京都・洛東 青もみじ2017 ~養源院 6.25~
梅雨の雨を含んで、一層緑を増した養源院の青もみじです。いつもながら、美しい参道ですね。
養源院は、秀吉の側室淀殿が、実父の浅井長政の菩提を弔う為に建てた寺。一度は焼失してしまいますが、後に妹であり、徳川秀忠の正室の江によって再建されています。
関ヶ原の戦いの前哨戦であった伏見城の戦いの際、切腹して果てた徳川家臣の血が染みついた血天井がある事でも知られ、拝観すると絵解きの様に血模様の解説をしてくれます。
俵屋宗達の絵がある事でも知られ、一昨年の琳派400年の際には随分と賑わいを見せていました。今は少し落ち着いた様ですけどね。
豊臣氏によって建てられ、徳川氏の菩提寺になったという数奇な運命を辿った養源院は、今は深い緑に包まれて静かに佇んでいます。秋には紅葉が見事で、四季の移ろいが感じられる良い場所ですよ。
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