京都・洛東 京都紅葉事情２０１７ ～南禅院 １１．２３～

南禅寺の東、水路閣に接して南禅院があります。ここは亀山法皇の離宮の跡であり、南禅寺発祥の地とされる由緒ある場所です。

南禅院の庭園は鎌倉時代の造園当時の面影を残すと言われ、池を中心とした池泉回遊式です。それほど広くはありませんが、一周している間に景色が変わるという趣向で、変化に富んだ名園ですよ。

紅葉は盛りの木と、まだこれからの木、紅葉せずにチリチリになってしまった木の混在でした。見た目の美しさという点では、今ひとつだったかな。

でも、この木などは見事に染まっていましたね。このもみじを見ただけでも入った甲斐はありました。

南禅院の紅葉はどうだろう、緑の木もいくらかあったので、まだ続いているかもしれません。この木はかなり散っているでしょうけどね。南禅寺の境内よりは長持ちしているかなと思われます。