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2018.04.08

西郷どん 第十三回「変わらない友」

安政の大地震で嫁入り道具が駄目になってしまった篤姫。
それを1年で整え直せと西郷に命じた斉彬。

被害甚大な江戸の町を、輿入れ道具を調えるべく奔走する西郷。

安政3年11月11日、西郷の働きで輿入れ道具が調い、江戸城へと出立する篤姫。

江戸城大奥。静々と入ってきた篤姫の駕籠。その扉をいきなり開けた家定。
驚く篤姫に、丈夫か、死なぬか、と問う家定。薩摩の女子ゆえと答える篤姫。
安堵した様に立ち去る家定。

篤姫の輿入れを祝って酒を酌み交わす斉彬と西郷。
そのグラスは集成館で作っている切子ガラス。
紡績、ガス、エレキテル、洋式農具、印刷機など、
新しい技術を身につけた職人たちが金を稼ぐ、農民、商人も豊かになる、
民が豊かになれば自然と国はまとまると斉彬。

磯田屋。薩摩に帰る事になったと大山。おいは残ると俊斉。
そこに遅れてきた西郷。目黒不動に不犯の誓いを立ててきたのかと俊斉。
斉彬に男子が授かる様にと祈願した西郷。

京、近衛家。
斉彬の引きで忠恕に目通りした西郷。
そこに現れた月照。

月照に慶喜を次の公方にとの詔を頂戴したいと頼む斉彬。
天子様も月照さんの事をよくご存じだから頼むと忠恕。
静かに微笑む月照。

薩摩。
正助の縁談。すぐに承知した正助。

薩摩に帰郷した西郷。喜ぶ西郷家の人々。

留守中に借金のために家も何もかもを売ってしまったと聞いた西郷。
心配はいらない、やりくりをして家は出て行かなくて済むと吉二郎。
申し訳ない、もっと気張らねばと西郷。

その夜、仲間内の宴。
西郷の評判を仲間に聞かせる大山。何かと聞きたがる仲間たち。
機密事項だからと話せない西郷。
白けてしまった一同。

嫁をもらうと宣言した正助。再び盛り上がる一同。

正助の嫁を見に来た一同。こんなつまらん事で西郷を煩わせるなと正助。
それを聞いていた満寿。つまらぬ縁談なら断ってもらっても良いと満寿。
呆然とする正助。

正助は必ず天下国家のためになる男、その留守を守れるかと西郷。
はいと満寿。満寿を嫁にしたくなった、よろしくお願いしますと正助。

無事に哲丸を授かった斉彬。

山田をモデルに写真を撮ろうとする斉彬。
斉彬に動くなと言われ、困惑する山田。
その山田を捨てて、電信機を試しに行く斉彬。
電信機が指したのは未、来客という意味でした。

やってきたのは久光。哲丸の誕生を祝い、斉彬を支えていく所存と久光。
この国が無くなるかもしれぬという時に些細な事を言うなと斉彬。
アメリカが再びやってきて、更なる開国と交易を求めに来ると斉彬。
そのために大砲や鉄を作っているのは知っていると久光。
大砲だけでは無い、フランスから軍艦も買うと斉彬。
本気で戦に勝てると思っているのかと久光。
西郷、答えよと斉彬。
大事な事は戦ではなく、対等に付き合う事と言上する西郷。
なんじゃお前はと一喝する久光。
久光に、お前も変わらねばならぬと斉彬。

正助の祝言の日。正助の祝言を喜び合う仲間たち。
その時、斉彬から呼び出しが掛かった西郷。
ここは良いから早く行けと正助。

斉彬の急用とは、阿部正弘が急死したという知らせでした。
慶喜推挙の件は一旦取りやめにせねばと斉彬。
篤姫様が居る、命がけでこの国を変えようという思いは自分もまた同じと西郷。
今までの様な訳には行かない、
すぐに江戸に発ち、再び働いて貰わねばならぬと斉彬。
恐れながら一つ願いがありますと西郷。

果ててしまった正助の宴。一人西郷の帰りを待っていた正助。
改めて祝いを言う西郷。

正助も一緒に行こう、殿に役に立つ男だと申し上げたところ肥後藩まで連れて行けと言われたと西郷。
おいがいつそんな事を頼んだ、恩着せがましいと怒り出す正助。
恩など着せていないと西郷。
西郷が江戸で大事な働きをしている間、自分たちも必死でこの地で働いてきた。
軍艦だ、エレキテルだと金を湯水の様に使っている間に、
吉二郎たちは貧乏に負けんと言って懸命に働いてきたと正助。
西郷は変わってしまった、遠くへ行ってしまったと正助。
変わらねばならぬ時もある、今はこんな言い争いをしている時ではない、
この国を変えるべき時だと西郷。
もう良い、顔も見たくない、おいの前から消えてくれと正助。
悄然と去る西郷。
そのやりとりを聞いていた満寿。

江戸へ旅立つ西郷。

朝餉の後、旅支度をして待っていた満寿。
両親からも後押しされ、西郷の後を追う正助。

忘れ物をしたと言って戻ってきた西郷。
大事なものを忘れたのかと正助。
大久保正助を忘れてきたと西郷。
二人で駆け出す西郷と正助。


「今回は篤姫の輿入れに奔走する西郷に始まり、月照との出会い、正広の死、正助との旅立ちが描かれました。」

「西郷が篤姫の嫁入り支度を命じられたのは事実で、自ら商家にも出入りし、1年で支度を調えたと伝わります。この副産物として、無骨な西郷が女性の髪飾りなどの目利きが出来るようになったのでした。」

「ただ、家定への輿入れが遅れたのは嫁入り道具が駄目になったせいではなく、前回にも書いたとおり頻発していた地震やペリーの再来港などの対応で、幕府がそれどころではなかった事に依ります。」

「薩摩の切子硝子は西洋に受け入れられ、重要な輸出品となりました。現在にもその技術は受け継がれており、斉彬の確かな先見性が窺える事実です。」

「斉彬は写真好きとしても知られ、最も早く写真に写った大名とも言われます。また、自ら写真を撮る事も好きだった様ですね。ドラマにあったように家臣を撮った事もあったのでしょう。」

「電信機の実験にも熱心で、鶴丸城と休憩所の間に電信機を引くという実験も行っています。ドラマはこの実話に基づいた再現だったのでしょう。」

「月照はこれからの西郷にとって重大な人物で、正広亡き後の将軍後継工作に深く関わる事になります。さらなる縁についてはこれから描かれる事でしょう。」

「西郷が目黒不動に不犯の誓いを立てたのも事実で、斉彬の側室が懐妊した事を受けての事でした。ドラマで側室に触れなかったのは斉彬の印象を悪くしないための配慮からでしょうか。」

「西郷が不在の間に西郷家が貧窮のどん底に陥ったのも事実で、家屋敷も失うまでに追い込まれたのでした。それでも吉二郎の懸命の働きで、一家離散という破局にまでは至らずに済んでいます。」

「正広の死は斉彬の一派にとっては大きな打撃でした。幕府内に直接働きかける手立てを失った事になり、これ以後朝廷からの勅諚というやや迂遠な方針へと転換せざるを得なくなります。」

「次回は慶喜擁立を巡って本格的に動きがある様ですね。特に直弼と西郷が直接対峙するとか。どんな緊張感のある場面になるのか楽しみですね。」

(参考文献)
「西郷隆盛」 「西郷隆盛 維新150年目の真実」 家近良樹著 「西郷隆盛 手紙で読むその実像」 川道麟太郎著 「史伝 西郷隆盛」 海音寺潮五郎著 「西郷隆盛53の謎」 原口泉著 「勝海舟と西郷隆盛」 松浦玲著

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