京都・洛東 知恩院 除夜の鐘試し撞き2015
平成27年12月27日、恒例の知恩院除夜の鐘試し撞きが行われました。これは大晦日の本番に先立ち、鐘の状態を確かめるとともに、撞き手の練習のために行われるものです。
この鐘は高さ3.3メートル、直径2.8メートル、重さ約70トンという桁外れのものですから、撞き方も親綱1人、子綱16人の計17人掛かりで撞くという他に例を見ない方法で行われます。なので、練習も必要となる訳ですね。
この鐘は鐘楼とともに重要文化財に指定されており、それを実際に鳴らしている訳ですから、考えてみれば豪勢なものです。寛永13年(1636年)に鋳造されたものだそうですから今年で379年が経っている事になりますね。それだけの年数を経た今でも、その音色は健在でした。次に動画でこの鐘独特の重低音をお聞きください。
本番の12月31日は20時に開門され、22時40分から撞かれ始めます。そして23時には閉門されてしまうのでそれまでに境内に入っておく必要があります。当然ながら見るだけで、実際に撞く事は出来ませんが、この迫力ある鐘の音を間近で聞くのも良いものですよ。
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