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2015年7月

2015.07.31

京都・洛東 夏の早朝散歩2015 ~三年坂~

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三年坂も今では土産物店が並ぶ界隈となりましたが、江戸時代には坂沿いに清水焼の登り窯があったと言われます。今とは随分と違った景色だったことでしょうね。

Sannenzaka1507312

それ以前には鳥辺野墓地へと続く坂道であり、荒涼とした雰囲気のある道だった様です。伝説としては、ここに源頼政によって退治された鵺の塚があったとされ、怪異のある巷であった事が伺えます。一寸法師が鬼と戦ったのもこの坂と言われており、鬼が出ても不思議ではない場所だったのでしょう。

Sannenzaka1507313

今は京情緒の漂う界隈として、常に観光客で溢れています。かつて怪異がとりざた場所とは誰も思わないでしょうね。

Sannenzaka1507315

わずかに、ここで転ぶと3年で死ぬという俗信がその名残を止めていると言えるのかな。今は賑わう三年坂ですが、そんな一面があったという事も頭の片隅に置いておくのも良いかも知れませんね。

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2015.07.30

京都・洛東 夏の早朝散歩2015 ~二年坂~ 

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夢見坂を登って二年坂へやって来ました。ここも早朝とあって、歩く人の姿は無かったですね。

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これだけすっきりした二年坂を見るのは久しぶりじゃないかしらん。いつもは観光客で一杯ですからね。

Ninenzaka1507303

坂を下りた店先では、蓮が咲いていました。お寺では珍しくもないけれど、普通の店で蓮の花はあまり見ないという気がします。とても綺麗でしたけれどね。

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ほとんどの店が土産物店などになってしまったけれど、大正時代から続く町並みは健在です。ここも最も京都らしい界隈の一つだと言えるのでしょうね。

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2015.07.29

京都・洛東 夏の早朝散歩2015 ~八坂の塔~

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建仁寺から八坂の塔へとやって来ました。ここでは見頃となった百日紅が出迎えてくれました。

Yasakanotou1507282

早朝に八坂の塔を訪れるメリットは二つあって、人が居ない事と順光で写真が撮れる事です。こうした青空背景の写真は、朝の内でなければ撮る事が出来ません。

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最近は、とにかくここから写真を撮る人が増えて思うようには行かないのですが、この時間帯なら誰気兼ねなく撮れるのが良いですね。

Yasakanotou1507285

そしてもこの百日紅が元気になってくれたのも嬉しいところです。一時は枯れそうになっていましたからね、やはり人の手が入った事で復活出来たのでしょう。やはり夏の八坂の塔には欠かせない花だと思います。

次は二年坂を目指す事とします。

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2015.07.28

京都・洛東 夏の早朝散歩2015 ~建仁寺~

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御手洗祭の後、早朝の東山界隈を散策してきました。まず訪れたのが建仁寺、祇園に隣接する臨済宗の禅寺ですね。

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花街の隣に禅寺があるなんてと思われるでしょうけど順序は逆で、建仁寺の境内を上げ地して民間に払い下げ、祇園という花街が形成されたのです。都である事を失った京都の振興策の一環だった訳で、廃仏毀釈の流れも関係していたのかも知れません。初めて訪れる人は、きっと違和感を覚える事でしょうね。

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その入り口にある陀枳尼天堂の前では、芙蓉が咲いていました。随分と早い開花で、今年の花の進行の早さは芙蓉にまで及んでしまった様です。

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それにしても、今年の夏は暑いですね。この日はまだ早朝だと言うのに、早くも汗が流れて困りました。これが午後からだったら、とても歩いていられない位になっていたんじゃないかしらん。

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少し楽しみにしていた放生池の蓮は、既に終わっていました。咲き始めが早かったぶん、今年の花芽は全て出尽くしてしまった様です。まあ、芙蓉が咲くくらいだものなあ、蓮も終わっていて不思議ではないですか。

次は八坂の塔を目指す事にします。

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2015.07.27

京都・洛北 そうだ京都行こう夏のキャンペーン ~下鴨神社~

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今年の夏の「そうだ京都行こう」のキャンペーンは下鴨神社ですね。2007年の初春以来の二度目というのが少し意外ですが、秋は紅葉が遅すぎて対象にしにくいのかな。

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下鴨神社の創建は紀元前に遡ると言われ、京都でも最も古い神社の一つであるとされます。御祭神は賀茂建角身命と玉依媛命の2柱で、賀茂建角身命が変身した姿が八咫烏とされます。神武天皇の東征の祭に道案内をしたとされる鳥ですね。そんな訳で、境内には巨大な八咫烏のオブシェが置かれてあったりします。

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下鴨神社の拝殿は一風変わっており、まず本殿にお参りしてから、それぞれの干支を祀った社にお参りする様になっています。こういう形式の神社は、京都では他には無いのじゃないかしらん。初めてここを訪れた人は、少しとまどう事でしょうね。

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下鴨神社で縁結びの神様として知られるのが相生社です。御祭神は産霊神であり、連理の賢木をご神木とします。良縁祈願のほか子宝、就職などにも霊験があるとされており、下鴨神社でもっとも人気のある社の一つですね。参拝にも作法があり、社を巡っている人も良く見かけますね。

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下鴨神社を特徴づけているのが糺の森。縄文時代から続くとされる原生林で、広さは3万6千坪にも及びます。樹齢600年から200年の木が600本以上あるとされ、町中にある森としては貴重な存在となっています。この森を守るための保全事業も行われていますが、その一方で駐車場として利用されているのも事実で、そのあたりに矛盾を感じるのは私だけなのかしらん。

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糺の森の中にあり、最近注目のスポットとなりつつあるのが河合神社です。玉依姫命をお祀りしており、この神様が玉の様に美しいとされる事から、美麗の神社として知られる様になりました。今は鏡の形の絵馬に自らの化粧品で顔を描いて奉納する鏡の絵馬が人気ですね。

夏は特に暑い京都ですが、糺の森の緑陰に入れば涼風も吹いてきます。夏のキャンペーンには、確かに持ってこいの場所かも知れませんね。

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2015.07.26

京都・洛北 御手洗祭2015 ~下鴨神社~

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今年も下鴨神社で御手洗祭が行われました。これは土用の丑の日に御手洗池の中に足をひたし、罪、けがれを祓い、疫病、安産を祈願するというもので、夏の風物詩の一つとして知られます。

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今年の土用の丑の日は7月24日でしたが、御手洗祭は19日から26日まで行われていました。通常は丑の日の前後5日間のはずですが、今年は長めの開催だったのですね。

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参拝者は膝まで水に浸かりながら御手洗池の中を歩き、井上社にロウソクを供えて無病息災を願います。水は切るように冷たく、長くは入っていられませんね。でも、水から上がった後は足がほかほかと暖かく、とても気持ちの良いものですよ。

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同時に健脚祈願も行われており、この足形に指名を書いて井上社の前の水槽に浸せば、足腰が丈夫になるとされています。

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今年は今日で終わってしまいましたが、行けなかった方はまた来年訪れて見て下さい。時間は朝の5時30分から10時(平日は9時)までとなっていますので、都合の良い時間帯に行く事が出来ますよ。

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2015.07.25

京都・洛中 祇園祭 後祭山鉾巡行紹介 ~北観音山~

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祇園祭特集の掉尾を飾るのは北観音山です。前祭と後祭に別れる前は、最後に鉾町に帰ってくる山でした。今は南観音山の方が後になるのかな。(写真は全て一昨年にさつえいしたものです。)

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写真はまさに町会所にたどり着こうとしているところです。これで山鉾巡行も終わるのだなあという感慨がこみ上げてくる瞬間ですね。次に動画でその様子をご覧下さい。

祇園囃子を締めくくる、笛の最後の高調子がもの悲しいですね。祇園祭はまだ7月末まで続くのですが、鉾町の人にとっては長い一年が終わった瞬間なのでしょう。この後は祝い締めが行われ、全ての行事が終わります。

さて、今年は一度も祇園祭に行けなくて残念でした。曜日の並びが悪すぎたのが一因ですが、やはり面白くはないですね。来年は宵山や巡行が土日に掛かるので、存分に楽しめると思っています。そのぶん人出も多いでしょうけどね。後は天候に恵まれる事を願う事といたします。

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2015.07.24

京都・洛中 祇園祭 後祭山鉾巡行紹介 ~南観音山~

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今日は祇園祭・後祭の山鉾巡行が行われました。雨に祟られた前祭と違って好天に恵まれたのは何よりです。(写真は全て一昨年に撮影したものです。)

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後祭になってからの巡行はまだ見てないのですが、少し寂しい感じがする事でしょうね。そのぶん、花笠巡行があり、両方を見れば物足りなさは解消されるのかな。

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この写真を撮ったのは新町通ですが、今は進行方向が逆になっており、雰囲気も少し違っているでしょう。大船鉾も一緒に見ようと思えば、帰りではなく出発時に行かなくてはなりませんね。来年はどうしようかなと、今から考えているところです。

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2015.07.23

京都・洛中 祇園祭 後祭宵山紹介 ~鯉山~

Koiyama1507231

祇園祭の山鉾はそれ自体が国の重要有形民俗文化財ですが、懸装品に重要文化財を持つものもあります。鯉山もその一つで、前掛けと見送りが16世紀のベルギー製のタペストリーであり、重要文化財に指定されています。(写真は全て昨年撮影したものです。)

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町会所の雰囲気はこんな感じで、比較的のんびりしていますね。でも背後に飾られた懸装品はどれも豪華なもので、目を奪われるものがあります。

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これがご神体の鯉と見送りのタペストリーで、鯉は左甚五郎の作と伝わります。これを見るだけでも、ここを訪れる価値がありますよ。

鯉山には立身出世の御利益があるとされており、ご自身やご家族の栄達を願う方にはお薦めの山です。

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2015.07.22

京都・洛中 祇園祭 後祭宵山紹介 ~黒主山~

Kuronusiyama1507231

後祭に参加する9基の山のうちの一つが黒主山、六歌仙の一人大友黒主が桜を見上げている姿を表した人形をご神体とします。

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その桜は山に飾られており、ご神体が乗れば丁度見上げている形になるようになっています。この桜の造花を入り口においておくと、悪事が入ってこないという御利益があるとされており、翌年の粽に付けて授与されています。つまりは、この造花は毎年作り直さされているのですね。

Kuronusiyama1507232

黒主山の粽と言えば、食べられる粽を売っている事でも知られます。ここだけでしか手に入らないとあって、かなり早くに売り切れる様ですね。1200円と結構高いですが、気になる方はお求めになっては如何ですか。


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2015.07.21

京都・洛中 祇園祭 後祭宵山紹介 ~大船鉾~

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昨年復活し、大きな話題となったのが大船鉾です。かつては凱旋の船鉾と呼ばれていた事があり、今でも町衆の浴衣には凱旋という文字が染め抜かれています。(写真は全て昨年撮影したものです。)

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昨年は話題の山鉾とあって大変な人出で賑わいましたが、今年はどうかしらん。一般搭乗も行われていますが、昨年はあまりの多さから早くに打ち止めになっていました。

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復活したとは言え、装飾品などの多くはまだこれからで、白木が目立つ大船鉾です。今後どのように変貌を遂げていくのか、楽しみの多い鉾ですね。次に宵山の様子を動画にてご覧下さい。

祇園囃子は平成9年に復活していますから、既に18年のキャリアを積んでいる事になり、堂に入ったものですね。音声で聞こえる様に、昨年は南行きの一方通行でした。今年は同じ規制が敷かれているのかしらん。行かれる方は、少し注意をしておいた方が良いかと思われます。

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2015.07.20

京都・洛中 祇園祭 後祭宵山紹介 ~北観音山~ 

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南観音山の北に位置するのが北観音山です。南と同じく楊柳観音をご神体としますが、こちらは男性とされています。(写真は全て昨年撮影したものです。)

Kitakannonyama1507202

こちらも祇園囃子は奏でられますが、ちまき売りのわらべ歌はありません。それに山への一般搭乗は行われておらず、南観音山とは少し雰囲気は異なりますね。

Kitakannonyama1507203

それでも貴重な鳴り物のある山の一つであり、人気のある山ではあります。次に動画でその様子をご覧下さい。

笛、鉦、太鼓からなる祇園囃子ですが、太鼓が全体の調子をリードしているのが見て取れるでしょうか。40数種類あるという祇園囃子のどの曲を演奏するかを決めるのも太鼓役なのだそうですね。一見するとのんびりしている様に見える太鼓役が、実は重要な役割を担っているというのも、外からでは判り難い事実です。

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2015.07.19

京都・洛中 祇園祭 後祭宵山紹介 ~南観音山~

Minamikannonyama1507201

雨中の山鉾巡行が済んだばかりですが、21日からは後祭の宵山が始まります。四条通や烏丸通の歩行者天国は無く、また屋台の出店も無いというやや地味な宵山ですが、そのぶんしっとりとした味わいを楽しむ事が出来ます。(写真は昨年と一昨年に撮影したものです。)

Minamikannonyama1507202

参加するのは9基の山と1基の鉾ですが、祇園囃子はうち3基で奏でられます。その一つが南観音山、楊柳観音をご神体とする山です。北観音山も同様に楊柳観音をご神体としますが、南の方は女性とされており、北の観音様に恋をされているのだとか。そのお心を鎮めるために、宵山の深夜にご神体を持って走り回るという「あばれ観音」という儀式が行われる事でも知られます。

Minamikannonyama1507203

南観音山があるのは新町通になります。四条通を挟んで南側に大船鉾があり、北側のとっかかりに南観音山があります。その北側に北観音山があり、後祭の祇園囃子は新町通に集中しているのですね。

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前祭でもそうですが、各山鉾では子供たちがわらべ歌を歌いながらちまきを売る光景が見られます。中でも南観音山が人数も多く、歌も揃っていて最も宵山らしい風情がありますね。次に動画でその様子をご覧下さい。

昨年と同じ動画で恐縮ですが、雰囲気は判って貰えるかと思います。祇園囃子とわらべ歌と、ここには宵山の風情が溢れていますよ。

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2015.07.18

京都・洛中 祇園祭山鉾巡行紹介 ~月鉾~

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月鉾は山鉾の中でも最重量級として知られ、囃子方なども含めれば12トンにも達すると言われます。それを縄がらみだけで支えているわけですから、先人から伝わってきた伝統の技というのは凄いものがありますね。

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凄いと言えば真木の長さもそうで、月鉾の場合26mあるそうです。たぶん、懸装品と同じく各鉾町で競い合ってきた結果なのでしょうけど、よくもまあこれだけ巨大なものに仕立てたものだと思いますね。

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月鉾の稚児人形の名が於菟麿です。明治44年までは長刀鉾と同じく生き稚児が乗っていたのですが、翌年からは人形に代わりました。於菟麿が纏う衣装も豪華ですが、孔雀をあしらった金の天冠もまた素晴らしいですね。まさに月鉾の顔と言えましょうか。可愛いという事で、女性からの人気も高いという事ですよ。

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2015.07.17

京都・洛中 祇園祭山鉾巡行紹介 ~鶏鉾~

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祇園祭の山鉾には、中国の故事に倣ったものが多くありますが、鶏鉾もまたその一つです。古代中国の堯の時代、善政が布かれたおかげで訴訟用の諫鼓が叩かれる事無く、中に鶏が巣を作ったという伝説にちなんだ鉾です。つまりは、鶏は平穏な時代の象徴という訳ですね。

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真木の中程にある天王座には、航海の神さまである住吉明神が祀られています。鶏とは直接の関係は無いのですが、町衆の中には海運に携わる人も居て、航海の安全を祈願したという事なのかしらん。このあたりが、何でもありという祇園祭の自由な気風を表しているという気がしますね。

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この前掛けは、住吉明神にちなんで蓬莱山を題材にしたものだそうです。蓬莱山は中国の東の海の中にあるとされた伝説の山で、船でなければ行けない場所ですからね。こういう所にも注目しておくと、祇園祭がいっそう楽しくなりますよ。

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2015.07.16

京都・洛中 祇園祭山鉾巡行紹介 ~長刀鉾~

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明日はいよいよ山鉾巡行の日ですね。タイミングの悪い台風のせいでどうなるか気になるところですが、祇園祭山鉾連合会が当日午前5時半までに中止あるいは変更を決めるそうです。私はどのみち行けないのですけど、無事に行われると良いのですけどね。写真は一昨年の新町通を行く長刀鉾、クランク状になった姉小路通との交差点を通過しようとしているところです。

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前祭の山鉾巡行の見物は、やはり新町通がお薦めでしょうね。南北の観音山が減ったとは言え、長刀鉾を初めとする多くの山鉾が狭い新町通を通過する様は、何度見ても迫力があります。

Naginatahoko1507163

それに、四条通や御池通を行く山鉾は、どこか観光行事という余所行きの雰囲気がありますが、新町通では昔ながらの町衆の祭りという風情に変わります。一度ここで見ると病みつきになりますよ。明日見に行かれる方は、ぜひお試し下さい。

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2015.07.15

京都・洛中 祇園祭宵山紹介 ~放下鉾~

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2年前までは室町通と並んで山鉾が集中していた新町通ですが、前祭になってからは半減してしまいました。特に四条通の北側は放下鉾だけという寂しさです。なんだかちょっと想像しづらいところではありますね。(写真は全て一昨年に撮影したものです。)

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提灯に描かれた文様は、鉾頭の日・月・星三光が下界を照らす形を図案化したもので、その型が洲浜に似ていることから別名「すはま鉾」とも呼ばれます。次に放下鉾の祇園囃子を動画にてお聞き下さい。

これも二年前にアップしたものと同じなのですが、当時揉めていた保存会と囃子方の関係はどうなったのでしょうね。修復したというニュースは聞きませんので、同じ状況なのかな。伝統ある祭りでいつまでも揉めたままというのは悲しい事なので、元の鞘に収まって欲しい所なのですけどね。なんとかならないものなのかしらん。

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2015.07.14

京都・洛中 祇園祭宵山紹介 ~山伏山~

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宵山では、山のご神体が町会所に飾られますが、山伏山の様に往来に面した二階に飾られる山もあります。この山伏は平安時代に実在した浄蔵貴所であるとされ、大峯山に入るときの姿を表していると言われます。(写真は全て一昨年に撮影したものです。)

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派手さはないのですが、意外と人気がある山です。2年前に行った時は、入り口に行列が出来ていましたね。

Yamabusiyama1507153

その人気の秘密がこの茅の輪にあります。これを潜りに来る人が結構多いのですよ。厄除けに効くとされ、これにちなんだ厄除けたわしの授与も行われています。一個900円と少し高いけれど、汚れと一緒に厄も落とせるのなら安いものかも、です。山伏山に行かれたら、おひとついかがですか。


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2015.07.13

京都・洛中 祇園祭宵山紹介 ~菊水鉾~

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函谷鉾の西、室町通を北に入ったところにあるのが菊水鉾です。室町時代の末、町内に武野紹鴎の大黒庵があり、邸内にあった菊水井にちなんで名付けられたとも、謡曲の「枕慈童」から着想されたとも言われます。禁門の変で焼失した後、昭和28年に復興した昭和の鉾としても知られますね。

Kikusuihoko1507132

屋台が出るのは前祭のみです。混雑はするけれど、祭りらしい雰囲気はあると言えます。屋台も含めた祭りの風情を楽しみたいと思えば、前祭の方にお出かけになる事です。その菊水鉾の祇園囃子を動画にてお楽しみ下さい。

以前はとても混み合う室町通でしたが、前祭になって鯉山、黒主山が消えた事で少しは混雑緩和になっているのかしらん。明日は前祭の室町通に残った山伏山をご紹介します。

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2015.07.12

京都・洛中 祇園祭宵山紹介 ~函谷鉾~

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7月1日から始まった祇園祭も佳境を迎えつつあります。今日、明日は各山鉾で曳き初めが行われ、14日からは宵山が始まります。いよいよ京都の祭りの季節がやって来ましたね。(写真は全て一昨年に撮影したものです。)

Kankohoko1507122

昨年から前祭と後祭に別れた事で宵山の雰囲気も変わりましたが、特に四条通の賑わいは前祭だけのものです。後祭では四条通に山鉾はありませんからね。四条烏丸から西に連なる駒形提灯を見たければ、14日から16日の間にお出かけ下さい。(ただし、14日は歩行者天国にはならないそうなので、ご注意下さい。)

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そのとっかかりにあるのが函谷鉾。中国の函谷関の故事にちなんだ大型の鉾です。地下鉄の四条駅で降りた場合、最初に目に入る鉾でもありますね。次に、その祇園囃子の様子を動画にてお楽しみ下さい。

2年前にもアップした動画ですが、雰囲気は感じて頂けたでしょうか。この風情を生で味わってみたい方は、明後日以降お出かけ下さい。今のところ天気は良さそうなので、気兼ねなく楽しめそうですね。

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2015.07.11

京都・洛東 青もみじ2015 ~天授庵 7.4~

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青もみじを求めて、天授庵に入ってみました。ここでも深みを増した緑が出迎えてくれました。

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紅葉時分には人混みで撮るのが難しいこの構図ですが、今の時期なら少し待てば撮る事が出来ます。奥行きが感じられるので結構好きな景色なのですよ。

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縁側に誰も座っていない時を待って、額縁構図で撮ってみました。これも秋には難しい構図ですね。

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南庭への通路は、木の下闇となっていました。これもまた、梅雨時ならではの風情と言うべきでしょうか。

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南庭の池では、睡蓮が咲いていました。白一色だけですが、緑に映えてなかなか綺麗でしたよ。少し残念なのは書院が工事中で、見栄えが悪い事かな。まあ、そこに目を瞑れば緑は綺麗ですし、静かな天授庵は、今の時期お薦めの場所の一つです。

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2015.07.10

京都・洛東 青もみじ2015 ~水路閣 7.4~

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今や南禅寺随一の名所となった観のあるのが水路閣です。何度もCMやサスペンスドラマの舞台となった事で、全国的に知られる様になりました。

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言わずと知れた琵琶湖疎水分線の施設で、今も水路閣の上を琵琶湖から引いた水が流れています。

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最近聞いた話では、南禅寺の境内にトンネルを掘る事が憚られたため水路閣を築いたとの事ですが、当時としてはどちらにしても迷惑だったんじゃないかしらん。禅寺の境内に洋式のアーチですからね、相当な違和感があったものと思われます。

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今では煉瓦も古色蒼然とした色合いになって来た事もあり、周囲と渾然とした調和を見せています。日本人だけでなく、外国人もこの水路閣を目当てに来ているらしいのは不思議な気がしますね。たぶん、ガイドブックに載っているのかな。外国の人に、この景色がどう見えているのか、聞いてみたい気がします。

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2015.07.09

京都・洛東 青もみじ2015 ~南禅寺 7.4~

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放生池の蓮を見た後は、中門を潜って南禅寺の境内に入ります。ここでは深みを増した緑が三門を彩っていました。

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三門を支えているのは太い丸木の柱。その重厚さが歴史の厚みを感じさせます。

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秋には黄色く色づく銀杏も、今は緑に染まっています。この色合いもまた美しいものですね。

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この日は曇り空から時折雨が落ちてくるという生憎の天気でしたが、拝観者の列は途絶える事がありませんでした。特に外人客が多いのが目に付きましたね。

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大方丈玄関に続く石畳も、雨に濡れて風情を増していました。雨を吸った苔も生き生きとして綺麗ですね。梅雨時の南禅寺の散策も、ななかなか良いものですよ。

明日は水路閣に向かう事にします。

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2015.07.08

京都・洛東 蓮2015 ~南禅寺 7.4~

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南禅寺の放生池で蓮が咲いています。

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放生池があるのは勅使門の前で、周辺が駐車場になっている事から気づかないで通り過ぎる人も多い事でしょう。

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一面が蓮の葉で覆われ、葉の間から花が覗いているという感じですが、いかにも蓮池らしくはありますね。

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まだつぼみはあったので、まだ暫くは咲き続ける事でしょう。ただ、前述のとおり周囲が駐車場になっているので、車の出入りには注意して下さいね。

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2015.07.07

京都・洛東 蓮2015 ~智積院 7.4~

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法住寺から少し歩いて智積院にやって来ました。ここでは蓮が見頃を迎えていました。

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蓮が咲いているのは明王殿北側の小さな池です。ここは以前には赤い蓮が沢山咲いていたのですが、一時期姿を消してしまい寂しくなっていました。それがここ数年の間に新しい蓮が植えられ、再び蓮池として蘇って来たのですね。

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今は以前の様に赤一色ではなく、複数の品種の蓮が植えられており、また違った風情になっています。どちらかと言うと洋風の感じになったのかな。

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まだつぼみも上がっており、もう暫くの間は楽しめそうですよ。盛りは過ぎつつある感じですけどね。

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紫陽花は既にピークを過ぎ、桔梗はまだ盛りが続いていました。寂しくなったと思っていた桔梗ですが、咲きそろってみるとそれなりに見えますね。やはり智積院には桔梗の花は欠かせない様です。

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2015.07.06

京都・洛東 蓮2015 ~法住寺 7.4~

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平成27年7月4日の法住寺です。この日は境内で2輪の蓮が咲いていました。

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法住寺には10鉢程度の蓮が置かれており、タイミングが合えばそれなりの景色を見る事が出来ると思っていたのですが、この日は少し外した様ですね。

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つぼみはまだ沢山上がっていたので、これから先もまだ暫くは楽しめそうです。最近は蓮を置く寺が増えてきたのは嬉しい限りですね。

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本堂の裏手ではノウゼンカズラが咲いていました。この花もまた、夏を感じさせてくれる花の一つです。

次は智積院へと向かう事にします。

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2015.07.05

京都の七夕行事2015

京都の七夕と言えば8月に行われる「京の七夕」が有名になって来ていますが、7月7日に行われる行事もまたあります。今日はそのうちのいくつかを紹介したいと思います。

・地主神社

縁結びの神様として知られるこの神社では、恋愛成就の七夕祭が行われます。織姫・彦星にみたてた一組の紙こけしに自分と相手の名を書き、固く結び合わせて本殿両側の「大笹」につるし、恋の願掛けをおこないます。現在相手の居ない人は理想のタイプを書けば良いというのも、よく考えられています。ここは若い人に人気の行事ですね。

・北野天満宮

7日の午前10時から本殿にて御手洗祭が、また午後1時30分から楼門前の中ノ森広場にて七夕祭が行われます。御手洗祭は本殿で行われる神事なので、一般の参拝者は見る事が出来ないのかな。七夕祭の方は、氏子区域の幼稚園児童等が参列する行事で、七夕の踊りやお遊戯等がある様です。

・白峰神宮

7日の午後1時30分から、精大明神例祭「七夕祭」が行われます。舞楽や神楽舞の奉納の後、午後3時からは蹴鞠の奉納、午後4時からは地元の少女たちによる小町踊りが奉納されます。蹴鞠の神様が居る境内での蹴鞠奉納なんて洒落ていますね。

・貴船神社

7月1日から8月15日まで七夕飾りのライトアップが行われています。また、7日には貴船の水まつりと七夕神事が行われます。水まつりでは、献茶の儀、舞楽奉納の儀、式包丁の儀が行われる様ですね。また、7月20日には宮川町の舞妓による舞の奉納も行われるとのことです。

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2015.07.04

京都・洛中 桔梗2015 ~廬山寺 6.27~

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平成27年6月27日の廬山寺です。この日は桔梗が見頃を迎えていました。

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ホームページの情報や、他の場所での桔梗の様子からかなりの見頃になっているだろうと予想していましたが、ほぼピークと言って良い程の咲き方でした。

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それに比例する様に拝観者も、ここにしては多かったですね。今年の桔梗は早いという情報が行き渡っているのでしょうか。

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ほとんどが青の花の中にあって、ひと株だけ白の花がありました。わざとなのか植え間違えなのかは判りませんが、ぱっと見目立つのは確かですね。

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まだまだつぼみはありましたから、暫くは見頃が続く事でしょう。常時公開している寺ですからあせる必要はないですが、良い状態の花を見ようと思えば、7月中頃までには行った方が良いかも知れません。


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2015.07.03

京都・洛中 蓮2015 ~立本寺 6.27~

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京都で蓮の寺と言えば、まず立本寺の名が上がりますが、今年は少し異変が起きている様です。蓮の育ち方が例年に無く悪いのですよ。

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全体を見るとこんな感じで、葉の茂り方がとても寂しく感じます。花もそれに比例して少なく、この日咲いていたのは一輪だけでした。いったいどうしちゃったのでしょうね。

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これから育って巻き返すのか、それとも今年はこんなもので終わってしまうのかは判りませんが、現状はあまり良くないのは確かです。出来ればいつものように元気な姿を見せて欲しいと願っているところです。

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2015.07.02

京都・洛中 蓮2015 ~相国寺 6.27~

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平成27年6月27日の相国寺です。この日は蓮が見頃を迎えつつあるところでした。

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今年は蓮も早くから咲き始めており、例年に無い早い進行になっています。なので、かなりの見頃になっているかと期待していたのですが、まだ少し早かった様ですね。

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もっとも、ここで一面に花が咲いているというのは見た事がなく、少しずつ様々な花が咲いているというのがここの光景ですね。一つには多種類の蓮がある事から、咲く時期がずれるという事があるのかも知れません。

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それだけ多様な花が楽しめるというのが、ここの良いところなのでしょうね。どの花も美しく、見応えがあるのは確かです。

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相国寺の蓮はどうなんだろけう、そろそろ咲いていなかった鉢の蓮も咲き出す頃なのかな。出来れば今週末も行ってみて、確かめて来たいと思っているところです。

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2015.07.01

京都・洛中 立葵2015 ~相国寺 6.27~

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平成27年6月27日の相国寺です。この日は立葵の赤い花が咲いていました。

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毎年この時期に境内を彩る立葵ですか、今年はあまり元気が無いですね。花数がいつもの年よりずっと少なく、寂しい感じになっています。

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それに咲き出してあまり時間が経っていない様子で、全体として進行が早い傾向のある今年の花の中にあっては、様子が違っている様です。

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その立葵の側では、紫陽花が咲いていました。こちらは早くから咲いていたらしく、見頃は過ぎつつあるところでした。今年の気候は、同じ場所にあっても花によって出る影響が異なる様ですね。

立葵が咲ききると梅雨が明けると言いますが、それからすると今年の梅雨は長いのかな、などと思ってしまいます。まあ、当てにならない俗信ですけどね、うっとうしい季節は早く過ぎて欲しいと思うこの頃です。

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