京都・洛東 京都新緑事情2017 ~天授庵 5.14~
南禅寺の塔頭の天授庵は、もみじの名所として知られたところです。南禅寺という名所の中にさらに違う名所があるのも面白いですが、本寺とは異なる別世界を持っているからこそ成立する話です。
天授庵の庭は、苔と白砂、それにもみじを主体としています。そこに松や百日紅、そして沙羅の木が溶け込むようにして配されています。ふと歩いてみたくなる石畳も印象的ですね。
この日はそれなりの数の拝観者が居たのですが、暫く待っていると誰も居なくなってしまいました。これがこの時期の京都の特徴で、混んでいる様でも意外な程静かな時間を過ごす事が出来るのです。
なので、この構図の写真も撮り放題です。紅葉時分なら至難の業なのですけどね。あまりに容易に撮れてしまうので、有り難みが少なくなってしまいます。
南庭では、カキツバタの園芸品種が咲いていました。この花は初めて見たかな。ここの池の主役である睡蓮は、まだもう少し時間が掛かる様でした。また夏になったら、蝉時雨を聞きながら睡蓮を見るのも良いかなと思っているところです。
| 固定リンク
「京都・洛東」カテゴリの記事
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~真如堂 12.8~(2018.12.11)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~円山公園 12.1~(2018.12.08)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~圓徳院 12.1~(2018.12.07)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~高台寺 12.1~(2018.12.06)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~興正寺霊山本廟 12.1~(2018.12.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
静かな天授庵いいですね!
新緑が目にも優しいし(*^_^*)
投稿: Milk | 2017.05.20 13:41
Milkさん、
貸し切りの天授庵は素敵でしたよ。
紅葉時分にもこんな感じたと嬉しいのですけどね。
投稿: なおくん | 2017.05.20 21:28