京都・洛中 梅雨の晴れ間に2017 ~本法寺 7.8~
相国寺から本法寺へやって来ました。ここでの目当ては紫陽花です。ここの紫陽花は日当たりのせいなのか、見頃になるのが遅いのですよ。
で、確かに花は丁度良い見頃だったのですが、花数が思ったほどではありませんでした。当たり年だと株全体を花が覆うほど咲くのですけどね。
紫陽花が思ったほどでもなかったので、境内を散策する事にしました。ここで一番目立つのが多宝塔です。永観堂や知恩院、常寂光寺、大覚寺などにもありますが、市街地にあるものとしては唯一の存在じゃないのかな。解体修理が終わってからおよそ10年になりますが、丁度時代が乗ってきて良い感じになっています。
本堂前に立つ銅像は長谷川等伯、能登の人で生家の菩提寺の伝手で上洛し、この寺の塔頭の教行院に住みました。狩野派との確執の中多くの作品を残し、本法寺にも巨大な涅槃図が伝わっています。普段は写真の複製ですが、毎年3月には真作が公開されており、その出来映えは複製からでは計り知れないものがあります。拝観料が少し高いですが、一見の価値はありですよ。
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