京都・洛東 夏の終わりに2017 ~法然院 9.2~
午後4時を回り山門が閉じられた法然院です。でも西日が木漏れ日となって、いつもよりも参道が明るく感じられたのが不思議でした。
山門前に建てられた不許葷辛酒肉入山門の石碑です。結界石とも呼ばれ、修行の妨げになるものを口にした者は、山門に入る事を許さないという意味です。でもこれを厳守するとすれば、ほとんどの観光客は中に入れない事になってしまいますね。
山門が閉じられていても、脇道からは中に入る事が出来ます。人の入らない山門の写真を撮る事が出来るので、この時間帯に来る人も多いですね。もっとも、この日にカメラを持っていたのは私一人でした。
そのわりに三々五々と人がやって来ていたのは、ここでコンサートが行われるからの様でした。法然院は以前からコンサートやシンポジウムの誘致に熱心で、固定ファンも多い様ですね。古くて新しい布教活動とも言え、京都でもこういう寺は珍しいです。
紅葉時分になると、私の様なカメラマンが増える事だろうな。でもそういう者でも拒否しないのがこの寺の良い所です。もみじが色付く頃、閉門時間を目指してまた訪れようと思っているところです。
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コメント
静かな雰囲気がいいですね。
久しぶりに法然院に行きたくなりました。
投稿: Milk | 2017.09.10 17:37
Milkさん、
写真では静かに見えますが、実際には結構な人が集まっていました。
一人浮いた感じで、妙な気分でした。
投稿: なおくん | 2017.09.10 21:14