京都・洛東 冬景色2016 ~八坂の塔~
十日ゑびすに行く前に、東山界隈を散策して来ました。未だ観光客が来ない時間帯にこのあたりを歩くのは気持ちの良いものですよ。
八坂通りを上っていくと、八坂の塔を下から見上げる事になります。古民家に挟まれた塔の姿は絵になりますね。写真に撮るなら順光になる夕方の方が良いかも知れませんが、その頃には観光客が溢れているので難しいところです。
この角度の写真が撮れるのは木の葉が散っているこの季節ならではですね。冬晴れの青空に古塔の姿が良く映えています。
八坂の塔は平安時代以前に聖徳太子によって創建されたと言われますが、その後何度も焼失を重ねており、現在のものは1440年に足利義教によって再建されたものです。応仁の乱の時には物見台として使われたとも言われますが、よくぞ破壊されずに残ったものだと思います。ある意味奇跡の様なものですよね。
見た目は変わらない様に見えるこの界隈ですが、ここ数年の間だけでも随分と変化しています。次々に新しい店が増え、それにつれて観光客の姿も増えました。変わらないのは塔のあるこの景色だけですね。
明日は坂を少し上がって二年坂に向かいます。
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コメント
新しいお店が増えてもこの景色が変わらないのがいいですね♪(*^_^*)
投稿: Milk | 2016.01.12 14:45
Milkさん、
ここは最も京都らしい風情のある所ですよね。
いつまでも変わらずに残って欲しいものです。
投稿: なおくん | 2016.01.12 22:37