京都・洛中 クリスマス風景2016 ~新京極~
今日はクリスマスの日、ここまで様々なクリスマスイルミネーションを紹介してきましたが、最後は新京極のクリスマス風景をお届けします。
新京極と三条通が交わる場所が微妙な坂道になっています。通称たらたら坂と言いますが、坂の上から見ると少しだけ見通しが効くのがわかります。
たらたら坂の起源は安土桃山時代に遡り、秀吉が三条大橋を架けた時に、前後の道も橋桁と同じ高さにした事に始まるのだとか。当時は新京極のあたりはまだ河原で、段差は捨て置かれたのですね。
時代はずっと下がり、明治5年に新京極通が整備された時に、段差を解消するために小さな坂が造られました。それが今のたらたら坂ですね。名前の由来は歩くとぞうりがたらたらと音を立てたからだとか言われますが、真偽のほどは判りません。
この新京極のクリスマスの飾り付けも今日までで、夜中には正月飾りに変えられるのでしょうね。キリスト教から神道あるいは仏教へと、変わり身の早さは日本ならではかな。まあ、楽しければ良いといういい加減さは、私も人後に落ちませんけどね。
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