京都・洛中 師走の風景2014 ~錦天満宮~
新京極に行くと必ずお参りするのが錦天満宮、その名の通り菅原道真公をお祀りする神社です。
創建は十世紀の初頭に遡り、道真公の旧邸に建てられました。その後、歓喜寺の鎮守社となり六条河原院跡に移転し、さらに秀吉の京都改造によって現在の地に移転させられました。錦天満宮と呼ばれるようになったのは、その後の事です。
境内の手水となっているのが錦の水。京都の名水の一つとして知られます。一度この水でお茶を淹れて飲んでみたいものですが、持って帰るのが大変なので、まだ実現していません。
境内に吊されていたのは大願梅。この中に願い事を書いた紙が入っているのですが、月次祭の時に炊きあげて頂けるそうです。これから受験シーズンですから、この梅がいくつも並ぶ事になるのでしょうね。
賑やかな繁華街にあって、ほっとなじむ事の出来る空間、それが錦天満宮です。
| 固定リンク
「京都・洛中」カテゴリの記事
- 京都・洛中 クリスマスイルミネーション2018 ~京都駅ビル~(2018.12.22)
- 京都・洛中 クリスマスイルミネーション2018 ~ローム~(2018.12.21)
- 京都・洛中 ここも中止でした ~平安女学院~(2018.12.19)
- 京都・洛中 イルミネーションが無くなりました ~セントアンドリュース教会~(2018.12.18)
- 京都・洛中 クリスマスイルミネーション2018 ~京都ホテルオークラ~(2018.12.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
錦市場に行ったときに寄りました。
地元の人たちにとても愛されてる神社だな~と感じました。
この錦の水は龍でしょうか?
とてもリアルで怖いくらい (*^m^)
投稿: mami | 2014.12.28 00:53
mamiさん、
華やかな新京極にあっても違和感がないのが良いですね。
それに参拝者が常に絶えないのもこの神社ならではです。
ここも外国人が多く来る様になっており、
この日は半分くらいは外国の方の様でした。
錦の水の吐き出し口は龍です。以前は竹筒だったのですが、
数年前に取り付けられました。
龍は水の神ともされていますから、相性が良いのでしょうね。
雰囲気がぐっと良くなったのも確かです。
投稿: なおくん | 2014.12.28 10:53