京都・洛東 京都紅葉事情２０１５ ～速報 １１．２０～

今日はお休みをもらって、東福寺界隈を中心に回ってきました。今年は１１月初旬から色づいたところがある一方で、今日行ったところはまだ５分くらいの色づき方のところもあるといった感じで、両極端に分かれてしまっています。総じて紅葉の程度は良くなく、少し残念な状況になっています。早いところは綺麗だったのけどなあ、どうしてしまったのでしょうね。

１．東福寺

七分程度の色づきです。その中で通天楓はほぼ散っていました。この２日ほど続いた雨も響いたのかな。色づき方は良いとは言えず、欲目に見ても並程度でしょうか。このあと、時間とともに透明感のある色に染まるかどうかは未知数です。

２．泉涌寺

御座所庭園は評価が難しいですね。赤い紅葉はほぼ散っており、その隣の黄色く染まるものじはまだ緑でした。まずまず染まっているもみじもあり、それなりに見られるのですが、ピークは過ぎたという印象かな。

３．雲龍院

庭園のもみじはほぼ散っていました。ここも雨が響いたのかもしれません。

４．善能寺

まだ色づき半ばといったところでした。でも、葉が縮れた感じて、あまり綺麗にならないかも、です。

５．来迎院

含翠の庭がまずまずの見頃になっています。色づき方は並で７分といったところでしたが、日の光を透かして見たもみじは、とても綺麗でしたよ。

６．今熊野観音寺

本堂前のもみじはほぼ終わりに近づいていますが、境内全域で色づいており、まずまずの見頃になっています。色づき方はやはり並程度でしょうか。でも中には見事な赤色に染まった木もあり、はっとさせられるところもあります。鳥居橋周辺はまだ緑のままでした。

７．智積院

全体としては７分程度の色づきでしょうか。参道のもみじはお世辞にも綺麗とは言えないけれども、新しい庭園のもみじはそれなりに色づいています。ここも平均すれば並程度でしょうか。銀杏は綺麗に色づいていますね。

８．養源院

まだほんのりと色づいた木がある程度で、ほとんど緑のままです。ここは例年遅いですね。その割に参拝者が多いと思ったら、国立博物館で行われている琳派４００年の展覧会の影響の様でした。展覧会を見終わった後、俵屋宗達の描いた絵を見に来た人たちだった様ですね。