京都・洛中 京都桜事情2016 ~千本ゑんま堂 4.16~
平成28年4月16日の千本ゑんま堂です。この日は普賢蔵桜が満開となっていました。
この十重の石塔は紫式部の供養塔です。この供養塔は至徳三年(1386)に、円阿上人が紫式部のあの世での不遇な姿を見て、成佛させんがために建立したものとされます。
なぜ紫式部があの世で不遇をかこっていたかと言えば、源氏物語を書いて多くの人を惑わせたからなのだそうですが、それを言えば今の作家と言われる人たち全てが同じ目に遭うわけで、何だかなあという気がしますね。
それはともかく、満開の普賢象桜は見事なものでした。今頃はもう盛りを過ぎている頃でしょうけど、この花のもう一つの見頃は落花の姿にありとされていますから、もう一度見に行くべきチャンスはあります。ただ、それが何時かは判らないですけどね。
この日は普賢象桜のほかに関山桜と松月桜が満開となっていました。ただ、二つの桜はほとんど同じで、私には違いが判りませんでした。あれって、本当に松月なのかしらん。桜の見分け方はなかなかに難しいですね。
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