京都・洛東 京都紅葉事情２０１６ ～真如堂 １１．１２～

平成２８年１１月１２日の真如堂です。この日は三重塔周辺を中心に、紅葉が進んでいました。

一番綺麗な花の木はこんな感じで、枝先の深紅の葉が散ってしまったのは残念でしたが、残った赤と黄色の葉も十分に美しく、三重塔とのコラボレーションは今年も健在です。

気になる今年の色合いですが、１２日現在ではそう悪くないものでした。縮れた葉もほとんど無く、全体として程度は良い感じです。ただ、この先どうなるかまでは判りませんけどね。

真如堂のもみじで、最も鮮やかに色付いていたのがこの木です。本堂の前、沙羅の木の隣にあり、見事な色を見せています。この木って、以前からこんな色付き方をしていたのかしらん。

三重塔をしたから見上げてました。花の木は良い感じで染まっていますが、その下のもみじは今一歩ですね。順調なら、今週半ばから週末にかけて見頃になると思うのですが、さてどうでしょうか。

三重塔前の花の木ともみじを捉えてみました。もみじは前週よりもかなり色付いていましたが、まだ染まりきってはいませんでした。この後、深紅に染まるか、それとも縮れてしまうかは、見てみないと判らないというのが本当のところです。

真如堂はこの日で三分程度の色付きでした。例年どおりなら、三重塔周辺から見頃になり、次いで本堂前、本堂南、参道、本堂裏の順で染まっていくはずです。でも、境内が一度に染まった年もあり、紅葉の予測は難しいものがありますね。

最終は１２月上旬で、本堂裏で散り紅葉が見られるはず。それまで息長く楽しめるのが真如堂の紅葉です。