京都・洛西 大映通り商店街
太秦広隆寺駅から西に延びる道に大映通りがあります。かつてこの付近にあった大映京都撮影所にちなんだ通り名です。
大映通りは三条通りに並行して通る道で、嵐電の駅で言えば太秦広隆寺駅と帷子ノ辻駅の間を繋いでいます。元はと言えば、毎月5日、15日、26日に夜店が出る夜店通りと呼ばれていたのですが、その後様々な商店が出店するに及び、大映通り商店街が形成されたのでした。
2013年には、通りのシンボルとして大魔神像が置かれました。大魔神と言っても知っているのは私の世代以上の人でしょうけど、昭和41年に公開されて大ヒットした映画の主人公で、普段は穏やかな顔をした土の魔神が、ひとたび怒り出すと憤怒の表情に変わり、悪人を退治するというストーリーでした。今風に言うとゴーレームの様なものかしらん。
この通りを歩いてすぐに気がつくのが、道の両端に描かれた白黒の破線と、規則的に敷かれた石積みの横線です。つまりは道そのものが映画フィルムになっているのですね。大映の撮影所は既にありませんが、近くには東映太秦映画村があり、映画好きの人は一緒に訪れてみるのも一興ですよ。商店街としても色々な店があるし、中には映画関係の店もありますからね。
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コメント
広隆寺には時々でかけますがまだ大映通りには行ったことがありません。
一度、大魔神に会ってみたいと思ってます(^^ゞ
投稿: Milk | 2018.07.16 18:06
Milkさんもリアルタイムで大魔神をご覧になった口ですか。
大魔神のある場所は、太秦広隆寺駅から歩いて10分ほどのところですが、
どちらかというと帷子ノ辻駅の方が近いです。
色々な店があるので、店先をのぞきながら歩くのも楽しい商店街ですよ。
投稿: なおくん | 2018.07.16 21:20