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2016.08.07

真田丸 第31回「終焉」

伏見城。秀吉を看護する信繁。

大谷屋敷。吉継に五人の老衆、六人の奉行の制を説明する信繁。自分は外して欲しいと吉継。

秀吉の遺言について、老衆だけでは何も出来ないように楔を打っておいたと三成。

伏見城。五人の老衆を五人の奉行衆が補佐をして、十人の合議制で事を進めるのが殿下の御意志と三成。承知したと家康。花押を書く五人の老衆。

徳川屋敷。いよいよですね、天下を取って下さいと阿茶局。天下かと家康。これはいけない、いちいち奉行衆に事を通していては、殿の思い通りに出来ないと正信。そこに現れた三成。

自分は朝鮮からの撤退の為に九州に行く、その間に伏見で何かあっては困る、くれぐれも内府様の独断では動かれぬ様にと三成。ならば代わりに九州に行こうかと家康。向こうで謀反の動きがあっては大変な事になると三成。好きにするが良い、遺言は守ろうと家康。よしなにと去る三成。

いっそ遺言を反故にしてしまおうかと正信。

孫の相手をする昌幸。

秀吉の下を訪れた家康。見舞いの品として持参したのは信長から拝領した鎧。我ら五人の老衆に後を託すと一筆書いて頂きたいと家康。秀頼の事を頼むと秀吉。その事を認めて欲しいと正信。そして、秀吉の手に筆を握らせ、秀頼の事衆として頼み参らせ候と書かせます。

なぜ家康を会わせたと且元を責める三成。てっきり三成も承知の上かと思ったと且元。こんなものが残っては、我ら奉行の出番が無くなると三成。

秀吉を起こし、遺言に加筆をさせる三成。眠いと三成。眠くないと怒鳴る三成。そこに入って来て止める寧。

秀頼には会えたのかと寧。淀の方の意向で会ってないと信繁。秀頼は賢い子、大丈夫だと思うがと寧。

淀の方の部屋。そんな事は承知の上、会えば殿下の大きさも判ると同時に嫌な事、冷たさ、醜さも知ってしまうと淀の方。

真田屋敷。秀吉が死に、家康が死んでしまえば世が変わる、お主の望みは信玄公の遺領を回復する事であったなと昌相。何が言いたいと昌幸。いつでも用意は出来ていると昌相。

百助と戯れる忠勝。仙千代を黙らせようとするこう。百助を仙千代と言い間違える薫。あわてて訂正する信幸と稲。

いつになったら仙千代が居る事をうちあけてもらえるのかと稲。

伏見城を訪れたきり。秀頼はまだ来ていないのかときり。もう来ないのではと信繁。殿下の様子はときり。恐ろしい人ではあったが、こうなってみると哀れでならないと信繁。散々酷い事をして来た報いだ、惑わされてはいけないときり。

殿下が亡くなったらどうするのかときり。想像がつかない、先が読めないのは私だけではないだろうがと信繁。そこに現れた家康。

じっと秀吉の顔を見る家康。ロウソクを取り替える信繁。その火が消えるとき、秀吉も死ぬと思っているのでした。

戦は大嫌いだ、必ず勝てる戦などない、伊賀越えは一度で沢山、戦場で逃げ惑うのはもう御免だ、殿下が亡くなられて元も子もなくなっては困ると家康。私も同じと信繁。そこに現れた秀秋。

秀秋の呼びかけで目を覚ました秀吉。秀頼の事を頼むと秀吉。お任せあれと家康。できる限りと秀秋。再び眠りに付いた秀吉。

ロウソクの火を吹き消した秀秋。驚く信繁と家康。叫ぶ秀吉。

混濁状態となった秀吉。

秀吉に会いたくないのは淀の方自身、死に行く人は見たくないのだと大蔵卿局。そこに現れた淀の方。今夜なのですね、会いに行きますと淀の方。

水垢離をする三成。

秀吉に会いに来た淀の方。怯える淀の方。私が参りますと秀吉の側に行く秀頼。意を決して秀吉に声を掛ける淀の方。秀頼の事を頼むと秀吉。大蔵卿局に抱きつき、涙ぐむ淀の方。立派な子に育ててくれた、あの子なら大丈夫と寧。

うなされる秀吉。駆けつける三成、信繁たち。三成だけを残し、家康を殺せと命じる秀吉。

真田屋敷。本当にそんな事を殿下が言われたのか、なぜそんな事を私にと昌幸。忍城攻め以来、私の師匠だからだと三成。この話、聞かなかった事にすると昌幸。ただし、明日の朝、家康が死んでいても真田には何の関わりもない事と昌幸。

昌相に、家康に死んで貰うと昌幸。心得たと昌相。

信繁に、三成を支えてやってくれ、寂しい男なのだと秀吉。

徳川屋敷。天井裏に潜む昌相。訪れているのは信幸。忠勝に仙千代の事を話して欲しいと頼みに来ているのでした。天井裏で、筒の栓を抜く昌相。その時、ポンと音がします。その音に気付いた信幸。

秀忠に送られて部屋を出た信幸。しかし、気になる事があると言って引き返します。

家康の部屋にやって来た忠勝。そこに戻ってきた信幸。さきほど妙な音がした、忍びの者が使う道具の音に似ていると信幸。天井を槍で突く忠勝。逃げる昌相。

忠勝と五分に渡り合う昌相。

煙玉で逃げようとした昌相。その先に居たのは信幸でした。驚く二人。背後から斬られた昌相。さらに暴れ、再度の煙玉で逃げた昌相。

真田屋敷。瀕死の昌相。昌幸の腕の中でがくっとなる昌相。

伏見城。風で吹き消されたロウソク。ベルを鳴らそうとしてベッドから転げ落ちた秀吉。そのまま息を引き取る秀吉。享年62歳。


今回は秀吉の死とそれを巡る駆け引きが描かれました。無論、家康と三成が遺言の書き換え合戦をしたというのは創作ですが、死の床にある老人相手に無茶をするのは、今の世でも有りそうで怖いです。実際には内容が少しずつ違う遺言がいくつかあった様で、ドラマではそれを上手く取り入れたという事の様です。

家康の暗殺については、もっと後にそれらしい動きがあったとされ、関ヶ原前夜に三成の家臣である島左近が実行しかけたと言われます。そう言えば、重要人物であるはずの島左近は出てこないな。また、家康の言いがかりとも言われますが、前田利長が企てたという騒ぎがありました。ドラマの様に秀吉あるいは三成が直接企てたという事実は無いと思われます。

昌相が暗殺を実行したという史実はなく、実際には信幸に仕えて長命しています。もしかしたら、まだ死んでいないという設定になるのかしらん。

ドラマとしては、ロウソクの火が上手く使われていました。良く有る手法ではありますが、秀吉の死に至る小道具として実に効果的でしたね。

また、信幸と忠勝の関係も巧みに使われており、昌相が暗殺に失敗するきっかけになるとは思ってもみなかったです。また、ずっと以前にあった火遁の術の稽古が伏線だったとは三谷脚本らしい仕掛けでした。

ところで、信繁は三成からこれからもよろしく頼むと言われたとき、はっきりとした意思表示はしなかったですが、前回に信幸に秀吉の容態を伝えた事と関係しているのでしょうか。今後、豊臣家とどういう距離関係を取って行くのか興味深いところです。


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