京都・洛西 京都紅葉コレクション ~宝筺院~
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コメント
こんばんは。先週の京都市内状況です。
予定が少し変更して、11/17(火)の18:00に烏丸御池のホテルに着いたので、当初はこのまま知恩院か永観堂のライトアップに行くつもりだったが、この時すでに、尋常でないほど土砂降り状態で、諦めて仕方なく繁華街で夜の京都を堪能。
11/18(水)は朝から小雨で相変わらず。バスを乗り継ぎ、まずは
●上賀茂神社10:00
バスを降りて御園橋を渡るときは、傘は要らない状態。ただし、橋の上から見る土手の木の葉は種類が不明だが茶色にくすんでいる物ばかり。境内では二の鳥居の西側、駐車場との間、朱色の埒沿いに楓と銀杏が一番色付いていた。楓はもう少しで紅色。細殿裏楼門前にも楓があるが、赤黒くなっているか、綺麗な紅色の葉は、連日の雨でかなり散っていた。二の鳥居東側の小川の周囲は、色付きはもう少しだが、朱・橙・黄のグラデ紅葉状態で綺麗。ただし、すぐ傍に駐車場と駐輪場があるので、写真は難しい。
・・・バスを乗り継ぎ、ブラタモリ以来、人出の増えたらしい鷹峯へ。バスを降りると再び雨が降り始め、傘を差さずにいられない。とりあえず、
●光悦寺11:00
有名な石畳の参道は見事に紅く染まるモミジで覆われているのだが、何せ人が絶えることが無いので、傘を差してまともにすれ違えない狭さ。紅い葉は雨に打たれて既に両脇の苔の上に絨毯のように敷き詰められていた。濡れる石畳は滑って危険。光悦垣付近など茶室が7つもある境内の楓の色付きは悪く茶橙色(これが最終形かもしれない)だが、代わりにドウダン躑躅が鮮やかな紅い色を見せてくれる。鷹峯三山も雨に霞む。
・・・そのまま、歩いて
●源光庵12:00
丸窓の山門脇の駐車場側の楓がかなり紅く色付いていたが、天気のせいか赤茶見える。去年は鮮やかな紅い色だったようで、今年は不調のようだ。前回工事中で見られなかった通用門周りの楓は黄~橙の色合い。本堂や書院に上がって庭を眺めるのがメインなので傘を差さずに有難い。書院の奥の庭は綺麗に手入れをされていて、ほぼ橙色の楓。どの写真見ても真っ赤にはならないようなので、かなり色付いていると思える。団体客が居ない瞬間縁側に誰も近寄らなかったので、額縁写真も成功。悟りの窓からのモミジは土蔵側のみが紅く、もう少しか。
・・・雨はさらに激しくなり、日中なのに暗い。
●常照寺13:00
参道も境内も敷砂利が薄く水が浮いてきた。それでも、大型バスが2台止まり、団体客が吉野門の下で、雨宿り状態。境内が広いのは情報を得ていたが、立派な庫裡でビデオ鑑賞後、本堂から見える庭のモミジはほとんどが橙色に発色。もう少し色付きそうだが、まだ少し早いのか。白馬池に降りるも足場が悪く、靴の中にまで雨が入ってくる。一番紅いのは常當大菩薩前の小ぶりの楓。遺芳庵の吉野窓も障子は閉めてあり、外側にはロールスクリーンがあった。どうりで暗いわけだ。
・・・予定では御土居を散策して下山する予定だったが、とてもそんな状況ではなく、バスに逃げ込む。午後の嵯峨野へ続きます。
投稿: michael | 2015.11.29 00:00
michaelさん、
せっかく来られたのに生憎の天気で残念でしたね。
そんな中でも、人出は多かったのですか。
今年は鷹峯方面には行かなかったので様子すが判って助かります。
次回の嵯峨野編も楽しみにしています。
投稿: なおくん | 2015.11.29 10:31
2015/11/18の続きです。
鷹峯からバスを乗り継ぎ嵐山の桂川土手で降りる。
●渡月橋14:30
写真で有名な土手の楓の樹は、まだ緑で全く色づいていない。仕方がないので、隣の赤く色づく桜の葉を観賞。降りしきる雨に、茶店の二階へ避難し一服。桂川を見下ろせて良いポジション確保。こんな天気でも、渡月橋は傘を差した人で渋滞。川向こうの法輪寺の背の高い銀杏の樹1本だけが鮮やかな黄色。嵐山全体の色付きも、もう少しかな。雨で煙って良く見えないのだが。
・・・渡月橋の袂で40年ぶりに桜餅を購入後、天龍寺塔頭が並ぶ駐車場のモミジも、赤茶であまり鮮やかではなく、バスに乗り
●嵯峨釈迦堂清凉寺15:30
この辺りは嵯峨野でも初めて来た。仁王門前、多宝塔前には大きな楓、鐘楼前の小さな楓はかなり色付いたが、まだグラデ状態。茶店竹仙の背の高い銀杏が鮮やかに黄色で雨に打たれて、前庭を黄色に敷き詰める。傘を差さなくてよい本堂に入り、釈迦如来像の裏の障子を開けると別世界。渡り廊下で、大方丈まで行けるのだが、高い位置から弁天堂周囲の良く手入れされた庭を見下ろせ、東福寺に感じが近い。庭は池泉回遊式だが立入禁止なのでゆっくり眺められる。紅、朱、橙に色づいた楓が常緑樹をバックに良く映え秀逸。至近で見れないが状態も色も今年一番で、隠れた紅葉名所だ。小堀遠州作と伝わる書院庭の楓もグラデに色づくが、逆光で薄暗く、苔庭は水が浮いてきたのが残念。
・・・徒歩ですぐ隣の
●宝筐院16:00
流石にこの時間とこの天気で、人気が無いし、暗くなってきた。降りしきる雨を避けて本堂に入ると菩薩像と二人きりの空間が神聖。周囲はやはりドウダン躑躅が綺麗に紅く発色してどれも見頃。楓はまだ色付き始めの樹はグラデに見えたが、色付き済みの樹は葉が落ち始めていたのは、他と同様。本堂から先の庭は敷き砂利も疎らで泥濘を歩かされる。
・・・再びバスに乗り夏の特別公開以来の大覚寺に向かったが、17:00を過ぎて昼の部は終了。大沢池の入口が仕切られ、17:30からのライトアップにならないと入場できない仕組み。傘を差して待つのも辛く、本日終了。出来れば化野まで行きたかったのだが。紅葉の進み具合は今年としてはまあまあだったが、一日中こんなに降られたので厳しかった。
今年は関西地方の10月下旬の高温(Tシャツ1枚で姫路城天守に登った!)と11月に入ってからの連日の雨が影響して、早めの紅葉は雨で落ち、遅めの紅葉はまだ色付かずと不思議な年。
12月の中旬にもう一度、京都に行けそうなので、期待したい。今年の京都は春から晴天続きだったが、人生こんなものだと教えられる一日でした。
投稿: michael | 2015.11.30 01:54
michaelさん、
雨の中お疲れ様でした。
まだしも清涼寺が綺麗で良かったですね。
12月の半ばだと、まだ糺の森が残っているかと思われます。
人出も少なくなっているので、
名残の紅葉と師走の京都の風情をじっりくとお楽しみ下さい。
投稿: なおくん | 2015.11.30 20:31