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2018.07.12

京都・洛東 姿を現した御影堂 ~知恩院~

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円山公園から知恩院の北門を一歩入ると、巨大な三門が姿を現します。徳川家が威信を掛けて築いた日本でも最大級と言われる木造の門で、その端正な姿と相まって平成14年に国宝に指定されています。

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その三門を抜けた先にある大きな石段が男坂。下から見上げると壁の様ですが、上から見下ろすと崖を下るようで、結構怖く感じてしまいます。

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男坂を登り切ったところにあるのが御影堂。浄土真宗では同じ字を書いて「ごえいどう」と読みますが、浄土宗では「みえいどう」と読みます。この違いは謎ですね。平成24年から平成の大修理が行われてきましたが、ようやく外回りの修理が終わり、仮屋根が撤去されていました。

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久しぶりに見た御影堂は、やはり巨大なものですね。どうするのかなと興味があった最上部の葺き残しの瓦は、ちゃんと再現されていました。そりゃまあ仮にも国宝の修理ですものね、復元出来るところは復元するとしたものでしょう。すると、忘れ傘も元どおりに置かれているのかな。  

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面白いのが裏から見ると半分瓦が古いままで、再用できるものは再用しているのだそうです。ただし、あまり目立たない裏側に使ったのだとか。

修復はこのあと縁周りや内部の荘厳類の設置を残しており、来年に竣工する予定です。拝観が再開されたら、また見に行かなくてはいけませんね。

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