京都・洛中 巴の庭 ~本法寺~
梅雨の晴れ間、本法寺にやって来ました。ここに来たのは二つの花を見るためです。
一つはこの紫陽花です。本法寺には、山門を入ったところにひと群の紫陽花があり、毎年綺麗な花を咲かせてくれます。今年もそろそろ見頃かと思って行ってみたのですが、ぴったりのタイミングでした。
もう一つは、巴の庭の蓮だったのですが、こちらは残念ながらつぼみが一つあっただけでした。どうもここの蓮には、上手く出会う事が出来ないのですよね。
ところで、巴の庭の名の由来は、三つの巴型の築山がある事から来ているとは聞いていたのですが、具体的にはどこを指すのか良く判っていませんでした。そうした声が多かったのか、寺のパンフレットに説明書きが追加されました。それに依れば、ここが一つ目の巴になります。そう言われれば、巴に見えなくもないですね。
二つ目は石組みのある一帯で、これは大きく見ないとそれと判らないですね。どうしても石組みに目が行ってしまうものなあ。
三つ目はここだそうですが、今はほとんど判りません。その気になって見ればそんな気もするという感じでしょうか。でも、説明書きのおかげで、この庭の由来が良く判るようになりました。次に行くのはたぶん紅葉時分だと思いますが、巴を意識して見るとまた違った趣に映る事でしょうね。
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コメント
巴型って何だろう? と思って調べてみました。
コンマとか勾玉のような形の文様となってるけど、
どの写真見ても私には見つけられないです。
見識不足ですよねー ~c(>ω<)ゞ
投稿: mami | 2016.07.10 23:43
mamiさん、
判り難くてごめんなさい。
でも、現地で見てもそれと思わないと判らないのですよ。
説明図と照らし合わせれば、なるほどとなります。
ここには大きな涅槃図があって、それが見所の一つになっています。
普段は写真の複製ですが、3月14日と15日には真筆を見る事が出来ます。
真筆は凄い迫力があるので一見の価値ありですよ。
投稿: なおくん | 2016.07.11 21:01