京都・洛東 姿を現した南座
耐震工事のために暫く姿を隠していた南座でしたが、工事の進捗によって仮設の覆いが取られ、再び姿を現しました。これまでは書き割りで存在を主張していたのですが、やはり不自然でしたからね。でも、我ながら記憶力は曖昧なもので、元からこんな色合いだったかしらんと疑問に思ってしまいました。
そこで少し調べてみたのですが、ほぼ元通りに塗装されていました。綺麗になったぶん違って見えた様ですね。
南座は江戸時代初期に官許された七座のうちの一つとされ、今年で400年を迎えるという歴史を持ち、同一の場所で営業されてきた芝居小屋としては最古のものとなります。今回の改修では耐震補強だけではなく、最新の設備を備えた劇場へと衣替えしたそうで、歌舞伎のみならず、様々なエンターテイメントに対応出来る様になるのだそうです。
新装記念興行は11月1日から始まる吉例顔見世興行となるそうで、毎年行われている顔見世興行よりもひと月ほど早い開始となるのですね。師走の風物詩招き上げも10月中に掲げられるのかしらん。久しぶりに見る招き上げの景色を見るのが今から楽しみです。
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