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2016.10.25

京都・洛中 時代祭2016 ~江戸城使上洛列から江戸婦人列まで~

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江戸城使とは、大礼や年始の際に江戸から礼を尽くすべく上洛した使いの事です。形だけ見れば、他の大名が行う参勤交代の様なものなのかしらん。

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行列は徳川家の威信に関わるものですから、簡素にとは行かなかったのでしょうね。他の大名以上に綺羅を飾ったんじゃないかな。

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この行列は色々パフォーマンスがあって楽しませてくれます。これは毛槍を投げ渡しているところで、以前は手渡ししていたんじゃなかったかな。今回は本当に投げていて、見ていても面白かったです。

これは長持ちを運んでいるところです。本当にこんなかけ声を使っていたのかどうかは判りませんが、毎年このパフォーマンスは行われており、この行列の見所の一つになっています。

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これは城使が乗った駕籠ですね。かなり小さく、乗れと言われても乗りたくは無いです。これで江戸から京都まで来るとしたら、苦痛意外の何者でもないでしょう。それとも要所だけこれに乗って、途中は馬に乗るなりしていたのかな。

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ここからは江戸時代婦人行列になります。江戸時代なのに徳川氏が現れないのは、慶喜が朝敵とされた事と関係があるのかな。それはともかく、夫人列で最初に現れるのは和宮、幕末に公武合体のために家茂に嫁した内親王です。

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こちらは吉野太夫、たぶん灰屋紹益に嫁いだ二代目なのでしょうか。もう少しふっくらとしていた方が太夫というイメージに近い気もしますけど、十分に華やかではあります。

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そして、何度見ても飽きないのが出雲阿国。今年も見事に傾いてくれました。この行列の中では一番の見所かな。

明日は豊公参朝行列からお届けします。

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