京都・洛東 梅雨の晴れ間に ~二年坂・三年坂 6.18~
八坂の塔から坂道をのぼって行くと、やがて二年坂にたどり着きます。大同2年に出来たという古い坂道ですが、周辺が今のように整備されたのは大正時代に入ってからの事です。最初は貸家街だったのですが、今は商店街の様に変わっています。
二年坂から三年坂に至る道筋にあるのが清水山荘に通じる路地です。この路地の雰囲気が好きで、ここを通るとついカメラを向けたくなります。
二年坂から三年坂、それに清水寺にかけては、修学旅行生と外国人客とで大賑わいでした。修学旅行生の喧噪と外国語の氾濫で、情緒も何もあったものではないですね。せめて写真だけても涼しげにと、しだれ柳越しに三年坂を撮ってみました。
ずっと外国人観光客の誘致を進めてきた京都市ですが、現状は受け入れられるだけのキャパシティを越えてしまっていると言われます。宿泊施設しかり、交通機関しかりで、有名観光地の混雑も限界を超えてきているんじゃないかしらん。
観光立国も良いけれど、もう少し考えないと、せっかくの観光資源も人混みで台無しになってしまうことになりかねません。ここは京都市や地元業者の方たちに、知恵を出し合ってひと頑張りして欲しいものだと思います。
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