1708056

そして、正面玄関前の花壇に植えられていたカンナです。大きな花を、あえて小さく表現してみました。

カンナは夏の花ですけど、花期そのものは秋まで続きます。京都府立植物園でも、秋が深まる頃まで植えられていますよ。花殻が取られていないと少し見苦しくなりますが、鮮やかな花色は健在なはずです。大型の草姿と共に、見に行かれては如何ですか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.08.04

京都・洛北 夏の庭園2017 ~京都府立植物園 7.29~

Kyotofuritusyokubutuen1708061

平成29年7月29日の京都府立植物園です。7月も末になり、植物園のしつらえもすっかり夏仕様に衣替えをしていました。

Kyotofuritusyokubutuen1708062

この日植物園を訪れた目的の一つは、このヒマワリ「ロシア」を見るためでした。6月に訪れた時に苗を植えていたので、楽しみにしていたのですよ。で、小さかった苗は3mまでにも生長し、大輪の花を咲かせていたのですが、どうした事かみんな花が下を向いていたのです。

Kyotofuritusyokubutuen1708063

これってどういう訳なのでしょうね。小さな花はちゃんと立っていたのですが、花が大きすぎるのか、それとも水が足りないのか。あるいは花が終盤を迎えていたのかな。何にしても、大きな花がピンとしているところを見たかったです。

Kyotofuritusyokubutuen1708065

蓮は2カ所の蓮池で咲いていました。これは巨椋の曙という品種で、別名キツネバスとも呼ばれます。花の色が四日の間にピンクから白まで変化するからで、見に行く都度に花弁の色が変わるためにキツネに化かされている気分になるという事らしいです。

Oobamizuojigisou1708031

こちらはオオバミズオジギソウ。オジギソウに似た水性植物で、葉に触れるとゆっくりと閉じるそうです。試してみたかったけれど、手が届かなかったので諦めました。花はスイトピーに似た、黄色い綺麗な花でした。

明日はこれも夏の花、カンナに焦点を当ててお届けします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.07.30

京都・洛北 みたらし祭2017 ~下鴨神社~

Mitarasimaturi1707301

下鴨神社において、毎年恒例になっているみたらし祭が行われました。今年は7月22日から30日まででしたので、今日で最終日ですね。

Mitarasimaturi1707302

この行事は、普段は入れないみたらし池に足を浸して身を清め、井上社の前に灯明を灯して無病息災・延命長寿を願うという神事です。

Mitarasimaturi1707303

みたらし池の水は、井上社の下からくみ上げた地下水です。なので、真夏でも身を切る様な冷たさですね。その爽快感と手軽さが受けてか、毎年凄い人出で賑わいます。外国人の姿も多く見え、こんな行事まで海外に知られているんだと驚かされますね。

Mitarasimaturi1707305

初穂料は300円、3年前に200円から引き上げられました。例のマンション経営と言い、式年遷宮などの費用集めに一生懸命なのが判ります。神社の維持管理も大変なのでしょうね。

Mitarasimaturi1707306

参拝の後に飲む御神水は、みたらし池に流す水と同じく井上社の地下水です。これも冷たくて美味しいですよ。

みたらし祭は足を清めるという事からか、足腰健康のための神事も行われています。最近、足が弱り気味の私も、お守りを頂いて帰りました。これで京都巡りはまだまだ続けられるかな。

今年のみたらし祭は今日で終わってしまいましたが、また来年清冽な水に浸りに出かけたいと思っているところです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017.06.17

京都・洛北 初夏の庭園2017 ~京都府立植物園 6.10~

Kyotofuritusyokubutuen1706121

今の京都府立植物園は花盛り、初夏の花で溢れています。花壇には色とりどりの花が沢山植えられていますよ。

Kyotofuritusyokubutuen1706122

これはタイサンボク。モクレンの仲間の高木で、大きな花を咲かせます。公園なんかにも植えられているのかな。ただ、この植物園では下枝を切っていないので、目の高さで花を見ることが出来ます。なので、香りを嗅いだり、花の構造を見たりとここならではの楽しみ方が出来ますよ。

Kyotofuritusyokubutuen1706123

春バラはまだ咲いていましたが、さすがに最終盤を迎えていました。でも、こうして地面に散らばった花びらにもまた、美しさを感じる事が出来ます。

Kyotofuritusyokubutuen1706125

こちらはヒマラヤヤマボウシ。日本のヤマボウシに比べると少し色が付いているところが違うのかな。

Kyotofuritusyokubutuen1706126

紫陽花園では早咲き系の花が見頃を迎えていました。ここにも品種名が書かれているのですが、紫陽花にも沢山の種類があるものですね。とても全部は覚えきれないけれど、一括りに紫陽花と言い切れないと判るだけでも勉強になると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.06.16

京都・洛北 花菖蒲2017 ~京都府立植物園 6.10~

Kyotofuritusyokubutuen1706111

平成29年6月10日の京都府立植物園です。この日は花菖蒲が見頃を迎えていました。

Kyotofuritusyokubutuen1706112

京都府立植物園の花菖蒲はおよそ1万株、京都市内としては最大級の菖蒲園となります。全国区の有名処から見れば大した事はないのでしょうけど、街中で手軽に見られるというところに値打ちがあると言えましょうか。

Kyotofuritusyokubutuen1706113

それに、植物園だけあって品種名が必ず添えられているという所もポイントの一つでしょう。展示の方法もランダムに植えられている平安神宮とは違い、品種ごとに並べてあるという特徴があります。

Kyotofuritusyokubutuen1706116

八つ橋は常設で、菖蒲園にあって風情を感じさせてくれる存在です。ただ、ここに三脚を据えて動かない人が居るのですよね。通行の邪魔になっている事甚だしいのに、自覚が無いらしいのが困ります。マナーと言うより、一般常識の問題だと思うのだけどな。

Kyotofuritusyokubutuen1706115

この日はまだ一番花で、つぼみも沢山ありましたから、見頃は暫く続くと思われます。今週末でも十分間に合うと思いますよ。植物園はまさに花盛りですから、他の花も一緒に楽しみに出かけられては如何ですか。

明日はその花盛りの様子をお届けします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017.06.15

京都・洛北 京都さつき事情2017 ~詩仙堂 6.10~

Sisendou1706151

金福寺から詩仙堂へとやって来ました。ここではさつきが見頃終盤を迎えていました。

Sisendou1706152

前回前々回と比べて頂くと判るかと思いますが、時間と共に見頃の株が変わっています。こんな具合に、一度に咲かないのがここのさつきの特徴の一つです。

Sisendou1706153

座敷前はそろそろ見頃が終わる頃かな。今年は盛りの期間が少し短かった様にも感じます。

Sisendou1706155

庭園の方も盛が過ぎつつある様でした。特にこの株の向かいにある大刈り込みの散り方が酷く、例年とは違う傾向にある様です。

Sisendou1706156

京鹿子はまさに見頃でした。庭園のそこかしこで咲いているのですが、美しいの一言ですね。ただ、つぼみはほとんど無くなっており、見頃は今週一杯くらいかと思われます。また、花菖蒲も満開になっていましたが、こちらはまだ一番花だったので、もう暫くは楽しめるんじゃないかしらん。

詩仙堂の庭園美を楽しんだ後は、花菖蒲を求めて京都府立植物園を目指します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.06.14

京都・洛北 京都さつき事情2017 ~金福寺 6.10~

Konpukuji1706161

満開のさつきを求めて金福寺へとやって来ました。ところが、案に相違して、ほとんど咲いていないのですよ。前回の方がまだ咲いていたくらいです。

Konpukuji1706162

どうした事かとお寺の人に聞いてみたのですが、今年はさつきの具合が良くないとの事でした。原因は出入りの植木屋さんでも判らないとの事で、どうにも不思議だと首をひねっておられました。

Konpukuji1706163

咲いていないものは仕方が無いので、久しぶりに与謝蕪村の墓まで上ってみる事にしました。その途中にあるのが見晴台で、正面に糺森、左手に左大文字が見えています。なるほど、こういう位置関係になるのかと改めて思います。

Konpukuji1706165

これが与謝蕪村の墓です。芭蕉没後に沈滞化した俳諧の世界に新風を吹き込み、俳諧の中興者と呼ばれます。金福寺との関係は芭蕉庵を再興した事で知られ、またここで何度か句を詠んでいる様ですね。

Konpukuji1706166

金福寺と言えば、寺付きの猫が居る事で有名でしたが、最近姿を見ないと思っていたら、昨年の2月に永眠していたとの事でした。人懐っこい猫だったので残念な事ですが、18年も生きていたそうで、猫としては長生きした方なのでしょう。特に病気に苦しむことはなく、大往生だったそうです。お寺の猫だから、きっと無事に成仏している事でしょうね。

次はまださつきが咲いているはずの詩仙堂へと向かいます。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧