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2016.04.24

真田丸 第16回「表裏」

大阪城。秀吉から上杉に真田への援助は無用と伝えたと聞かされた源次郎。あまりの事に驚き、自分も上田に帰れるのかと問う源次郎。その源次郎に、秀吉の馬廻衆に加えると伝える三成。

源次郎の部屋。きりに殿下に仕える事になったと源次郎。いつまでときり。当分の間だ、これで羽柴の動きをより詳しく父に伝えられると源次郎。上田に帰れと言われ、源次郎の側に居たいときり。自分の事は自分ですると源次郎。お世話になりましたと怒って出て行くきり。

馬廻衆の部屋。源次郎を平野長泰に引き合わす且元。源次郎の前任の権三が亡くなったと知らされる源次郎。その権三は清正に井戸に突き落とされて殺された、茶々様に気に入られていたからだと長泰。

さっそく黄幌衆として秀吉に付き従う源次郎。秀吉を待っていたのは利休と堺の衆が揃えた異国の品の数々。秀吉に代わって見立てる秀次。そのとおりに買い上げる秀吉。礼を言う利休。その様子を険しい表情で見ている三成。さらにその様子を見ている源次郎。

寧の部屋。さっそく買い上げた品を持ってきた秀吉。秀次が見立てたものと知りながら、有り難く頂戴する寧。その寧に呼ばれて現れたのはきり。何をしていると驚く源次郎。私が頼んだのですと寧。ポルトガルの鏡を見に行こうときりを連れ出す秀次。

寧に九州攻めをすると打ち明け、その人質の世話を頼む秀吉。私に出来ますかと寧。おまえしか居ない、九州が平定できるかどうかはお前の肩に掛かっているのだと秀吉。やれるだけやってみますと寧。寧を抱きしめる秀吉。

茶々の部屋。茶々に土産の帯を渡す秀吉。その帯を源次郎に見せる茶々。秀吉の顔色を窺い、もう結構ですと遠慮する源次郎。権三が死んだのは本当かと茶々。そのとおりですと長泰。なんだかかがっかりと茶々。その代わりに源次郎が加わったのだと秀吉。

馬廻衆の部屋。長生きしたければ茶々様には近づくなと長泰。そこに呼びに来た三成。

三成に上杉は本当に真田と縁を切ったのかと尋ねる源次郎。縁を切ったのではない、徳川と真田が戦になった時、手を貸さないと誓ったのだと三成。信じられないと源次郎。上杉も殿下には逆らえなかったというだけの事と三成。懐から源次郎の手紙を取り出し、何でも書いて良いものではないと釘を刺す三成。

このままでは真田は滅びると食い下がる源次郎。徳川と戦えばな、でもそうはならないと三成。殿下は本気で真田を潰そうとは思っていない、全ては徳川に対する気配りだ、徳川に貸しを作るため、徳川と戦になれば殿下がきっと止めて下さると三成。信じられないと源次郎。これからは殿下の許しなく戦は出来なくなる、戦で事を決する世は終わったと三成。

御文庫。書類を見ている吉継。馬廻衆になったと源次郎を引き合わす三成。源次郎を隣の部屋に連れて行き、配置くらい覚えておけと大阪城の絵図を見せる三成。かしこまりましたと源次郎。

源次郎を置き、吉継の下に戻った三成。二人の話し声に耳を立てる源次郎。

堺の商人を全て大坂の意に従わせる所存と三成。そのために一番やっかいなのが千利休と吉継。利休は直接殿下と話が出来る、商人達の望みも直に殿下の耳に入ると三成。我らの目下の敵はと吉継。頷く三成。強敵だなと吉継。必ず引きずりおろしてみせますと三成。

隣の部屋に戻り、絵図を取り上げ、今日はここまでと三成。

廊下を歩きながら、気さくに家臣達に声を掛けていく秀吉。

馬廻衆の部屋。殿下の事をどう思ったと長泰。たいしたお方だと思った、いままで会った誰とも違うと源次郎。そこに現れ、茶々様が呼んでいると源次郎を連れ出す大蔵卿局。

お気に入りの権三が亡くなったのに悲しそうには見えなかったと源次郎。姫は悲しむ事を止めたのですと大蔵卿。

秀吉からもらった帯を締め、源次郎に見せる茶々。拝見しましたと言って立ち去ろうとする健次郎。古里の事を話してと引き留める茶々。今度、殿下の居る前でと立ち去る源次郎。

廊下。ふと井戸に目を止め、中をのぞき込む源次郎。そこに通りかかった清正。わしのした事が気に入らぬか、同じ事をしてやろうと源次郎の胸ぐらをつかむ清正。その手をねじ上げる源次郎。強引に源次郎を抱きかかえ、井戸に放り込もうとする清正。その時、止めよと割って入った秀長。忌々しげに源次郎を下ろし、立ち去る清正。

こちらに来ていろいろ驚いたのではないかと秀長。驚く事ばかりと源次郎。我らは皆、兄に付いてここまで来た、しかし、元を正せば中村の百姓、心が付いてきていないのだと秀長。誰もが身の丈に合わない地位と暮らしにおぼれかけている、それが今の大阪城だと秀長。

浜松城。稲を中心に、腰元たちを鍛える忠勝。そこにとおり掛かった家康。家康に稲を娘だと紹介する忠勝。いよいよ真田討伐、今秀吉の許しを請うていると家康。何故猿の顔色を窺わねばなりませぬと忠勝。ここはあいつの顔を立ててやるのだと家康。自分の真田討伐に加わりたいと稲。その心意気だけで十分と家康。

上田城。家康が大軍勢を集めているとの情報に接した昌幸。北条の動きが気になる、一緒に攻めてくるのではと源三郎。こうなったら頼みは上杉だと昌幸。そこに、上杉が援軍を断ってきたと伝える内記。あり得ないと昌幸。秀吉に命じられたせいだと内記。ひょっとすると徳川は秀吉の許しを待っているのではと源三郎。徳川が秀吉の下に付いたという事かと昌相。皆の衆、えらいことになったと昌幸。面白いと昌相。面白くないと源三郎。どうすると昌幸。源次郎にとりなしてもらうしかないと源三郎。

大阪城。殿下がお呼びだと源次郎を連れに来た且元。

家康から真田攻めの許しを請う手紙が届いた、これは奴の本心かどうかお主の見立てを聞かせてくれと源次郎に問う秀吉。家康を信じてはなりませぬと源次郎。何故そう言い切れると三成。殿下に無断で真田を攻めれば殿下の怒りを買い、真田に味方するかもしれない、家康はそれを恐れたのだと源次郎。家康から真田を守るための詭弁の様にも思えると三成。そんな小細工が通用するとは思っていないと源次郎。危うく家康に一杯食わされるところであったと秀吉。

馬廻衆部屋。殿下は素晴らしいお方だ、我らの様な者の話にもきちんと耳を傾けて下さると源次郎。そこに現れた且元。

且元の用は、浜松に使者として行く事になった、向こうは暑いのか寒いのか見当も付かない、どんな着物を着ていけば良いだろうかという事でした。お前には辛い事だろうがここは辛抱せよと且元。真田攻めは無くなったはずと源次郎。真田攻めは始まる、そのための使者だと且元。戦にはならないと三成様も言ったと源次郎。当惑する且元。今、徳川全軍に攻められたら真田はひとたまりもないと源次郎。且元を捨てて駆け出す源次郎。

広い城内を秀吉と三成を探して回る源次郎。その時、茶々と出会います。にっこりと笑う茶々。


今回もほぼ創作の回でした。源次郎は秀吉のお気に入りであったであろう事は確かですが、上杉が大阪城に連れて行ったという事実は無く、従って真田が秀吉に服属する前に秀吉の馬廻衆になったという事実はありません。というより、大坂時代の源次郎については、ほとんど資料が残っていないというのが正確かな。なので、どう描いても自由とも言えますね。

ドラマとしてはなかなか面白く、秀吉、三成、吉継、利休、秀長、清正といった人物が活写され、その人間模様が鮮やかに描かれていました。平野長泰といったあまり知られていない武将まで登場し、良い味を出していたのも興味深かったです。中でも秀吉の複雑な性格は面白いですね。廊下に居並ぶ家臣達にも気軽に声を掛けるという気さくさを持ち、正妻と愛人の間を巧みに泳ぐという人間くささを見せる一方で、源次郎の話に耳を傾ける振りをしつつ、家康に荷担するという晦渋さを見せていました。表裏という副題は昌幸の事を指すのかと思っていたら、秀吉の事だったのですね。

次週は家康の秀吉への臣従を巡って、源次郎が巻き込まれていく様です。ドラマはさらに複雑さを増していく様子で、ますます興味深いですね。


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