京都・洛南 伏見散歩
御香宮神社の神幸祭を見た後、伏見の町を少し歩いて来ました。伏見と言えば酒蔵の町、ちっょと歩けば昔ながらの町並みと出会えるのが嬉しいところです。
ここは黄桜酒造のカッパカントリーがある通りで、たぶんこれも黄桜酒造の酒蔵なのでしょう。今も現役なのかどうかは判りませんが、いかにも伏見らしい景色のひとつです。
反対側から見るとこんな感じで、マンションが余計ですね。そこは上を見ないようにし、目線の高さだけを見て歩くのが良いでしょう。左にあるカッパカントリーでは、日本酒だけでなく、できたての地ビールも飲めるそうですよ。お酒の好きな人には、もってこいの施設ですね。
一つ北の通りには、西岸寺があります。油掛地蔵の通称で知られる寺で、お地蔵様に油を掛けて祈ると御利益があるとして信仰を集めています。今は地蔵様は御堂の中に安置されており直に見る事は出来ないのですが、中を覗いてみたところ、確かに油で真っ黒になっていました。今でも油を掛けるという伝統は続いている様ですね。
この寺は、坂本龍馬が寺田屋で襲われた時、逃げる途中で一時隠れた所と言われます。確証はない様ですけどね、幕末史ファンなら一度は訪れておきたい場所です。
せっかく酒所の伏見に来たのだからと、お土産に日本酒を買って帰りました。選んだのは月の桂のひやおろしです。ひやおろしとは、春に絞った酒を一夏かけて熟成した酒の事で、新酒の荒さが取れて丁度飲み頃になっていると言われます。まだ封を開けてないのですけどね、秋の夜長をこの酒を飲みながら、じっくりと過ごすのを楽しみにしているところです。
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