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2016.05.15

真田丸 第19回「恋路」

大坂城。侍女に変装した茶々を、城内を案内して歩く源次郎。入ってはいけないと言われている蔵を見てみたいと茶々。覗くだけですからと源次郎。

武具の蔵に入った二人。父と母と弟、義父は殿下に殺されたと茶々。幼い頃から沢山人が死ぬのを見てきた、だから血を見るのも怖くない、人が死ぬのも自分が死ぬのも怖くないと茶々。長巻を見て、血の臭いがする、どんな人の血と茶々。その長巻を倒してしまい、慌てて飛び退く茶々。彼女を受け止める源次郎。源次郎に抱きつく茶々。殿下に側室になる様に言われた、そなたはどう思うと茶々。殿下の側室になる事が幸せかどうかは判らない、しかし、断ればあまり幸せにはなれないと源次郎。

廊下を歩く二人。カステラを持って後ろから追いついてきたきり。カステラを美味しそうに頬張る茶々。驚くきり。見なかった事にしてくれと源次郎。

寧の部屋。寧の膝枕の上で、茶々に惚れてしまったとぬけぬけと言う秀吉。あきれる寧。かかならどうすると秀吉。下手な小細工などせず真正面から行くしかないと寧。

茶々の部屋。聚楽第の絵図面を広げ、いずれ政治の中心をこちらに移す、茶々も行くのだと秀吉。源次郎も一緒でなければ嫌だと茶々。もちろん源次郎も一緒だと秀吉。楽しくなりそうと茶々。

殿下の前であの様な事は言うものではないと源次郎。別に恋仲ではないのだから良いではないかと茶々。既に城内の噂になっていると大蔵卿。驚く源次郎。源次郎を呼び出す且元。

茶々は信長公の姪、信濃の小大名の息子が相手をする様な方ではないと且元。

駿府城。源三郎相手に、徳川の与力になった事は悪い事ではない、少なくとも徳川から攻められる事はもうないと信伊。

昌幸の部屋。駿府城の絵図面を前に、賤機山から城内が丸見えだ、もしこの城を攻めるならここに陣を敷くと昌幸。良きお考えと信伊。

縁側で佇む松。そこにやって来た源三郎。この城の事は何も思い出せないと松。ここは初めて来る城だと源三郎。何だ、もっと早く言ってと源三郎を突き飛ばす松。今のは実に姉上らしかった、上田に行けばもっと色々思い出すはずと源三郎。

家康の部屋。忠勝相手に、真田の動きを知るため間者が欲しい、そなたの娘の稲を源三郎の嫁として送り込みたいと家康。苦悩する忠勝。

昌幸に源三郎と稲の縁組みを伝える家康。稲を一度家康の養女とし、徳川家と真田家の縁組みという事にしたいと正信。源三郎には既にこうという嫁が居ると昌幸。離縁すれば済む話、これほどの良縁をそれしきの理由で断るとは言わせぬと家康。源三郎を睨み付ける忠勝。

昌幸に、断って欲しいと源三郎。これは徳川から真田に人質を出すようなもの、無碍には断れないと信伊。家康の狙いは何かと昌幸。真田の内情を探るための間者かと信伊。使えるなと昌幸。断れば波風が立つと信伊。こうは里へ帰そうと昌幸。本気ですかと源三郎。全ては真田のためと昌幸。

稲を説得する忠勝。殿のために働きたいと稲。真田の内情を探るためだと忠勝。間者となるのですか、それなら喜んでお役目を果たしますと稲。娘を抱きしめる忠勝。

稲と源三郎の対面。似合いの二人だと家康。

大坂城。源次郎と茶々の噂をする長泰、且元、清正たち。秀吉に伝えると且元。源次郎を許さないと清正。

秀吉の部屋。茶々を蔵に連れ込んだのかと問う秀吉に、決してそのような事はないと答える源次郎。しかし、見た者が居ると且元。誰がその様な事を言っているのか、ここに連れてきてもらいたいと源次郎。又聞きの又聞きなのでと且元。そんな曖昧な話を伝えたのかと秀吉。しかし、噂は広がっていると且元。根も葉もない噂ですと源次郎。源次郎を信じると秀吉。この際、役目を変えて欲しい、もっと殿下の側で学びたいと源次郎。もう少し茶々の側に居てやってくれと秀吉。

花畑。山吹の花を手折り、源次郎に手渡す茶々。その花を耳に挟んだ源次郎。山吹を取り戻し、この花を母は良く押し花にしていた、私もそうしますと茶々。その様子をじっと見つめる清正。

秀次の部屋。源次郎を責めるきり。そこに現れた秀次。秀次に、清正の誤解を解いて欲しいと頼む源次郎。無理だと秀次。代わりに三成に宛てて文を書いてやろうと秀次。

文を読み、これ以上不可思議な死を迎える者があってはならないから手を貸すと三成。清正には九州征伐のために九州へ行ってもらう、そなたに構っている暇はなくなるはずだと三成。ありがとうこざいますと源次郎。堺に発つ三成。

三成に助けてもらったと源次郎。そう恩に着る事もない、清正が九州に行く事は以前から決まっていたと吉継。清正を九州に行かせるのは、この国を統一した後、九州から朝鮮に渡って明国に攻め込む、その時のためだと吉継。

清正に九州攻めを命じる秀吉。

聚楽第。ここで私は暮らすのですか、何だか落ち着かないと茶々。すぐに慣れると秀吉。向こうには何があるのですかと茶々。蔵ですと三成。また一緒に見に行きましょうねと源次郎を振り向く茶々。それを聞きとがめ、源次郎を問い詰める秀吉。殿下を欺いていましたと源次郎。御所から使いが来ると席を外す三成。大蔵卿を下がらせる秀吉。一緒に出て行こうとする源次郎。呼び止める秀吉。

よくも謀ってくれたなと秀吉。申し訳ございませぬと源次郎。私が誘ったのです、源次郎とは何もないと茶々。どの蔵だと秀吉。武具の蔵ですと源次郎。ため息を付く秀吉。

茶々を呼び、忌まわしい思いをして欲しくないと思い、あの蔵から遠ざけていた、何倍もの美しいものを見、楽しい思いをさせてやる、それが自分に出来るせめてもの償いだと秀吉。間もなく私は天下人となる、そなたは天下人の妻となるのだと秀吉。北政所様が聞いたらお怒りになりますと茶々。あれは大事な女だが色恋は無い、この聚楽第で天下人の妻として暮らして欲しい、そして死ぬ時には日の本一幸せな女でしたと言わせて見せると秀吉。

大坂城。寧の部屋に駆け込み、茶々が側室になってくれると約束してくれたと寧を抱きしめる秀吉。とまどう寧。

聚楽第。日本一口の上手い男の誘いに乗ったのかと茶々を問い詰める大蔵卿局。手の内は全て見えていた、しかし、額に汗して私を口説いているところを見てふとその願いを叶えてやりたいと思ったのだと茶々。源次郎に向かって、あなたは殿下に返す事にしたと茶々。おかしな話をします、あなたと私は不思議な糸で結ばれている、離れ離れになってあなたはいつか戻ってくる、そして同じ日に死ぬのと茶々。遠い日である事を願っていますと源次郎。山吹の押し花を源次郎に手渡す茶々。

花畑。茶々様と離れられて良かったときり。じっと山吹の押し花に見入る源次郎。その花を取り上げて食べてしまうきり。

奥の間に入り、正式に側室となった茶々。

茶々を側室に迎えたという事は、信長公を飲み込み超えるという事、この先殿下はどこに向かうのかと独りごちる三成。

幸せそうに茶々の手を握り、桜に見入る秀吉。


今回もほぼ創作の回でした。史実と一致するのは、源三郎の正室として忠勝の娘が嫁入りした事、茶々が秀吉の側室となった事くらいでしょうか。あと聚楽第が京都に作られ、一時政庁として位置づけられた事も史実どおりですね。

聚楽第は「じゅらくてい」とドラマで呼ばれていましたが、以前は「じゅらくだい」と呼ばれる事の方が多かった様に思われます。どちらが正解かは説が分かれる様ですね。わずか8年で取り壊されたため、詳しい規模等は判っていませんが、少しずつ遺構が発掘されて来ており、石垣や堀を持った実質的には平城だった事が判ってきています。2012年には本丸南堀北側の石垣の基部が発掘され、話題になった事は記憶に新しいところです。周辺には各大名の屋敷が建ち並び、あたかも城下町の様な景観だったと言われます。源次郎は主としてこの聚楽第に詰めていたと思われるのですが、ドラマではどう描かれるのでしょうね。

ドラマでは、重要な事がさりげなく告げられていました。秀吉が唐入りを考えている事がそうですが、これは信長が構想していた事だと言われます。以前に秀吉は信長の後を引き継ぐのだと言っていた事と符合しますね。この事が豊臣政権を大きく揺るがせる事になるのですが、源次郎はどう関わるのでしょうか。

また、茶々が予言めいた事を言いました。同じ日に私たちは死ぬのとは何とも因縁めいた言葉ですが、最後にこれが現実のものとなります。このあたりの伏線の張り方は巧みですね。この伏線が回収されるのはたぶん最終回になるのかな。

次回は茶々が身籠もり、その事から少しずつ秀吉がおかしくなり始める様ですね。絶頂を極めた秀吉がどう崩れていくのか、源次郎がどう関わっていくのか、楽しみに待ちたいと思います。


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