西郷どん 第七回「背中の母」
龍右衛門が亡くなった。
墓前で西郷の嫁取りの話をする一家。
伊集院の須賀はどうかと吉兵衛。
二才に学問を教える正助。
早くも話をまとめてきた吉兵衛。
市来が気になる様子の琴。
江戸に行きたいと叫ぶ正助。
仕事に励む西郷。勧農を基本に政を進める斉彬。
アメリカの軍艦が来るという情報に戦慄する斉彬。
江戸に連れて行く二才の選別をせよと命ずる斉彬。
江戸に行けるかもしれないと喜ぶ俊斉たち。
突然倒れた満佐。
寝込んでいる母を見て驚く西郷。
鬼の霍乱だと強がる満佐。
満佐は龍右衛門の死病を貰ったらしいと西郷に告げる吉兵衛。
満佐を安心させるためにも嫁を貰えと吉兵衛。
斉彬に呼ばれた於一。
於一に自分の養女となって江戸に行き、そこで嫁入りしてもらうと斉彬。
なぜ自分がと於一。運が強いからだと斉彬。
西郷家の婚礼。
無愛想な嫁の須賀。
賑やかな宴。
須賀を一同に紹介する吉兵衛。相変わらず無愛想な須賀。
そのくせ、注がれる酒はことごとく飲み干す須賀。
気を利かせて花婿、花嫁を二人きりにしてやる正助。
初夜の布団に闖入した小兵衛と信吾。
翌朝、さっそさく須賀に西郷家のしきたりを教える満佐。
調子の合わない須賀。
鰻を採ってきて満佐に勧める西郷。
自分は要らないと須賀に勧める満佐。遠慮無く食べる須賀。
須賀に言い聞かせる様に自分たち夫婦の事を話す吉兵衛。
翌朝、冷たくなっていた吉兵衛。
病状が悪くなった満佐。
墓に二人入ったら三人目を欲しがるもの、人形を埋めなくてはと須賀。
それは迷信だときみ。
江戸に向かった斉彬。
江戸詰に選ばれたと喜ぶ俊斉と大山。
自分は選ばれなかった、しっかり頼むと西郷。
母の願いを聞き、母を背負って桜島を見に来た西郷。
背中で思い出話をする満佐。
江戸詰の願いを出していないなと満佐。
そんな事はないと西郷。嘘が下手だと満佐。
これからは好きなように生きなさいと言って息を引き取った満佐。
「今回は半年足らずの間に相次いで肉親を亡くした西郷が描かれました。これは悲しい事ですが実話です。ナレーションにもありましたが、西郷は後に往事を振り返り、この年が生涯で一番辛かったと言っています。」
「須賀についてはこれも実在の人ですが、判っている事はほとんどありません。伊集院家から嫁いで来た事は確かですが、どんな人だったかは伝わっていない様ですね。暗い性格だったというのは脚本に依る設定でしょう。」
「江戸出府については、西郷より一足早く俊斉と大山が選ばれたのも史実どおりで、西郷が家の事情で行けなかったのも事実です。その後については次回に描かれる様ですね。」
「於一が斉彬の養女となったのも史実どおりで、やがて江戸で嫁入りするのも事実ですが、相手が誰かは次回に明かされる様です。そこに西郷がどう関わるかは楽しみですね。」
「ドラマとしては、須賀の描かれ方が少し可哀想な気がしました。いきなり貧乏な大所帯に来たのだから、ある程度は仕方が無いと思うのですけどね、どうしても悪者にしておく必要があったのでしょうか。」
「最後のシーンは、悲しみに耐える西郷の表情が印象的でした。向こうに見える雄大な桜島の姿が効果的でしたね。」
「次回は西郷がいよいよ江戸に出て行く様です。そこに須賀が絡んでいくようですね。どんな描かれ方をするのか、楽しみに待ちたいと思います。」
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