京都・洛東 晩秋の境内2017 ~真如堂 10.8~
秋の空に包まれた晩秋の真如堂です。花の木の色付きは毎年早く、この時期に既に半ば近くまで赤くなり始めています。でも、本格化するのはこれからで、11月の中頃にかけて枝先はさらに赤く、枝の根元は黄色に染まっていく事になります。
そんな晩秋の色が濃くなり始めた真如堂でしたが、その一方でまだ萩が残っていました。雨でもう散ってしまったかと思っていたのですが、意外と長持ちしていますね。そして、残暑の様な暑さの中、季節が遡ったかの様にツクツクボウシがまだ鳴いていたのには驚かされました。毎年、こんな時期まで鳴いていたっけかな。
意外と言えば、ホトトギスはあまり咲き進んでいませんでした。早いポイントではもう盛りになっているところもあるのですけどね、この花にも個体差や地域差がある様です。
もう一つ、秋明菊も盛りにまではあと一歩でした。ここの墓地への入り口では、あまりに多すぎて興醒めするほど群落になって咲くのですが、それも今週末くらいまで持ち越しなのかな。晩秋とは名ばかりの、季節がせめぎ合っている感じのした真如堂でした。
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コメント
ホトトギスって鳥の名前と同じですね
こんな花があるなんて知りませんでした。
斑点模様が似てるから付いた名前らしいけど、
誰がこの花と鳥を結び付けたのか? 不思議~
投稿: mami | 2017.10.13 22:00
mamiさん、
ホトドギスもこの時期、あちこちで咲いている花です。
この花も北海道には無いようですね。
この花の名前を付けた人は鳥にも詳しかったのでしょうね。
想像力も豊かだったんだろうなという気がします。
投稿: なおくん | 2017.10.13 23:31