西郷どん 第六話「謎の漂流者」
牢で謎の人物と出会った西郷。
西田下屋敷に駆けつけた糸。
牢の中。何とか謎の人物と会話しようとする西郷。
そこに現れた乱入者。琉球で我が藩の秘密を見たと言って襲いかかります。
乱入者を取り押さえた西郷。
謎の人物を背負い、そのまま牢を出て行く西郷。
外出を禁じられた糸。
謎の人物を背負って帰ってきた西郷。そのまま匿う西郷家の人々。
翌朝目を覚まし、ジョン・マンと名乗った男。
正助に通訳を頼む西郷。
箸を器用に使う様子を見て怪しみ、本当の事を言った方が良いと正助。
自分が命じられたのはジョン・マンが我が藩に潜入した目的を聞き出す事だと正助に打ち明ける西郷。
逃げ出そうとし、思わず土佐と口走ったジョン・マン。
土佐に帰り、母に会いたかったのかと西郷。
ジョン・マンの目的を知り、故郷について調べさせる斉彬。
半月後、ジョン・マンの母の無事を知らせた斉彬。
これまでの身の上を話し出すジョン・マン。
おかあへのラブぜよとジョン・マン。
斉彬に拝謁したジョン・マン。
なぜアメリカが船を寄越すのかと問う斉彬。
石炭、薪、水などが必要だからだとジョン・マン。
戦ではなく商いのためか、それとも国を開けという事かと斉彬。
そうだとジョン・マン。
打ち払えばどうなると斉彬。戦になるとジョン・マン。
この国は勝てるかと斉彬。
負ける、蒸気機関も鉄を作る工場も無い、さっさと国を開くべきだとジョン・マン。
なぜ漁師がそこまで語れると斉彬。
アメリカでは誰でも学べるとジョン・マン。アメリカの底力は学びかと斉彬。
今からそなたの知っている事を教えてくれと斉彬。
さっそく教え始めるジョン・マン。
斉彬に拝謁した西郷。褒美をとらすと言われ、正助一家の赦免を願い出る西郷。暫く待てと斉彬。
糸の縁談を止めてこいと正助。それはおはんじゃろうと西郷。違うと正助。
糸を呼び出した正助。
糸は西郷をラブしているのだろう、気持ちを伝えろと正助。駆け出す糸。
西郷家で西郷の縁談を聞いた糸。
いつかの橋の上で西郷と出会った糸。
海老原を褒め、正助はもっと良い男だと西郷。
たった今、海老原に嫁ぐと決めたと糸。
好きな者同士が結婚出来る様な国にしてくれ、私は間に合わなかったと糸。
思いの丈を西郷に語り、去って行く糸。
海老原に嫁いだ糸。
「前回からそうでしたが、もはや史実を踏まえた大河ドラマではなくなって来ましたね。これは連続テレビ小説として見た方が良いのかな。確かにそのつもりで見れば面白いドラマだと思います。」
「謎の男はジョン万次郎でした。ジョン万次郎は土佐の中浜(現在の土佐清水市)の漁師の生まれで、14歳の時遭難し、アメリカの捕鯨船に助けられました。彼は船長に気に入られ、そのままアメリカに渡り、船長の養子になってオックスフォード校で教育を受けるなど厚遇されました。オックスフォードでは首席になったと言いますから、元から聡明だったのでしょうね。」
「その後は捕鯨船に乗り、世界を何周もするなど経験を積みましたが、故郷への思い止みがたく、帰国を決意します。彼は危険な本土は避け、琉球に上陸しますが、薩摩藩に拘束されます。斉彬は彼を厚遇し、その知識を吸収しようとした事はドラマにあったとおりです。その後は土佐の士分に取り上げられ、さらには幕府に登用されるなどし、幕末の日本に大きな足跡を残しました。」
「ドラマに戻って、渡辺謙はやはり存在感がありますね。名君と言われた斉彬斉彬を演じきっている気がします。貫禄と聡明さが同時に感じられますね。」
「劇団ひとりのひょうひょうとした演技も良かったです。謎の存在から聡明なジョン万次郎まで、見事に演じきっていました。」
「糸の可憐な恋は儚く散ってしまいました。西郷も気がついてやれば良いのにね。鈍いにも程があると思いますが、このあたりは史実の壁があるという事でしょうか。」
「糸については良く判らないのですが、再婚だった事は事実らしく、そのあたりも史実を踏まえている様です。」
「次回は悲しい回の様ですね。あまり見たくない気がしますが、避けては通れないのかな。そのぶん西郷の成長がどう描かれるのか、楽しみに待ちたいと思います。」
| 固定リンク
「西郷どん」カテゴリの記事
- 西郷どん 最終回 「敬天愛人」(2018.12.16)
- 西郷どん 第四十六回 「西南戦争」(2018.12.09)
- 西郷どん 第四十五回 「西郷立つ」(2018.12.02)
- 西郷どん 第四十四回 「士族たちの動乱」(2018.11.25)
- 西郷どん 第四十三回 「さらば、東京」(2018.11.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント