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2016.11.20

真田丸 第46回「砲弾」

茶臼山、家康本陣。力攻めは止めだと家康。如何なされますと正純。イギリスの大砲は未だかと家康。まだ数日は掛かると正純。兵を三つに分け、代わる代わる鬨の声を上げさせよと家康。

大坂城、秀頼の居室。この勢いに乗って家康の本陣に攻めかかろうと秀頼。戦はただ勝てば良いというものではない、兵を損じない事も大事と幸村。ここは守りに徹する、兵糧は敵が先に尽きる、あせって攻めて来る敵を打ち払う、大坂城はびくともしなかったと天下に知らしめる、そうすれば敵の中に心変わりする者が現れると幸村。

私は父上の城を守り、安寧の世を守り、父を越えたいと秀頼。

殿様にはもっとご自身の言葉の重みを知って欲しい、大坂城の主は殿様と幸村。

その時、沸き上がる鬨の声。何事かと焦る人々。

怖がる侍女達を安心させるきり。

真田丸。虚仮威しと見破った幸村。負け犬の遠吠えと、犬の鳴き真似をしてみせる団衞門。

淀の方の部屋。敵も色々考えるものだと淀の方。これからが正念場と幸村。私は戦にも政にも関心が無い、秀頼が無事であればそれで十分と淀の方。

廊下。幸村と行き会った初。姉は城と共に焼け落ちるのを待っている、どうか姉を救ってやって欲しいと初。

江戸、真田屋敷。七本槍の一人として、せめて自分だけでも秀頼公の役に立ちたいと長泰。荷は船に積んだと綱家。干し飯を持ってきたこう。では参りましょうと信之。

信之の前に立ち塞がった稲。わしの馬鹿を許せと信之。稲に代わって現れた昌相。徳川の目を盗んで大坂城に兵糧を運び入れるのは無理、真田は終わると昌相。父も源次郎も散々無茶をして来た、自分も一度くらいはと信之。そなたの父はどんなに無茶に見えても常に先を見据えていた、真田の家を滅ぼすつもりかと昌相。

先に行っていると長泰。すまぬと昌相を突き放す信之。背後からねばねばした網を投げた昌相。

長泰に、この件には真田家は一切関わりは無いと断る綱家。心得たと長泰。

網に絡め取られた信之。

大坂城。大助の手柄に上機嫌の内記と作兵衛。危ない事をさせてと怒っている春。戦には危険は付きものと幸村。その時、再び上がる鬨の声。部屋の外に出て、庭が変わっている事に気付いた幸村。籠城が長引くならと畑を作ったと作兵衛。

軍議の場。なんで打って出ないと荒れる又兵衛。俺たちも戦いたいんだと勝永。浪人衆も同じ思いと全登。いずれ攻めて来るそれまで待つんだと幸村。

家康の本陣。なぜ総攻めを命じられないと秀忠。将軍様は戦というものが判っておられない様だと家康。戦というものはただ勝てば良いというものではない、如何に兵を損なわずに城を落とすかが肝要と正信。

信伊を呼んだ家康。幸村を調略せよと家康。無理だと断る信伊。寝返れば十万石を与えようと家康。

信吉の陣。これより城に入る、渡りを付けたいと信伊。

暗闇に向かって矢文を放つ三十郎。受け取った佐助。

佐助から文を受け取った幸村。

真田丸。夜陰に紛れて現れた信伊。酒を酌み交わし、久闊を序す二人。家康からの書状を渡し、読まんでいいと早々に帰る信伊。文を破り捨てた幸村。

家康に不首尾だったと報告する信伊。

とある一室。襖越しに会話する正純と有楽斎。大御所様は和睦をお望みだと正純。なかなか難しいと有楽斎。やって頂こうと正純。

秀頼の御前。和睦を持ち出した有楽斎。なりませぬと幸村。和睦いたしましょうと大蔵卿局。今少し様子を見たいと秀頼。

軍議の場。負けてもいないのに和睦など冗談では無いと又兵衛。その理屈が通じる人たちではないと幸村。秀頼公は何とと勝永。まだ考えておられると幸村。

佐助に有楽斎の動きを探れと命じた幸村。

秀頼の部屋。代わる代わる秀頼を責める有楽斎と大蔵卿局。

殿はとうとう押し切られてしまった、左衛門佐なんとかならぬかと治長。

夜、淀の方の居室。何故あの者たちは和睦したがるのかと淀の方。浪人衆が力を付けるのが恐ろしいのだろうと幸村。せっかく豊臣のために力を貸してくれているというのに、おかしな話だと淀の方。秀頼公を説き伏せて欲しいと幸村。

まことの事を言います、私は秀頼と居られれば良いのです、この城も手放せと言われれば手放しましょう、どこか遠くの小さな国に移って、皆で暮らせればそれ以上は望まない、私と秀頼と、左衛門佐が居ればと、幸村の手を取る淀の方。

それはお心に止めておかれませ、味方の士気に関わればと幸村。先の件なにとぞお願いいたしますと幸村。お任せなさいと淀の方。

秀頼の御前。和睦はなりませぬと淀の方。既に右大臣様は和睦と決められたと大蔵卿局。私は秀頼の母なるぞと淀の方。断を下すのは大坂城の主たるこの私、そうであったなと左衛門佐と秀頼。無言の幸村。そなたを産んだのはだれじゃ、我こそがこの城の真の主ぞ、断は私が下します、和睦は決してなりませぬと淀の方。

廊下。幸村を追ってきた秀頼。己の言葉の重みを知れと申したのはそなたではないかと秀頼。断を下すのはあくまで殿、しかし、その断が間違っていれば如何なる手を使っても食い止めます、私は戦に勝つためにここに参ったと幸村。

浪人衆の溜まり場。団衞門に、敵陣に切り込むそうだなと又兵衛。もうお耳にと団衞門。夜討ちを掛けると聞いたがと勝永。それは話が大きくなっていると団衞門。いつだと又兵衛。今夜と団衞門。場所はと又兵衛。本町口あたりと団衞門。

くれぐれも真田様にはご内密にと団衞門。良いんだあいつは、なんとなく成り行きで総大将みたいになっているが、全く違うからと勝永。俺たちも一緒に行って良いかと又兵衛と勝永。

幸村に止めるなら今だぞと告げる盛親。気分を変えるのも良いかも知れないと立ち上がる幸村。

本町口、蜂須賀の陣。夜襲を掛けようとしている又兵衛たち。そこに現れ、私も加えてくれと幸村。

一斉に攻めかかる幸村達。敵を倒しながら、塙団衞門でごさると木札を置いていく団衞門。

徳川陣。イギリスから到着した大筒。

且元に、淀の方の居室を聞く家康。そればかりはと且元。そこを外すためだと家康。天守の南の方と居室を示す且元。そこだけは外そうと家康。

天守の南を狙えと命ずる家康。

大坂城。侍女達を従えて廊下を行く淀の方。

大坂城に向けて発射されたカルバリン砲。

天守に命中した砲弾。続いて、本丸御殿に命中した砲弾。

崩れ落ちる御殿の屋根。その下敷きになって倒れた侍女。それを見て取り憑かれたように近づこうとする淀の方。懸命に止めるきり。

今回は和睦を巡る駆け引きが描かれました。あの手この手と家康が言っていましたが、まさしくそのとおりの事が行われました。

まず、鬨の声ですが、実際に行われています。これは最初は効果があり、驚いた町人達が城内に向かおうと橋に殺到し、堀に落ちて溺れ死んだ者が大勢出たと言われます。しかし、やがて虚勢だと見破られ、効果はなくなりました。

次に、幸村に対する調略も実際に行われており、その対価が十万石だったというのも史実どおりです。ただ、ドラマでは親しく接していた信伊と幸村でしたが、実際には幸村は用心して暗がりに座り、信伊との間も離してあったと言います。この時、幸村は断固断ったかと言うとそうでもなく、今は豊臣の恩義があるが、豊臣と徳川の間で和議が整った後、なお仕官が認められるのなら、たとえ千石でも受けましょうと答えています。

これに対して正純は、幸村が断ったのは恩賞が少なすぎたのだと考え、今度は信濃一国に条件を上げて再度信伊に調略を命じました。これを聞いた幸村は、徳川には誠意が無いと怒り、信伊にも二度と会おうとしませんでした。十万石ならまだしも、信濃一国ではあまりにも現実離れした話だと思ったのでしょうね。

団衞門が夜襲を掛けたのも史実どおりです。木札を置いていったのも史実だとされます。自分を売り込もうというのでしょうけど、面白い事をする人物ですね。ただし、この夜襲に幸村や又兵衛たちは参加していません。

家康がイギリスから取り寄せた大砲で城攻めをしたというのはよく知られた事実です。その砲弾が淀の方の居室に飛び込み、侍女達を吹き飛ばしたとも言われますが、そのあたりは史実かどうかは判然としません。ただ、砲撃に依る被害は甚大で、総構の櫓はほとんどが崩されたと言われます。

こうしてみると優勢の様に見えた徳川方が和睦を急いだのは、一つには真田丸における敗北により、徳川方の敗戦という評判を呼んでいた事が上げられます。もう一つには、ドラマで幸村も言っていましたが、兵糧不足という事がありました。徳川方は、兵糧は現地で調達するつもりだったのですが、既に大坂方があらかた買い集めてあり、調達しようにもどこにも無かったのですね。なので、戦が長引けば脱落する大名も出て来る事もあり得た訳で、和睦が急務とされたのでした。

もっとも、大坂方にも兵糧の問題はあり、それ以上に弾薬の不足が深刻だった様です。戦を長引かせれば大坂方有利だとは、必ずしも言えなかったのですね。

次回は和睦と幸村の苦悩が描かれるようです。私的には、阿茶局が暗躍する様を見てみたいですね。どんな描写がされるのか、楽しみに待ちたいと思います。

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