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2017.10.08

京都・洛南 御香宮神幸祭2017

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平成29年10月8日、伏見にある御香宮神社の神幸祭が行われました。この神幸祭は毎年10月の初旬に9日間に渡って行われる大規模なもので、洛南の大祭とも呼ばれています。

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元は徳川秀忠が千姫の誕生を祝して奉納した神輿を担いで氏子の町内を回るのが本来の姿でした。この神輿は日本で最も重いとも言われるもので、総重量は2トンを超すという巨大なものです。ただ、あまりにも重すぎて運用が難しくなり、昭和37年より2基の神輿を新調し、千姫神輿に代えて運行される様になりました。

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昭和61年にはさらにもう一基が追加され、現在では3班体制で運営されています。この3基の神輿が時間差を付けて氏子域を回るのですが、大手町だけでなく向島や六地蔵を含む伏見九郷という広大な地域をカバーするのですから大変です。朝九時に出かけて帰ってくるのが夜の七時だそうですから、その苦労の程も知れるというものですね。

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実は私はまだ見たことが無いのですが、この神輿を先導する獅子舞が居るのだそうです。文政四年に時の伏見奉行から奉納されたものだそうですが、これも相当に巨大なものだそうですね。どういうタイミングで行けば見られるのか判らないのですが、一度は見ておきたいものです。

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神輿の渡御で見せ場となるのが神輿振りです。神輿を振ることによって神の神威を高め、豊作を祈るという意味があるそうですが、担ぎ手にとっても心意気を示す場面でしょうね。この神輿の場合は道中で5カ所で行うという説明がありましたが、それに先立ち拝殿でも行われました。その様子を動画にてご覧下さい。

見ていて気づくのは先棒を担いでいる人は、次々と入れ替わっている事ですね。どこの神輿でも同じなのですが、やはり先棒を担ぐ人は負担がそれだけ大きいという事なのでしょうか。次に表門前で行われた神輿振りをご覧下さい。

こちらは万歳の姿勢で神輿を揺らすというもので、見た目はこちらの方が大変そうです。でも、力は均等に掛かっている様なので、先棒だけがきつくなるという事はなさそうにも見えます。まあ、こちらは見ているだけですから、好きな事が言えるのですけどね。

今年は今日で終わりですが、来年は初日と八日目の夜に行われる花傘の総参宮や、獅子舞なども見てみたいです。ただ、以前はホームページにあった予定表が無くなったのが残念かな。やっぱり何があるか判らないと不便なので、ぜひ復活させて欲しいものです。

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コメント

このお祭りか北野天満宮のずいき祭りに行きたかったのですが
今年もかないませんでした^^;

こちらで楽しませていただきました(*^_^*)

投稿: Milk | 2017.10.09 14:35

Milkさん、

ずいき祭りは私も行きそびれてしまいました。
今年は初日が日曜日でチャンスだったのにね、もったいない事をしました。
代わりにこの祭りに行けたのは、せめてもの救いです。

投稿: なおくん | 2017.10.09 21:16

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