京都・洛東 半夏生の庭特別公開2017 ~両足院 6.18~
平成29年6月18日の両足院です。今日は丁度半夏生が開花し、見頃となったところでした。
両足院は建仁寺の塔頭。1358年に龍山徳見の墓所として開かれました。初めは知足院という寺名でしたが、後に両足院と名を改めています。
書院前庭は池泉回遊式の庭で、鶴を象った池の周囲に半夏生が植えられており、この時期になると美しい花を咲かせます。その開花に合わせて特別拝観が実施されていて、毎年多くの拝観者で賑わいます。
半夏生はドクダミ科の多年草。半化粧とも書き、その名のとおり葉が半分化粧した様に白く染まります。花は細長い穂状花序で、やはり白色ですね。白くなるのは昆虫をおびき寄せるためなのだとか。
今年の特別公開は7月6日までです。まだ開花したばかりなので見頃は暫く続き、たぶん会期末日まで持つんじゃないかな。でも綺麗な花を見たいと思う方は、早めにお出かけになるに超した事はないですよ。
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コメント
半夏生の葉って綺麗なんですね
あまり見たことがないので、調べてみたら、やはり北海道だけ自生していないと書かれてました。 残念です
投稿: mami | 2017.06.19 23:35
mamiさん、
半夏生は白と緑だけで一見地味そうですが、
実際に見るととても綺麗ですよ。
花だけを見ていたら、幽玄の世界に引き込まれそうです。
北海道に自生していないとは残念ですね。
植物園とかに植えられていたりはしませんか。
投稿: なおくん | 2017.06.19 23:45