京都・洛東

2009.12.19

京都紅葉事情2009 総集編 ~洛東・洛北・洛中~

Maruyamakouen0912181

長らくお届けしてきた京都の紅葉2009ですが、今日はその総まとめとして、これまでアップ出来なかった各名所の写真をお届けします。

まずは、円山公園からです。円山公園はとにかく広いので、紅葉の期間も長いですね。その中でいち早く色付くのが瓢箪池の周辺です。この写真を撮ったのは11月9日の事で、まだ浅い色付きではあるけれど、噴水と相まって新鮮な感じがしました。もう少し後なら真っ赤に色付いて、また違った感じになった事でしょう。

Tionin0912171

同じ日に撮った知恩院のもみじです。納骨堂の西の池の畔にある木ですが、まずまず綺麗に色付いていました。ここもまた桜の紅葉から始まり、銀杏そしてもみじへと息の長い紅葉を見る事が出来ます。

今年は色付き加減を確認出来なかったけれど、黒門内のもみじを見る事が出来るようになったのは嬉しいですね。他が寂しくなってから色付く奥手のもみじであり、来年は忘れずに見に行こうと思っています。

Kousyouji0912171

11月15日の興正寺別院です。今年も綺麗でしたが、雨のせいで盛りは短かったですね。見頃が一週間と保たなかったものなあ。

ここは三年坂の近くにあるのに、ほとんど人が訪れないという穴場です。東山界隈にあっては比較的早くに色付く場所ですが、今年は特に早かったですね。その分、雨に祟られた訳で、ちょっと残念でした。

Sinnyodou0912171

今年の真如堂の評価は、難しいものがありますね。ここは展開が早く、11月半ば頃に最初のピークが来るはずだったのですが、雨のせいで見頃の葉が散り、状態の良くない木ばかりが目立ちました。ところが、その後再び持ち直し、この写真を撮った11月22日頃には結構見られる様になっていたのです。(その後また駄目になったとも聞きますが、確かめていないので何とも言えません。)

決して最高の年だったとは言い難いのですが、それでも部分的には綺麗な所もあったのはさすがと言えましょうか。

Sisendou0912171

今年の詩仙堂の展開の早さには驚かされました。11月14日にはもう見頃に近くなっていたのですからね。ただ、この日に見た限りでは、最高の出来だった去年には遠く及ばず、あまり美しいとは言い難い状況でした。それでも、部分的にはさすがと言えるものはあったのですけどね。

この後は行っていないのですが、少しは持ち直したのかな。どんな経過をたどったのか、気になるところではありますね。

Sanmyouin0912171

三明院は今年初めて行った場所で、もみじも多く植わっている事から、かなりの期待を持っていました。そして、このもみじ越しの多宝塔を見る事が出来たのまでは良かったのですが、他の紅葉の状況がいまいちでしたね。多分、最高潮とは言えない年だったのでしょう。

蓮華寺の近くですし、セットで行くには丁度良い場所ですので、来年また行ってみようと思っているところです。

Syoukokuji0912171

相国寺の紅葉は、方丈や開山堂の中がメインになるのかな。その一方で境内にももみじが散在しており、特に鐘楼の南側が見事です。11月29日に訪れた時は、この木が圧巻でした。まさに盛りの色ですね。これだけの色に出会えるのは、シーズンを通してもそう何度もないので、幸運だったの一言です。

Myoykenji0912171

妙顕寺は洛中の隠れた紅葉の名所だと思っているのですが、今年は本堂の屋根の葺き替え工事中であり、とても紅葉狩りという風情ではありませんでした。それでももみじは色付くものでして、山門前のこの木はなかなかのものでしたよ。

ここは庭園を一度見たいと思っているのですが、今年はタイミングが合いませんでした。来年は是非庭の紅葉も見てみたいものだと思っています。

Jifukuji0912171

京都を自転車で走っていると、思わぬ紅葉と出会う事があるのですが、今年はこの慈福寺がそうでした。寺町通の北の方にあるのですが、ごく小さな寺ですので、普段はまず気に止める事はありません。ところが、そんな場所でこの紅葉が目に飛び込んで来たのですから、びっくりですよね。思わず急ブレーキを掛けて、見入ってしまいました。

境内にはこの木が一本あるきりなのですが、存在感としては十分ですね。発色も素晴らしく、見応えがありました。

まだまだ京都には知らない紅葉が沢山ある様です。来年もまた、素晴らしい紅葉と出会える事を願いつつ、今年のレポートを終わらせて頂きます。皆様方にはここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009.12.18

京都紅葉事情2009 総集編 ~八坂の塔~

Yasakanotou0912181

平成21年11月28日の八坂の塔です。八坂の塔周辺も清水寺と同じく、比較的紅葉の開始が遅い場所になります。

今年は他の場所が早かった事もあって特に始まりが遅い様に感じられたのですが、結果から見ればほぼ昨年と同じく11月末に見頃を迎えました。

Yasakanotou0912182

八坂の塔の紅葉は、塔の東側にあるもみじがメインとなります。ここは庭石もしつらえられており、ちょっとした庭園になっているのですね。

Yasakanotou0912183

そして、なんと言っても、塔と絡めた紅葉が見所となります。こんな景色はここならではのものですよね。

Yasakanotou0912185

それに、周囲に人が居ない静かな時限定になりますが、風が吹くとかすかな風鐸の音が聞こえてきます。紅葉のざわめきにかき消されそうなほど小さな音ですが、耳を澄ませていると、カン、カンという金属音が鳴っているのが判ります。それもまた、この塔ならではの風情ですね。

Yasakanotou0912186

その風鐸の音が聞こえる事からその名が付いた茶室が聴鐸庵ですが、その側から見る紅葉もなかなかのものがありますよ。この写真はちょっと撮った場所が違うけれど、こんな感じに日に透かした紅葉がとても綺麗に見えます。

Yasakanotou0912187

八坂の塔には、もみじ以外にも桜や銀杏、それに榎木(あるいは欅?)といった色付く木々があります。そして、これはハウチワカエデですね。まだ小さな木ですが、これが成長していけば、東側のもみじに負けない紅葉を見せる木になる事でしょう。数年後が楽しみですね。

Yasakanotou0912188

八坂の塔のもみじも、今頃はすっかり裸木になっている事でしょうね。明日は総集編の仕上げとして、各名所の写真をまとめてお届けします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.12.17

京都紅葉事情2009 総集編 ~清水寺~

Kiyomizudera0912171

清水寺の紅葉は、京都の中では盛りを迎えるのが遅い方になります。毎年11月の末から12月の初め頃が一番の見頃となるのですが、今年もその傾向は変わりませんでした。

Kiyomizudera0912172

そんな中で、毎年いち早く色付くのがこのエリアの木ですね。拝観券売り場の裏手にあたり、奥の院南側から三重塔を狙った写真を撮る時には、丁度塔の足下の良い彩りとなってくれる木々です。

Kiyomizudera0912173

その木の間近から、山の彩りを背景にして撮ってみました。やはりこの盛りの色は美しいものですね。(平成21年11月23日撮影)

Kiyomizudera0912175

こちらは、舞台の東側を彩るもみじです。ここは概ね11月下旬に色付くのですが、今年もまた11月29日にはほぼ盛りとなっていました。向こうに見える大きな木は、阿弥陀堂の前にあるもみじですね。

Kiyomizudera0912176

ちょっと残念だったのは、音羽の滝へと通じる階段で、紅葉が今ひとつだった事かな。それと、子安の塔の仮蔽いが何とも目障りで、絵にならないのも痛かったですね。

Kiyomizudera0912177

成就院前の放生池周辺でも色付いていましたが、まだ色付き半ばといったところでした。既に散った木もあって、端境期の様な感じでしたね。ここは例によって、雨に祟られたという事の様です。

Kiyomizudera0912178

その池から少し坂道を上がったところにある白壁の土蔵ともみじです。以前に同じモチーフの写真をアップしていますが、あまりに鮮やかなコントラストなので、もう一度掲げる事にしました。

Kiyomizudera09121710

その土蔵の前が弁天堂と弁天池です。この周辺ももみじが多いですね。そして、池の縁に植えられたドウダンツツジも綺麗に色付くところですよ。定番ではない写真を撮りたいと思ったら、ちょっと面白い場所と言えるでしょうね。

Kiyomizudera09121711

定番はずしと言えば、これもそうでしょうか。お地蔵様の横を少しお借りして、撮らせてもらいました。まあ、舞台の柱を全て無視するというのは、斬新と言うより独りよがりかなという気もしないではありません。

Kiyomizudera09121712

轟門下のもみじです。こうやって下から見上げると綺麗に見えるのですが、上から見ると今ひとつだったというちょっと不思議なもみじでした。

総じて今年の清水寺の紅葉は、最高とまでは言えないものの、そう悪くもなかったのかなという気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.12.14

京都紅葉事情2009 総集編 ~南禅寺境内~

Nanzenji09121311

今年の南禅寺の紅葉は、比較的長く続いた様に思います。ここの境内はとても広いので、紅葉も一度に進むのではなく、あたかもブロック分けがあるかのごとく順番に進んで行くのですが、早手のブロックではかなり始まりが早かったのに対し、遅手のブロックでは例年並みのゆっくりとした展開になったせいですね。

Nanzenji0912131

そういう意味では良いシーズンだったと言えるのではないでしょうか。いつ来てもそれなりの紅葉を見る事が出来ましたしね。

Nanzenji09121321

ここの境内で一番早く色付くのが法堂の裏手で、2本の銀杏と大きなもみじが他に先駆けて色付き始めます。もうひとつ、早手で知られる天授庵のもみじが色付くのが塀越しに見えますので、11月初め頃には早くも紅葉シーズン到来という雰囲気が漂い始めます。

Nanzenji0912133

最初の見頃を迎えるのが11月の半ば頃で、法堂裏の銀杏の葉が黄色く色付き、大もみじの葉も赤く染まります。しかし、今年は雨のせいで、11月14日には南側の2本が散り紅葉となっていました。これって、幾ら何でも早すぎますよね。

Nanzenji09121351

ただ、その日には三門周辺が色付いていたのが救いで、境内全体としては見頃が始まったと言える状況になっていました。この辺りが南禅寺の懐の深さでしょうか。

Nanzenji09121352

次に訪れたのが11月21日の事で、この一週間の間にまた雨が降り、三門周辺は既に盛りが過ぎてしまっていました。例年だったらもう少し保つのですけどね、今年は容赦が無かったです。それでも何とかなるのがやはり南禅寺の底力でして、参道や水路閣周辺が色付きだし、結果としては3連休の頃が一番の見頃となった様ですね。

Nanzenji0912135

中でも綺麗だったのが本坊とその周辺だったかな。天気もまずまず良くて、日に透かしたもみじがとても綺麗でしたよ。

Nanzenji0912137

それに、先に散った葉が敷き紅葉となり、紅葉とのコラボが見られたのも良かったですね。雨もまた、マイナスばかりでは無かったという事ですね。

Nanzenji0912138

南禅寺の境内は紅葉狩りで賑わっていましたが、すぐ北側にある聴松院では喧噪とは無縁の世界が広がっていました。ここも数年前までは湯豆腐の店として賑わいを見せていたのですけどね、今は時折参拝に訪れる人が来るだけになっています。

特に摩利支天堂には紅葉は無く、華やかさとは無縁なのですが、蹲居の中にひとひらの紅葉が浮かんでいました。さりげない一枚ですが、かえって秋の風情を感じさせてくれます。喧噪に少し疲れた心を、しばし和ませてくれるもみじでした。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.12.13

京都紅葉事情2009 総集編 ~南禅寺塔頭・天授庵~

Tenjyuan0912111

京都の紅葉もほぼ終わりを告げ、歳末と呼ぶのが相応しい季節になって来ています。このブログもそろそろ模様替えをすべき時期ではあるのですが、今週末は取材に出掛けられなかったため、後一週間紅葉特集を続ける事にします。

Tenjyuan0912112

紅葉シーズン中はとにかく速報性を重視していたので、アップしきれていない写真がまだまだ沢山あり、その中からピックアップして総集編をお届けします。よろしければ、もう暫くお付き合い下さい。

まずは平成21年11月14日の天授庵です。

Tenjyuan0912113

今年は紅葉シーズンの始まりが例年になく早く、予定を前倒しして10月24日から紅葉のレポートを始めました。いつもの年と同じく11月の2週目くらいからで十分と思っていただけに、この展開の早さにはかなり慌てさせられましたね。

中でも天授庵の紅葉は早く、11月の初めには色付き出し、この日は書院前の庭園は既に盛りを少し過ぎた位になっていました。

Tenjyuan0912115

ただでさえ動きが早いのに、雨の多さがそこに拍車を掛けました。それもそのはず、近畿と中国地方では11月としては史上最多雨を記録したのだそうです。その中で京都市が史上何位にあたるのかまでは判りませんが、まれに見る雨の多い年だった事は確かでしょうね。

Tenjyuan0912118

このため、紅葉の盛りを迎えた直後に雨に打たれて落葉するというケースが頻出し、あっと言う間に見頃が終わってしまうという場所がいくつも見られました。まさに恨みの雨ですが、この天授庵もその一つでしたね。

Tenjyuan09121110

多分、本当の見頃と言える日はほんの数日しか無く、それも雨の中だったんじゃないかな。ですから、天授庵の見頃に出会えた人はかなり幸運だったと言っても良いでしょう。

Tenjyuan09121111

それでも垣間見た紅葉は美しく、さすがと言えるものではありましたね。また来年、一足早い紅葉を見せてもらうべく、ここを訪れようと思っています。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009.12.07

京都紅葉事情2009 ~洛東 東福寺塔頭 光明院 12.5~

Koumyouin0912071

平成21年12月5日の光明院です。この日は東側斜面にある二本のもみじが綺麗に色付き、最後の見せ場を作っていました。

Koumyouin0912072

紅葉時分にここを訪れるのは初めてでして、一番綺麗な時の姿は知らないのですが、ウェブ上の写真を見ているとこの角度から見た紅葉が盛りの時が見頃と言えそうですね。残念ながらこの日はご覧のとおりでして、12月3日に降った雨で大半の葉が散り、この日の雨で最後の止めを刺されたという状況の様でした。

Koumyouin0912073

ただ、最後に残った2本のもみじが素晴らしく色付いており、見る角度によってはとても絵になる光景になったのは救いだったと言えます。

Koumyouin0912075

もっとも、左側の木はこの日の雨で相当葉を散らしており、今日辺りは裸木に近くなっていたかも知れません。本当にぎりぎり最後の見頃に間に合ったという所でした。

Koumyouin0912076

12月3日に雨が降る以前、1日か2日に訪れたかった場所というのはここだけではありません。蓮華寺や祇王寺、厭離庵など数多くの場所がこの雨に泣かされました。本当に、最後の最後まで雨に祟られ続けたシーズンでしたね。

Koumyouin0912077

そんな中で、門前のもみじが盛りに近い姿で残っていたのはちょっとした驚きでした。ここは早くから色付き始めていた様に見えたので、とっくに終わっていると思ってましたからね。まだまだ見方が甘いと反省しているところです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.12.06

京都紅葉事情2009 ~洛東 養源院・建仁寺 12.6~

平成21年12月6日現在の京都の紅葉情報です。今日は毎年遅く紅まで紅葉が残る事で知られる、養源院と建仁寺に行って来ました。残念ながら2箇所とも盛りは過ぎており、あまり良い状態とは言えませんでした。

1.養源院

Yougenin0912061

参道は2本の木が葉を残しています。うち、上の木は葉がかさかさに乾いており、かろうじて木に止まっている状態でした。落葉が盛んであり、少しでも風が吹くと大量に葉が散るといった具合で、間もなく裸木になるものと思われます。

Yougenin0912062

一方、下の木は盛りすぎではあるものの、比較的状態は良好な方でした。でも、この木もそう長くは保たないでしょうね。

Yougenin0912063

その他では、玄関北側のもみじと鐘楼周辺、それに参道北側のエリアで数本のもみじが残っていました。

推測になりますが、恐らくは12月3日の雨の前が最盛期だったのではないでしょうか。ここも最後に来て雨に祟られたという事の様です。

2.建仁寺

Kenniji0912067

境内は盛りは過ぎていますが、まだ数本の木が紅葉を残しています。うち、法堂の東側にある一本が盛りと言える状態でした。

Kenniji0912068

すっかり寂しくはなりましたが、まだ名残の紅葉が楽しめるとは言えるかも知れません。

Kenniji0912062

方丈の方ですが、まず潮音庭は丁度盛りになっていると思われるのですが、もみじの状態が良くなく、あまり美しくはありません。色付きはあと少しという感じなのですが、縮れた葉が目立ち、美観を壊してしまってまいす。

Kenniji0912065

それに、ここも雨の影響が見て取れて、良い状態の木にボリューム感が無いですね。残念ながら、この庭に関しては外れ年と言わざるを得ないでしょう。

また、他の木はほとんどが散っており、方丈北側の御堂の側の木だけが盛りと言って良い状態でした。

Kenniji0912066

今日の見頃はむしろ○△□の庭で、白の侘び助でょうか、椿の木が満開になっていました。この木がこれほど咲いているのは始めて見たような気がします。

Kenniji09120610

建仁寺は以前から写真についての規制はありませんでしたが、今日は玄関に写真可と貼り出してありました。いちいち答えるのは面倒という事でしょうけど、ここまで寛大な寺は珍しいですね。庭は良くても室内は不可というところが多い中で仏像や壁画、天井画まで撮って良いという事で、とても嬉しい対応です。でも、それだけに余計マナーを守らなければというプレッシャーも感じますね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009.12.01

京都紅葉事情2009 ~洛東 清水寺 11.28~

Kiyomizudera0912011

平成21年11月28日の清水寺です。この日の紅葉は境内全域でほぼ見頃を迎えており、見応えのある景色を堪能する事が出来ました。

Kiyomizudera0912012

正確に言えば盛りの木と盛り直前の木が混在していました。例えば冒頭の舞台周辺はまだオレンジ色が強く、あと少しでピークを迎えそうでしたし、この仁王門北側のもみじはまさしく盛りの色をしていました。

Kiyomizudera0912013

拝観券売り場近くのもみじは、ほんの少し見頃を過ぎていたかも知れません。それでも、これだけの色を見せてくれたのですから、十分満足ですね。

Kiyomizudera0912015

舞台の上から見ると、真ん中に盛りの色が流れる様にして集まり、その左右は今ひとつである事が判ります。ここまではっきりと分かれるのも珍しいと思いますが、今ひとつだった木も今頃は綺麗に色付いている頃でしょうか。

Kiyomizudera0912016

本堂東側のこの木は見事でしたね。この木が綺麗に色付くと、舞台がとても華やいで見えるのです。

Kiyomizudera0912017

このアングルの紅葉はまずまずでしたね。ただ、写真右側のもみじが今ひとつなのが残念で、全体の景観を損なう原因となっていました。

Kiyomizudera09120110

子安の塔の前から見た舞台ですが、正面のもみじが今ひとつなので、あまり綺麗とは言えませんでした。この後、このもみじは綺麗に色付いたのたのかな。ちょっと気になるところですね。

Kiyomizudera09120111

この角度の写真がこんなに絵になったっけと不思議だったのですが、どうやら背の高い木の葉が先に散ったおかげで舞台がよく見えた様です。今年雨が多かった事による数少ないプラス面の様ですね。

Kiyomizudera09120112

今年の春に作られた迂回路は、取り壊されることなく残されています。仮設のはずなのに何だかなという気はしますが、おかげで今までには無かった新しい角度の写真が撮れます。

Kiyomizudera09120113

これもその一枚ですが、案外ここを通る人は少なく、定番以外の写真を撮りたい人にはうってつけかも知れません。

Kiyomizudera09120115

放生池周辺はほぼ盛りになっていました。ここはあまり良い状態にならないかも知れないと思っていたのですが、良い方向に予想が裏切られました。これで背景がもっとはきっきりした青空だったら言う事は無かったのですけどね。

Kiyomizudera09120116

成就院前の池の周辺でも色付いていました。ただ、見頃過ぎと見頃前が混在していて、美しさは今ひとつでしたね。今頃はちゃんと色付いているかしらん?

山側に見えるこのもみじは濃いオレンジ色になっていました。盛りになる一歩手前の色ですが、なかなか綺麗になりそうな雰囲気はありましたよ。この木もどうなったか気になるところですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.11.30

京都紅葉事情2009 ~洛東 建仁寺 11.28~

Kenninji0911303

平成21年11月28日の建仁寺です。この日の境内はまずまずの色付きで、全体として見頃が始まっていました。

Kenninji0911302

建仁寺には縄手通から祇園の小径を経て北西の通路から入る事が多いのですが、そこで最初に出迎えてくれるのがこのもみじです。私的にベンチマークにしているのがこの木でして、ここが綺麗に色付いていれば境内も期待できると見ています。

Kenninji0911305

この日、一番色付いていたのが北東側のもみじでした。冒頭の写真もそうですが、とても深くて美しい赤色をしていましたよ。

Kenninji0911306

望闕楼の北側はまだオレンジ色でした。と言いますか、境内全体としてはオレンジ色が基調になっていましたね。この後はどうでしょう、今週の半ばぐらいには見頃に色付いているでしょうか。

Kenninji0911307

建仁寺は、潮音庭に代表される方丈周辺の紅葉が見事な事で知られています。この日は残念ながら中には入っていないのですが、毎年見頃は境内よりも少し遅れてやって来ます。ですので、今週末に行けるようなら見てきたいと思っているところです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009.11.26

京都紅葉事情2009 ~洛東 真如堂 11.22~

Sinnyodou0911261

平成21年11月22日の真如堂です。この日はたぶん盛りを迎えているだろうなと期待していたのですが、意外にも今ひとつの状態でした。これまで何度も書いていますが、やはり雨の影響が少なからずあった様です。

Sinnyodou0911262

どこがおかしかったかと言えば、まずは三重塔周辺ですね。特に真下のもみじが、一本は全ての葉が散り果てており、もう一本の木は葉が縮れてしまって無惨な有様になっていました。ここが一番絵になるところだけに残念ですよね。

Sinnyodou0911263

対照的に、本堂横のこのもみじは綺麗に色付いていました。盛りは過ぎたと苦沙弥のIntenet僧坊では書かれていましたが、私的には十分見頃でしたよ。

Sinnyodou0911265

その続きの本堂の北側では、比較的綺麗に色付いていました。まだ色の浅い木もありましたけどね、この日の真如堂としては良いコンディションのエリアだったと思います。

Sinnyodou0911266

それにしても、カメラ女子と言うのですか、一眼レフを持った女性が増えましたね。以前は珍しい存在でしたが、今はもう全然違和感も無くなりました。むしろ、男性よりも颯爽としている方の方が多いような気もしますね。当ブログの左にリンクしてあるサイトの中にもそういう方が何人も居られて、女性目線で捉えた素敵な写真を沢山アップされています。そんな写真が日々更新されて行くのを見るのが何よりの楽しみです。

Sinnyodou0911267

さて、こちらは本堂の南側です。ここのもみじが今ひとつなのですね。色付くのが早い木と遅い木が混在しており、中には色付く前に葉が縮れている木もあったりして、どうにも美しくないのです。

Sinnyodou0911268

個々に見ると綺麗な木もあるのですよね。この木などは最高潮に近い色付きでした。

Sinnyodou09112610

でも、近づくと葉が縮れているのに気付いたりします。今年は14日に訪れた時までは出来の良い紅葉だと思っていたのですが、その後状態は悪くなってしまった様ですね。無暗に雨が降ったり、暖かい日が続いたと思うと急に冷え込んだりしたせいでしょうか。もみじもきっと、とまどっている事でしょう。

Sinnyodou09112611

弁天池の周辺も比較的綺麗に色付いていました。特にこの木は最高潮の一歩手前といったところでしたね。これ位の木が境内の至る所にあるというのが真如堂の真骨頂なのでしょうけど、なかなかそんな年には出会う事が出来ません。でも、思い返せば去年がそうだったな。

Sinnyodou09112612

真如堂でも、人のあまり来ない場所があります。その一つが新長谷寺のあたりですね。まだ色付き半ばという感じでしたが、誰も居ない静かな御堂がもみじに彩られ、とても良い風情が漂っていましたよ。

Sinnyodou09112613

三重塔の南側も、意外と人は少ないですね。塔の東側は人気スポットなのですが、すぐ近くのこの場所まで来る人はごく少ないです。ただ、この黄色いもみじも縮れた葉が沢山混じっており、美観を損ねていたのが残念でした。

真如堂は全体として盛りを過ぎた頃でしょう。まだ本堂の南側と裏側、それに参道が残っていると思われるのでそれなりの紅葉とは出会えるでしょうけど、息を飲む様な景色は無理かも知れません。それでも、人の少なくなった境内で、静かに紅葉を楽しむのも良い趣向と言えるかも知れませんね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧