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2017年11月

2017.11.24

京都・洛北 京都紅葉事情2017 ~鷺森神社 11.18~ 

Sagimorijinja1711231

関西セミナーハウスから坂道をずっと下がったところに鷺森神社があります。この神社ももみじが多く、紅葉の名所の一つですが、ここでも盛りの木とまだこれからの木が二分化しており、今ひとつ楽しめなかったのが残念でした。

Sagimorijinja1711232

関西セミナーハウスから降りてくると、北の鳥居から入る事になります。すると、ここで左側にももみじがある事に気がつきました。何度もこの神社には来ていますが、ここの紅葉はノーマークでした。

Sagimorijinja1711233

そこで覗いてみると、もみじの林が綺麗に色づいていました。この日の鷺森神社では、ここが一番綺麗でしたね。

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参道ではこの右の木が一番色づいていました。こういう木がある一方で、緑の木が残っているからややこしいのですよ。

Sagimorijinja1711236

銀杏は半ば散っていました。この日の雨でも相当に散ってしまったのかな。でも、こうした黄葉の絨毯も綺麗で良いものですね。

明日はもう少し歩いて、赤山禅院の紅葉の様子をお届けする事にします。

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2017.11.23

京都・洛北 京都紅葉事情2017 ~関西セミナーハウス 11.18~ 

Kansaiseminahouse1711251

曼殊院の北側に関西セミナーハウスがあります。その手前の道の奥に見事な紅葉が見えたので、近くまで行ってみる事にしました。曼殊院でがっかりした後だったので、この木を見たときはうれしかったですね。

Kansaiseminahouse1711252

その手前にもまた、もみじが綺麗に色づいていました。これは関西セミナーハウスの敷地内から生えているもので、この木に誘われて入り口を覗くと、庭園を拝観したい方はフロントまで申し出て下さいとありました。なので、さっそくロビー側に回りフロントで庭を見せて下さいと言うと、簡単に了承が得られました。無論写真もOKです。

Kansaiseminahouse1711253

関西セミナーハウスは日本クリスチャン・アカデミーが運営している研修施設です。それは何となく知っていたのですが、中にこんな施設や庭があるとは知りませんでした。これは日本庭園に面した能舞台で、元は豊国神社の地にあったものをここに移築したものだそうです。クリスチャンと能舞台なんてミスマッチな感じがして、ちょっと不思議に思います。

Kansaiseminahouse1711255

こちらは千宗室が監修した茶室清心庵です。これも意外な感じですが、関西セミナーハウスから千家に依頼したのだとか。なんだか驚かされてばかりですね。

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肝心のもみじはと言うと、一番の見所がまだ色づき半ばで、今ひとつだったのが残念でした。今頃は丁度見頃になっている頃かな。

ここは中に入れる事を知る人も少ない様で、一回りしている間に、誰にも会うことはありませんでした。詩仙堂や圓光寺で結構な数の拝観者に囲まれた後だったので、この静けさは有り難いものでしたよ。訪れるタイミングが難しいですが、一度は訪ねてみると良い穴場だと思います。

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2017.11.22

京都・洛北 京都紅葉事情2017 ~曼殊院 11.18~ 

Mansyuin1711231

圓光寺から曼殊院にやって来ました。この日は弁天池とその周辺で紅葉が見頃を迎えていました。

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特に見事だったのは、中之島の中程にあるもみじで、文字通り真っ赤に染まっていました。この木を見ただけでも坂道を上って来た甲斐がありましたよ。

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それに対して、山門周辺は今ひとつの色づき方でした。盛りの木はほどんど無く、既に散り始めているものやまだこれからの木が混在している状態で、見所はほとんど無かったです。

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もっと酷いのは庭園で、状況は山門前とほぼ同じでした。その上、小書院の屋根が補修中で、紅葉を愛でるという雰囲気ではなかったですね。

Mansyuin1711236

なので、今年は紅葉目当てなら庭園に入らない方が良いと思います。無論、寺宝の展示などは行われているので、そちらを目当てなら問題はないのですけどね。私的にはちょっとがっかりした拝観でした。

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2017.11.21

京都・洛北 京都紅葉事情2017 ~圓光寺 11.18~ 

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野仏庵から圓光寺にやって来ました。ここでも紅葉が見頃を迎えようとしていました。

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圓光寺でまず出迎えてくれるのが山門前の紅葉です。古い門や白壁と相まって、なかなか良い風情を見せてくれています。

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こちらは作庭から数年が経ち、すっかり落ち着きの出た奔龍庭です。塀越しに見える十牛庭の紅葉が良いアクセントになっていますね。

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十牛の庭は、見頃の木と緑の木が混在していました。ここでも今年の傾向が出ており、ピークが何時なのか判断に苦しむという状況にあります。このところの極端な冷え込みもあり、ますます不確定要素が増えていますね。

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でも、この日はピークとは言えなかったものの、これだけ綺麗な紅葉が見られたのだから、まずまず満足すべきなのかな。傾向の掴み難い今年の紅葉にあっては、良い日だったのかもしれません。

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圓光寺で最近人気が高いのが、このわらべ地蔵だそうですね。数年前から置かれていますが、最近はインスタ映えがすると言って注目を集めているそうです。

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私的には、この居眠りをしてネズミに囓られそうになっている小僧さんもお気に入りです。ここは厳格な修行の場でもあるのですが、遊び心もまた一杯ですね。

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2017.11.20

京都・洛北 京都紅葉事情2017 ~野仏庵 11.18~ 

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詩仙堂から野仏庵にやって来ました。ここ数年、秋の定番になっているコースです。

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野仏庵の紅葉はほぼ見頃でした。もう少し深く色づくかもしれませんけどね、これだけ綺麗なら十分です。ただ、写真左のもみじの枝が伐られており、寂しい姿になっていたのが残念でした。

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野仏庵は悟心会という宗教法人の寺です。狸谷不動尊への上り坂の途中にあるお不動様をご本尊としている様ですね。元々は順正の創始者上田堪庵が建てた山荘で、今もその風情を残しており、お寺という雰囲気はほぼありません。

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境内はもみじが大半で、春の新緑、秋の紅葉が楽しめます。また、綺麗なしだれ桜もあり、四季を通じて楽しめます。

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拝観料は500円で、抹茶とお菓子付きです。格安と言って良いですね。新興宗教にありがちな勧誘や説教の類いは一切無く、丁寧な接客に徹しておられる事も好感が持てます。訪れる人も少なく、今でも穴場の一つとしてお勧めできるポイントですね。

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2017.11.19

京都・洛北 京都紅葉事情2017 ~詩仙堂 11.18~ 

Sisendou17111811

平成29年11月18日の詩仙堂です。この日は紅葉が見頃を迎えようとしていました。

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座敷からの景色はほぼ見頃と言って良いのでしょう。右側の木の色づきが物足りないのですが、ここが色づく頃には左側の木の葉が散ってしまいます。なので、これ以上綺麗な景色は望めないと思われます。

この写真を撮るために拝観開始の15分前に行ったのですが、既に20人ほどが並んでいました。みんな思いは同じだった様ですね。ちょっと無理かと思ったのですが、マナーの良い人はパパッと撮って席を譲ってくれるので助かりました。いつもこんな感じだと気持ちが良いのですけどね。

Sisendou1711183

この日は朝から雨。服は濡れるは、カメラのフィルターは曇るはで大変でしたが、雨の日でしか見る事が出来ないしっとりした紅葉が見られたのは幸いでした。写真的にも赤色が綺麗に出ましたしね。

Sisendou1711185

でも、こういうアングルは青空が欲しかったです。やはり雨と晴れの両方が見たかったな。

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紅葉はこのもみじが盛りを迎えていた他は、色づき途中の木が多かったです。ただ、今朝の冷え込みでかなり色づきが進んだ様ですね。そうしたリアルタイムの情報は、詩仙堂のホームページで見ることが出来るので、そちらを参考にして下さい。

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2017.11.18

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~智積院 11.11~

Tisyakuin1711181

平成29年11月11日の智積院です。この日は紅葉が見頃を迎えつつあるところでした。

Tisyakuin1711182

ここで最も印象的だったのが銀杏の黄葉で、参道を挟んで二本ある銀杏が綺麗に染まっていました。この日は晴れたかと思ったら急に曇ってきたりと安定しない天気でしたが、この時は快晴になって青空に良く映えていましたよ。

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もみじは見頃の木とこれからの木がはっきりと分かれており、どう評価して良いのか難しいところでした。見頃としては丁度今頃だと思われますが、すでに散った木も出ていると考えられるので、ピークがいつだったかは判断が難しいでしょうね。

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これは金堂から参道を見たところです。以前は左右のもみじが同時に色づいていたのですが、右側のもみじが弱ってきたせいか、一足早く色づく様になりました。今頃は左側のもみじが見頃近くになっている頃なのかな。

Tisyakuin1711186

新しい方の庭園でも傾向は同じで、見頃の木とこれからの木が混在していました。全体としては、やはり今日あたりが見頃だっんじゃないのかな。

ここは以前は全くの穴場だったのですが、最近は情報が行き渡ったのか団体が押し寄せる様になっています。それでも東福寺や清水寺程ではないので、まだお勧めできる場所ではありますね。来週では遅いかと思われるので、明日あたりお出かけになられては如何ですか。

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2017.11.17

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~即成院 11.11~

Sokujyouin1711161

泉涌寺の総門を出たところに即成院があります。ここも泉涌寺の塔頭の一つで、那須与一の墓がある事で知られます。新選組ファンなら、御陵衛士たちの墓がある事も覚えておられるでしょうか。今は入れなくなっていますけどね。

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その即成院にももみじがあった事を思い出し、立ち寄ってみました。色づきはまだ浅かったですが、まずまず綺麗には見えましたよ。

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その写真を撮っているとお寺の方が出てこられて、この方が写真栄えがするでしょうと緋毛氈を敷いて下さいました。確かに味気ない木の床机よりはずっと絵になりましたね。

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ここには弘法大師像があり、その前には犬が二頭並んでいます。これはかつて大師を高野山に導いたとされる二頭の犬を表しており、奈良や和歌山、千葉などの神社にもあるそうですが、京都ではここだけかな。来年の干支に当たっており、また参拝者が大勢訪れそうですね。

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即成院は、以前は非公開だった様に思うのですが、いつの間にやら特別公開と称して、実質通年で公開される様になっています。そこで公開されているのは、まずはご本尊の阿弥陀如来と二十五菩薩像です。ご本尊と三体の菩薩像は平安時代の定朝の作とされており、次の国宝候補とも言われている様ですね。この仏像群は死者を阿弥陀如来が迎えに来る時に、音楽を奏でながらやって来る様を表しており、二十五体の菩薩がそれぞれ楽器を持っているところに特色があります。これだけの仏像群は他ではなかなか見る事ができませんよ。

また、那須与一の墓も公開されており、高さが3mもある石塔です。私も初めて見ましたが、こんなに大きいとは思っていませんでした。ここでは扇に願い事を書いて奉納し、願いが的へと届くようにと願掛けをするのだそうです。

紅葉としては一本しかありませんが、拝観を兼ねてなら立ち寄る価値は十分にありますよ。拝観料は500円と標準的ですね。


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2017.11.16

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~今熊野観音寺 11.11~

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来迎院から今熊野観音寺に来ました。ここでは本堂周辺を中心に、紅葉が見頃を迎えつつありました。

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今熊野観音寺の入り口にある鳥居橋周辺では、もみじはまだ緑のままでしたが、子護大師の周辺ではパステルカラーに染まっていました。中には見頃に染まっている木もあり、今年は例年より少し早いかなという気もしますね。

Imagumanokannoji1711165

大師堂周辺はこんな感じで、見頃に染まりつつある途中でした。今頃はピークを迎えている頃じゃないのかな。

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一番期待していたのは銀杏の黄葉だったのですが、この日はすでに盛りを過ぎつつあるところでした。そのぶん落ち葉が綺麗で、地面を黄色く染めていましたけれどもね。

Imagumanokannoji1711163

今熊野観音寺は西国三十三ヶ所霊場のうちの十五番札所にあたります。なので、私のように紅葉目当ての人よりも、純粋にお参りに来る人の方が多いですね。

また、ここならではの授与品として頭痛封じの枕カバーがあり、盛んにPRされていました。これは以前に紹介した様に、後白河法皇が頭痛平癒の祈願をし、見事に成就した事に由来します。転じてぼけ封じ、学業成就などにも霊験があるとされており、参拝された折りには、お求めになられては如何ですか。

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2017.11.15

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~来迎院 11.11~

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泉涌寺の境内から西へと下る狭い階段があります。あらかじめ知っておかないと見過ごしてしまうでしょうね。その階段を下りた先にあるのが塔頭の来迎院、山門前に架かった風情のある石橋が出迎えてくれる寺です。

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境内の紅葉は三分程度というところだったかな。それより印象的だったのは山茶花で、朝の雨で散ったと思われる花びらが地面に落ちており、晩秋の風情を感じさせてくれました。

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含翠庭は、予測どおり五分程度の色付き方で、太陽の光を透かして見ると、とても綺麗でしたよ。

Raigouin1711155

この茶室は大石内蔵助が建てたという含翠亭です。大正時代に復元されたもので、三畳台目下座床という形式だそうです。かつてはこの中で、浅野家再興や吉良邸討ち入りの密議が交わされたのでしょうね。

Raigouin1711156

来迎院のピークはたぶん今週末頃、境内はそれよりも少し遅めといったところかも知れません。東福寺の喧噪がここまで響くことは無く、静かに紅葉を楽しむには良い所ですよ。

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2017.11.14

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~泉涌寺 11.11~

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平成29年11月11日の泉涌寺御座所庭園です。この日は紅葉が見頃を迎えようとしていました。

Sennyuji1711152

御座所とは、皇室関係者がこの寺に参拝したときに使用する御殿の事。天皇だけが座れる玉座の間などがあります。その前に広がるのが御座所庭園で、一般にも開放されています。特に秋の紅葉が見事な事で知られますが、今年も赤く染まってくれました。ただ、背後の木は緑のままで、この分だと全体が色付く事無く、部分的な紅葉だけで終わってしまいそうな気配です。ここでも、今年の傾向が出ている様な感じですね。

Sennyuji1711153

紅葉そのものは素晴らしく綺麗で、さすがに丁寧に手入れがされている様子がうかがえます。これだけ上品な紅葉は、他ではなかなか見る事が出来ませんよ。

Sennyuji1711155

他のもみじはまだこんな感じで、見頃まであと少しといったところでした。今色付いている木が早いと見るのか、他の木が遅いと見るのかどちらが正しいのでしょうね。

Sennyuji1711156

御座所庭園外では、清少納言の歌碑横のもみじが染まりかけていました。この木は年によって程度に差が出るのですが、今年は良さそうな感じです。

泉涌寺のピークはどうなんだろう、ちょっと予測がつきかねます。この日緑だった部分がいつ色付くかに拠りますが、下手をするとまだら模様になって終わってしまうかもしれません。すると、この日あたりが見頃だったという事になっちゃうのかしらん。紅葉の予測というのは、つくづく難しいものですね。

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2017.11.13

京都・洛東 東福寺方丈庭園

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通天橋を出た後、方丈へと入ってきました。ここでも紅葉が見られるはずだったのですが、まだ早すぎたのは残念でした。でも、久しぶりに見た庭園はやはり素晴らしいものでした。

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方丈の庭は、かつては八相の庭と呼ばれていましたが、2014年に国の名勝の指定を受けたことから、国指定名勝東福寺本坊庭園と名を改めました。昭和の作庭にも関わらず名勝指定を受けるとは、それだけ独創性に富み、かつ調和の取れた優れた庭という事なのでしょう。

これは拝観者が最初に出会う事になる東庭の北斗七星です。かつて東司を解体修理した時に出てきた礎石の余材を使用したものだそうです。作者は無論、重森三怜氏。日本の作庭史上初の星座表現と言われています。

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南庭は、拝観者の度肝を抜くような巨石群が配されています。これは中国の蓬莱神仙思想に基づく四仙島を表しており、その島々の荒々しさを表現しているのでしょうね。それにしても大胆な配し方で、一見荒っぼい様でもちゃんと調和が取れているのが、三玲氏ならではの作庭でしょうか。

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西の端には一転して穏やかな築山が築かれており、京都五山を表すとされています。東の巨石群の荒々しさとの対比がまた見事ですね。

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そして、北庭の市松模様の庭です。この市松模様は、最初は正確な模様を描いており、それが次第に崩れて無くなっていくという並べ方がされています。これは日本画の手法を取り入れているのだそうですね。この日は朝の内に雨が降ったせいか、苔がとても綺麗なのが印象的でした。

もみじこはこの庭にあり、葉の色がくすみ始めたはがりでした。ここが色付いていたら、苔との対比が綺麗だったのでしょうけどね。それはまた今度の楽しみとする事にします。

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2017.11.12

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~東福寺 11.11~

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平成29年11月11日の東福寺です。この日は、紅葉が三分程度に進んでいました。

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まだ見頃には早いとは判っていたのですが、お目当ては通天楓でした。褐色とも黄色とも違う何とも形容が難しい色合いですが、ここならではの景色が見たかったのです。もみじよりは少し早く色付くので、盛りの頃に来るともう散ってしまっている事が多いのですよ。

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それと混雑を避けたいという意味もありました。連休の頃の混み方は半場ではないですからね、東福寺駅のホームから通天橋まで行列が繋がっている事も珍しくありません。

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この日は見頃には遠かったにせよ、部分的には綺麗に色付いたもみじも見られました。今年はこういう二極分化が多いですね。全体的にまだ緑でも、鮮やかに色付いた木が何割かあるという極端な傾向が見られる気がします。

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まだ見頃という情報が無いせいか、臥雲橋も通天橋も混雑するという程ではありませんでした。余裕でこうした写真が撮れたのはちょっと意外でもありましたね。

東福寺のピークは今週末から来週にかけてでしょうか。連休の頃には部分的には終わっている木もあるかも知れません。

なお、例年と違って通天橋は出口専用になっており、従来の出口が入口になっています。基本的には、通天橋は一方通行という事になるのかな。撮影禁止時期がある事と言い、安全対策として色々と工夫がされている様ですよ。

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2017.11.11

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~天授庵 11.5~

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平成29年11月5日の天授庵です。この日は紅葉が見頃を迎えつつあるところでした。

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天授庵で最も早く色づくのはこのもみじなのですが、まだオレンジ色が勝っており、盛りまではあと少しという感じでした。今頃はどうだろう、やや盛りを過ぎてしまっている頃かな。

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こちらは中庭のもみじで、パステルカラーが綺麗でした。あと、沙羅の木の褐色に色づいた葉も綺麗でしたよ。

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南庭は色づき始めたところでした。こちらはどうだろう、部分的に見頃になっているころかな。

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この日回ったところでは、色合いは今のところ悪くないといった感じでした。でも、結果は終わってみなければ判りません。最後まで綺麗に色づく木もある一方で、途中で縮れてしまってそのまま散ってしまう木も出ますからね。全ての木が綺麗になるとは限らないのが、紅葉の予測の難しさです。

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2017.11.10

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~永観堂 11.5~

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平成29年11月5日の永観堂です。この日は放生池の周辺で、紅葉が見頃となりつつありました。

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永観堂は言わずと知れた紅葉の名所ですが、毎年この放生池の周辺から色づき始めます。この日もまだ色づきは浅かったものの、遠目には結構綺麗でしたよ。

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その理由は、こんな具合に真っ赤に染まった木が点在していたせいでしょうか。こういう木はごく一部なのですけど、色づきかけた木々の中にあっては存在感を放ちます。

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見る角度を変えて冷静に見れば、色づきはじめたというのが正しいのかな。放生池から離れた境内にはまだまだ緑のもみじがあり、盛りになるのはこれからだと思われます。

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拝観料は寺宝展の開催という事で1000円となっています。実質紅葉のための拝観料だと思われますが、高いとみるか妥当とみるかは微妙なところですね。でも、ここならではの紅葉があることは確かです。

なお、ライトアップも行われており、こちらは拝観料が600円となっています。

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2017.11.09

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~真如堂 11.5~

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黒谷から真如堂へとやって来ました。ここでももみじはほとんどが緑基調だったのですが、桜や花の木などが見頃を迎えようとしていました。ただ、最も古い花の木が今年は様子がおかしく、ほとんど葉が残っていません。もしかしたら、台風の影響で散ってしまったのかしらん。

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こちらは綺麗に染まりつつある花の木です。右の枯れ枝が古い方の花の木で、いつもの年ならここにも鮮やかな葉が茂っているはずでした。ちょっと寂しい光景ですね。

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もみじの中で一番染まっているのが、三重塔の前のこの木です。まだオレンジ色ですが、このまま上手く染まってくれると真っ赤になりそうですよ。途中で縮れてしまわない事を祈るばかりです。

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このあたりは、未だまだら模様ですね。まあ、今の時期としてはこれが標準的な進み方なのかもしれません。

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本堂周辺のもみじは北、南、東ともまだ緑、弁天池の周囲は3分から5分程度でした。見頃の予測は難しいけれど、今月中頃くらいから始まるのかな。人出のピークは間違いなく連休前後で、あまり広いとはいえない境内が、人波で埋まる事だけは確実です。

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2017.11.08

京都・洛東 京都紅葉事情2017 ~黒谷 11.5~

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平成29年11月5日の黒谷です。この日は部分的にですが、紅葉が見頃を迎えようとしていました。

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境内全体を見渡すとまだまだ緑基調なのですが、中にはこんな具合に見頃を迎えたもみじもあります。特に山門周辺で色づいたもみじが多かったです。

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これは山門北側の元々赤いもみじです。一旦褐色になっていたのですが、再び赤く染まり始めていました。盛りまではもう少しというところだったかな。

山門周辺に多い桜は見頃を過ぎて散りが盛んで、お寺の人が落ち葉の掃除に精を出されていました。

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塔頭の栄摂院でももみじが良い感じに染まりかけていました。写真では見頃の様に見えますが、実際にはまだ少し色づきが浅く、盛りまではあと少しという感じでした。それにしても、絵になる景色ではありますね。

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紫雲の庭の特別公開は11月10日から12月3日までです。こちらも紅葉が綺麗ですので、黒谷を訪れられた時には、一緒に拝観されては如何ですか。御影堂・大方丈・庭園だけなら600円、山門がセットになると1200円です。伊藤若冲の群鶏図屏風も公開されるそうですよ。

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2017.11.07

第53回京都非公開文化財特別公開 ~報土寺~

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毎年恒例になっている京都非公開文化財特別公開、今年は報土寺に行って来ました。報土寺はかつての遊郭街、五番町に隣接して建つ寺で、遊女の投げ込み寺でもあった寺でした。五番町については、水上勉の小説「五番町夕霧楼」に詳しいですね。

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その遊女たちの後日談として一つのエピソードが伝えられています。以前は本堂の東側に離れがあったのですが、実はそこは遊女の亡骸を置いておく場所でした。先代の住職の時、何も知らずにその離れを解体したところ、近隣で怪異が頻発する様になり、これは遊女たちの祟りだという噂が立ちました。そこで境内に観音像を建てて遊女を供養したところ、怪異はすっかり収まったとの事です。これがその観音像ですが、遊女たちの味わった辛苦は今でも続いているかのようです。

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報土寺自体は本来遊女とは関係が無く、平安時代に別の場所に建てられたそうです。創建当時は真言宗で、後に荒廃と復興を繰り返す内に浄土宗に改宗されました。現在の地に移ったのは江戸時代の事で、現在本堂の東に安置されているこの地蔵尊は腹帯地蔵として、安産のお地蔵様として信仰されていました。

遊郭が形成されたのはこの寺が移ってきた後の事で、場所柄投げ込み寺となったのでしょうね。悲しい歴史を紡いで行ったのは、この寺の持つ宿命だったのでしょうか。

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今回の特別公開では、本堂の他に重要文化財の阿弥陀如来立像が公開されています。この阿弥陀仏は正嘉2年(1258年)の銘があり、制作年次がはっきりしている希有な例です。およそ100年前に京都国立博物館に寄託されており、以来この寺に帰ってくるのは今回が初めてだそうです。元は近江の八幡宮にあったものとされ、その本地仏としてこの寺に祀られた様です。精緻な彫刻が施された美しいお顔の阿弥陀様ですよ。

また、かつてこの寺の塔頭に照福院という寺があり、その開基が黒田如水の妻、光(てる)だった事から、光の肖像画と位牌、それに墓が伝えられていて、今回の公開で見る事が出来ます。また如水の位牌も一緒に公開されていますよ。

京都非公開文化財特別公開は12日までとなっています。拝観料は800円と少し高いですが、それだけの値打ちのある特別公開だと思います。


アクセス 市バス 千本仲立売 徒歩3分

位置図

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2017.11.06

京都・洛北 京都紅葉事情2017 ~源光庵 11.3~ 

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光悦寺のすぐ近くにあるのが源光庵です。曹洞宗の寺で、伏見城で切腹した徳川家家臣団の血天井がある事で知られます。その山門も二つの丸窓を持った独特のもので、この日はまだ萩と開花前のススキが参道を飾っていました。

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光悦寺のすぐ近くにあるのに紅葉の進み方はまるで違っており、こちらはやっと色付き始めたばかりでした。一番進んでいたのが本堂前のこの大もみじで、見頃まではあと一週間から10日ほどでしょうか。

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庭園は本当に色付いたという程度で、見頃までにはまだ暫く時間が掛かりそうです。どうなるかは今後の冷え込み加減でしょうけど、次の連休前後になるのでしょうか。

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悟りの窓と迷いの窓から見えるもみじは全くの緑で、見頃がいつになるのかは見当がつきません。これも今後の冷え込み加減次第で、次の連休前後に見頃になったら喜ぶ人が多くなるでしょうけど、果たしてどうなるでしょうね。

Genkouan1711066

境内ではホトトギスが咲いていました。門前の萩と言い、ここでは秋の進み方が少しだけゆっくりとしているかの様です。

アクセス 市バス 源光運前すぐ

位置図

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2017.11.05

京都・洛北 京都紅葉事情2017 ~光悦寺 11.3~ 

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平成29年11月3日の光悦寺です。この日は紅葉が見頃を迎えようとしていました。

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光悦寺は鷹峰にある日蓮宗の寺です。元は本阿弥光悦が営んだ工芸集落で、住居と共に営んだ位牌堂が光悦の死後に寺とされました。

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紅葉は光悦垣周辺を中心に境内一円にありますが、思っていた以上に進んでいました。ピークにはまだ少し早いですが、見頃開始とまでは言っても良いかも知れません。

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このもみじなどは本格的に色付いていますね。こんな木が何本か有り、今行っても結構見応えはありますよ。

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ただ注意しなければいけないのは11月10日から13日は茶会のために拝観が停止される事で、次の週末には入ることが出来ません。これはちょっと痛いかもしれませんね。平日に行ける方は早めに行かれた方が良いかも、です。それともいっその事、連休の頃まで待って参道の紅葉を楽しむのが吉かな。


アクセス 市バス 源光庵前 徒歩3分

位置図

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2017.11.04

京都・洛西 紅葉コレクション ~仁和寺~

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(写真は平成27年11月21日撮影)

仁和寺は御室の名で知られる真言宗御室派の総本山です。創建は仁和4年(888年)の事で、元号から取って仁和寺と名付けられました。開基は宇多天皇で、その出家後に御室と称した一坊に住まわれた事から、御室御所の別称があります。

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代々の門跡寺院であり、金堂などの諸堂とは別に御殿と呼ばれる一群の建物を持つことが特徴で、かつての寝殿造を彷彿とさせてくれます。中でも見事なのは宸殿から見た北庭で、池の向こうに築山と茶室、さらにその背後に五重塔を配した景色は素晴らしいの一言です。また、春の御室桜でも有名ですよね。

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紅葉は境内一円で見ることが出来ます。見頃になるのは11月中頃から下旬にかけてでしょうか。見所は金堂に向かう階段付近、五重塔周辺などで、拝観料が要らない事がうれしいですね。また、御殿の中も紅葉を見ることが出来ますが、こちらは500円の拝観料が必要となります。


アクセス

市バスまたはJRバス 御室仁和寺すぐ

京福電鉄 御室仁和寺駅 徒歩3分


位置図

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2017.11.03

京都・洛北 紅葉コレクション2017 ~京都府立植物園~

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(写真は平成27年12月13日撮影)

京都府立植物園は、大正13年1月1日に、日本で最初の公設植物園として開園されました。広さは24ヘクタールを誇り、約12000種類、およそ12万本の植物が植えられています。元々は大正天皇の即位を記念した大礼記念京都大博覧会の開催用地として購入されたのですが、博覧会が中止となったため、代替案として植物園が計画されたという経緯があります。

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戦後の12年間は占領軍に接収され、住宅用地とされたため多くの樹木が伐採されましたが、返還後は再び整備され、昭和36年から一般公開を再開しています。

大きくは山城原生林の面影を残した自然生態園を中心とした北半分、バラ園や沈床花壇のある南半分に分かれ、さらには日本最大級の規模を誇る観覧温室も備えています。年間の入場者はおよそ90万人で、京都府民の憩いと学習の場として活用されています。

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紅葉は自然林を残すなから木の森付近が中心で、池面に映えるもみじが鮮やかです。また、植物園らしく多種多様な植物の紅葉や黄葉が見られる事も特徴で、中でもフウの木の紅葉は圧巻ですよ。多様な木がある事から見頃は長く続き、11月初め頃から12月中頃まで続きます。最も早く見頃になるのは、正門に続く欅並木かな。入園料は200円と格安で、何回も行く人は千円の年間パスポートもお勧めです。


アクセス

市バス 植物園前から徒歩5分

地下鉄 北山駅から徒歩1分


位置図


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2017.11.02

京都・洛北 紅葉コレクション2017 ~下鴨神社~

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(写真は平成27年12月13日撮影)

下鴨神社は正式には加茂御祖神社と言い、平安京以前にこの地を支配していた賀茂氏の氏神です。加茂建角身命と玉依媛命を御祭神として祀り、始まりは紀元前に遡ると伝えられます。その傍証として、糺の森の発掘調査で縄文期から弥生期にかけての遺跡が見つかっており、古くからこの地が開かれた場所であった事が伺えます。

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もう一つの賀茂神社である上賀茂神社とは親子の関係にあり、玉依媛命の子が上賀茂神社の御祭神である別雷大神にあたります。上と下の違いは、加茂川の上流にあるか下流らあるかの位置関係からそう呼ばれているのですね。元々は一つの神社でしたが、あまりにその力が強くなりすぎたため、時の朝廷から二つに別けられたという経緯があるとも聞きます。

この両社の祭りである賀茂祭(葵祭)の起源も古く、続日本記の記録に、大勢の見物人が出るので警備する様にとの命が出されたとあるそうです。この様に京都盆地で最古級の神社である事から、平安京の造営にあたっては成功の祈願が行われており、以来国民の平安を祈願する社として定められています。

下鴨神社の特徴の一つに言社(ことしゃ)があります。本殿の前に並んだ小さな社で、それぞれ十二支の神を祀ります。参拝者はまず本殿にお参りし、その後で自分の干支の社にお参りするという作法なのですが、他の神社には見られない下鴨神社独特の参拝法ですね。

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下鴨神社の紅葉は、鎮守の森である糺の森が中心となります。糺の森は加茂川と高野川の合流点に出来た三角州の上に形成された森で、京都市内では貴重な原生林として、山城原野の面影を止めていると言われます。

紅葉の時期は京都市内では最も遅く、12月初旬から中旬にかけてが見頃で、遅い年は年末まで、さらには年明けまで紅葉が残る事もあります。また、もみじ以外の高木(椋や欅など)の黄葉も見ることが出来、こちらは11月半ば頃から順に色づいていきます。ただ、色づくのが上の方なので、あまり目立たないのが残念ですね。


アクセス

市バス 下鴨神社前 徒歩5分

京阪電車 出町柳駅 徒歩12分


位置図

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2017.11.01

京都・洛東 紅葉コレクション2017 ~圓徳院~

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(写真は平成27年12月6日撮影)

圓徳院は高台寺の塔頭、北政所の終の棲家として知られます。1605年(慶長10年)に伏見城の化粧御殿とその前庭を移したのがその起源と伝わります。ねねの死後、甥の木下利房が開基となり、高台寺の三江和尚を怪開山として寺に改められ、塔頭となりました。

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北政所はこの地で19年間暮らしたのですが、その間遊芸好きな北政所は毎日の様に舞芸の優れた者たちを呼んで楽しみ暮らしたので、次第にこの付近に芸達者な者たちが住む様になり、北政所の死後も山根子と呼ばれる町芸者の集団となりました。山根子は北政所の寵愛を受けた事から格式の高さを誇り、芸だけを見せる品行方正な芸能集団として知られていました。北政所の遊び心がそんな芸人たちを育てたとは、なかなか面白い事ですね。

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圓徳院には北と南の二つの庭があり、それぞれ紅葉を楽しむ事が出来ます。このうち、南庭は平成6年に整備された比較的新しい庭で、もみじもそれだけ若く、深みには少し欠ける感じがします。もう暫くすると風情が出てくるのかな。

北庭は賢庭作で、小堀遠州が手を加えたと言われます。こちらのもみじは年期が入っており、色づきも良いですね。見頃になるのはかなり遅く、11月末から12月初め頃になる事が多い様です。でも仮に紅葉をみる事が出来なくても、その見事な作庭を見るだけでも行く価値はありますよ。


アクセス

市バス 東山安井 徒歩5分

京阪電車 祇園四条駅 徒歩15分


位置図

 

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