京都・洛東 京都新緑事情2017 ~南禅院 5.14~
南禅院は南禅寺の塔頭の中でも、南禅寺発祥の地として特別な位置にある寺です。ここは南禅寺の開基である亀山法皇の離宮跡であり、その離宮を寄進し大明国師を開山として発祥したのが南禅寺のはじまりです。
その本堂には亀山法皇の木造が安置されているはずなのですが、この日は頂相が掲げられていました。たぶん大明国師の頂相なのでしょうか。
南禅院の庭園は池泉回遊式で、実際に歩いて回ることが出来ます。庭園にはもみじが多く、今の季節には新緑が見事ですね。
作庭したのは亀山法皇自身で、後に無窓国師によって完成させられたと伝えられます。京都市内に残る唯一の鎌倉時代の庭で、史跡・名勝に指定されています。
正直言って、少しもみじが茂りすぎな観もあるのですが、その分緑に溢れているとも言えましょうか。拝観料も300円と格安ですし、穴場スポットとしてお薦めの場所の一つです。
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