京都・洛東 仲秋の境内2017 ~真如堂 9.30~
黒谷から真如堂へと来ました。真如堂もすっかり秋の気配に包まれており、本堂前から見た景色は一見紅葉を迎えた様にも見えます。でも、色付いているのは花の木の先端と桜の一部のみで、本格化するのはまだまだ先の事ですね。
先日は真如堂の萩は大したことが無いと書いてしまいましたが、今年はいつもと様子が違っていました。結構花付きが良く、それなりに見応えがあったのですよ。名所とまでは言えないまでも、嬉しい誤算でした。
彼岸花はこの前週が盛りだったらしく、終わった花がそこかしこに見られました。でも、まだ名残の花が残っており、その鮮やかな色彩を放っていました。
これから見頃を迎えるのがホトトギスですね。まだつぼみのところが多い中、塔頭の覚円院ではわずかながら開花が始まっていました。
そして、この色を見ると秋の深まりを実感するのがサンシュユの実です。秋珊瑚の異名を持つこの実はとても苦く、鳥も敬遠する様で冬になっても長く木に残っています。いよいよ食べるものがなくなったら、仕方なくついばみに来るという感じなのかな。でも、色合いはとても美しく、珊瑚の名にふさわしいですね。見た目と味が全く異なるという不思議な実です。
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コメント
真如堂の萩も咲きすすみましたね(*^_^*)
蜂はとんでいませんでしたか?
投稿: Milk | 2017.10.02 13:47
Milkさん、
真如堂の萩には蜂は居ませんでしたが、
藤袴にスズメバチが来ていたのには驚かされました。
あの花にも来るのですね。気をつけなくては。
迎称寺ではミツバチがぶんぶんと飛んでいましたよ。
投稿: なおくん | 2017.10.02 21:15