京都・洛東 東求堂特別公開 ~銀閣寺 5.3~
曼殊院のあと、銀閣寺に寄りました。ここでも見頃になったツツジが出迎えてくれましたよ。
銀閣寺に来るのは何年ぶりになるかしらん。それもわざわざ混み合う連休中に寄ったのは、東求堂の特別公開が行われているからです。ここにはまだ一度も入った事が無かったのですよ。
東求堂は足利義政公の持仏堂として建てられたもので、銀閣と共に創建当時から残る建造物です。内部には阿弥陀如来が祀られ、また義政公の像が安置されています。そして、その奥にあるのが同仁斎。四畳半の小さな部屋ですが、その後の和風建築の源流となったとされる貴重な部屋ですね。
特に印象的だったのは、付書院の窓を開けた時の景色で、手前にキリシマツツジが咲き、奥には庭の緑が映え、一幅の絵を見るかの様でした。まさに生きた掛け軸でしたよ。
特別公開では、池大雅や与謝野蕪村といった江戸時代を代表する文人が描いたふすま絵、昭和から平成にかけて活躍した奥田玄宋のふすま絵などを見る事が出来ます。春の特別公開は明日6日まで、興味のある方はお出かけになられては如何ですか。
| 固定リンク
「京都・洛東」カテゴリの記事
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~真如堂 12.8~(2018.12.11)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~円山公園 12.1~(2018.12.08)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~圓徳院 12.1~(2018.12.07)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~高台寺 12.1~(2018.12.06)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~興正寺霊山本廟 12.1~(2018.12.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント