京都・洛中 京都新緑事情２０１８ ～阿弥陀寺 ４．１４～

寺町通りにある阿弥陀寺です。ここも一本だけですが、紅葉が見事なもみじがある事で知られます。つまりは新緑も綺麗なもみじという事ですね。

このもみじの前にはお地蔵様が祀られており、たぶんこのお地蔵様のために植えられたのでしょうね。

新緑の頃はこの新鮮な緑色、晩秋になれば紅葉でお地蔵様を彩るという訳なのでしょう。夏には日除けの意味もあるのかな。

阿弥陀寺と言えば織田信長の墓がある事でも知られます。もみじよりもそちらの方が有名ですね。寺伝に依れば本能寺の変のおり、時の住職であった青玉上人が、燃えさかる本能寺から信長の遺骨を運び出したのだとか。

これが信長とその息子信忠の墓です。天下人の墓としては随分と小さいですね。でも、そのぶん返って信憑性があるのかな。この墓の横には信長の小姓として運命を共にした森蘭丸、坊丸、力丸の墓もあります。ここには自由に参拝する事が出来るので、戦国の世に思いを馳せてみるのも一興ですよ。