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2014.08.01

京都・洛中 祇園祭2014 後祭・宵山 ~役行者山~

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役行者山は、室町通で一番北、姉小路を下がった所にあります。この山で目立つのは独得の文様、輪宝紋ですね。

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ご神体は三体、中央が役行者、左が一言主神、右が葛城神です。山の主題は、役行者が一言主神を使って大峰山と葛城山の間に橋を架けさせたという説話に基づくと考えられます。また、葛城神は謡曲「葛城」に出て来る女神で、やはり役行者によって橋を架けさせられたとされます。要するに、役行者は神をも使役するほどの強い霊力の持主だったという事なのでしょう。

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これが役行者山の懸装品の数々です。壁に掛けられているのは水引、前掛け、見送りなどですね。下に置いてあるのが欄縁で、黒漆塗りに高浮彫雲龍と輪宝文様の鍍金金具が施されています。

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中でも目を惹くのがこの見送りかな。金地唐美人図綴錦で、とても鮮やかなのは昭和57年に復元されたものだからです。オリジナルは明の官工場で作られたもので、やはり町会所に飾られていましたが、全く同じ図柄でした。

ここは宵山の昼過ぎに山伏が訪れて護摩供養が行われる事で知られますが、私はまだ見た事が無いです。一度は見ておきたいのですが、なかなか機会が無いですね。また、今年からその山伏が、巡行に随行する様になったとの事です。

次は烏丸通に出て、鈴鹿山を目指す事とします。


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コメント

なおくん こんばんは

実家へから戻り、祇園祭りの続きを見させてもらってます。
北海道もここ数日、暑い日が続いています。
京都に比べると大したことないかもしれませんが…

妹が祇園祭の特集番組を見たそうで、たいそう感心していました。
水引というのでしょうか?
この織物は国際色豊かですねー

投稿: mami | 2014.08.03 19:32

mamiさん、

20数年前に北海道に行った時は、
網走で30度を超える暑さで参った記憶があります。
流氷館に入った時は、その涼しさに救われた思いがしたものでした。

祇園祭の特集番組はやっていましたね。
私は中継の現場の方に居ましたが、裏方さんが大変そうでしたよ。
録画しておけば良かったかな。

水引は横に細長い織物で、山鉾の枠の部分に掛けられます。
横に掛けられるのが胴掛け、前に掛けられるのが前掛け、後ろが後掛けですね。
巡行の時に後ろに垂らされるのが見送りで、特に豪華なものが多いです。

これらの織物は本当に国際色豊かで、題材も聖書やギリシャ神話など、
いわゆる京都らしさとは無縁です。
その時代に手に入る最高の贅沢を競って来たのですね。
町衆の心意気を感じるところです。

投稿: なおくん | 2014.08.03 19:49

こんばんは。2014年7月16日前祭宵山の京都です

・・・7/15の夜に京都に着いたのだが、もう時間が遅かったので、宵宵山には行かずそのまま駅前ホテルに宿泊。京都タワーに登れる券が付いていたので、、、
7/16・・・ホテルフロントが鉾が見えるかもしれないと言うので、10:00にタワーに登ってみるも、烏丸通は御所まで見渡せるのだが、山鉾どころか四条通りがどこかも分からず。
結局、すぐに降りて、まだ早い時間なので、桔梗を求めて、
●智積院::ここは去年の中秋の観月会行っただけなので、昼に行くのは初めて。桔梗の花は一度に咲くことは無いようで、まだ蕾もあり、咲き終わって萎れた花びらも残っているのだが、去年見た廬山寺、天徳院では、毎日古い花びらは撤去しているのだろうか?見たことが無かった。花びらが古くなっても手を加えない自然のままが仏教の教えなのかな?ただ、ここは通路端に咲いている花に接近できるのが嬉しい。もう12:00近かったが明王殿脇の小さな池の蓮も見ごろ。金堂裏のアジサイは完全に終了の状態だった。
・・・バスで四条通を西に向かうと御旅所前を通過。まだ、前面だけは土産物屋であった。四条高倉で下車すると目の前が
●長刀鉾::取敢えず、初心者としてはメインのここを最初に。粽は既に売り切れだが、何でも買えば鉾に登れると言うので、手ぬぐいを購入し登る。四条通の真ん中で宙に浮く自分は爽快。それにしても鉾の先端があんなに高いのは驚いた。30m近くあるか。現在はビルの谷間だが、明治までは精々2階の建屋であろうから、相当目立っていただろう。
・・・先に四条通り北側を廻る事にする
●蟷螂山::山上の蟷螂が有名だが、お金を入れると蟷螂が御神籤を持ってくる仕掛けが面白い
・・・屏風祭り案内を元に探したのだが、この地域は後祭りに合わせて開催する予定なのか見つけられない所が多かった。その中で、普段から公開しているらしいのだが、
●紫織庵::受付の綺麗どころに誘われ500円を払いフラフラ入ったのだが、武田吾一設計の洋間や上坂浅次郎の茶室がある京町屋というより染物屋の豪邸だ。洋間の屋根は鉾見台になっていて、八幡山が目の前。今年は後祭りなので無いのだが、17日の巡行イベントは予約で一杯だった。
●放下鉾::寸志のみで鉾に登れる。男に生まれてよかった。狭い新町通りに在るので、四条通りとはまた違った景色。
・・・四条通に戻ると提灯が灯り、囃子も始まっていたので、入場料を払って登ってみたが混雑して心太の様に押し出された。女性が登れない鉾があるためか、登れる鉾は異様に混んでいる。朝日放送の人気女子アナ?(東京人には?)にも遭遇。
●鶏鉾::受付の浴衣の女子大生?から手ぬぐい購入で、鉾に登る。意外とすいていて、ゆっくり見れた。内部は広めだが結構シンプルな飾り。
・・・17:00流石に疲れたので、行きつけCOCONのカフェで休憩。
・・・18:00四条南エリアに出たが、この間に人出が凄くなった。
・・・室町通りと新町通りが一方通行になったので、
●綾傘鉾::2回通ることになったのだが、そのため、棒振り囃子を見れた。
●船鉾::他の鉾とは形状が違うので、面白い。鉾内部が広そうだ。~船鉾の手拭どうですか~の浴衣姿の可愛い声に心が動く(ここでは手拭買っても登れない)。
●岩戸山::すっかり暗くなって提灯も近くで見たいので、300円払って登る。
・・・折角なので、暗くなった長刀鉾にもう一度登ろうと烏丸通を上がるが、四条の交差点近くで動けないので、東洞院通りを上がって、四条へ。
・・・再び先ほど購入の手拭で長刀鉾に登る。既に内部の半分には囃子方が整っていて、真近で見られる。
・・・東洞院通りを下がり、最後に保昌山をめぐり、バスが走っている五条通りへ出て、ホテルへ戻る。
[教訓]
*宵山を十分に楽しむには結構現金を持っていたほうが良い。山鉾一箇所で社寺一箇所だと認識するくらい。特に、祭り自体が男のものなので、浴衣美人の役割が決まっていて誘惑に弱い人はなおさらだ。
*山鉾のサービス感や囃子の時間は夫々マチマチなので、時間があれば見極めたほうが合理的。特に、鉾に登る時は。女性が登れる山鉾は特に混雑している。
*17:00を過ぎると人通りは尋常ではなくなるので暗くなってから全てを見るのはほぼ不可能。一方通行の場所も事前に把握必要。

前祭りの山鉾は全て制覇したが、ここ数年夕立があったせいか、提灯やタペストリーにビニールが掛かっているか、巡行まで出さない山鉾が数多かった。
京町屋の雰囲気を残している、山伏山、霰天神山、放下鉾、月鉾、伯牙山、太子山、船鉾、保昌山の町会所が特に良い。
初見参にしては、山鉾5箇所に6回登り、粽1個や手ぬぐい2枚GET、浴衣美人と遭遇したので、まずまずか。
・・・・長文失礼。7/17巡行に続く。

投稿: michael | 2014.08.11 02:22

michaelさん、

沢山回られたのですね。
桔梗は盛りを過ぎていますが、まだ咲いていますね。
廬山寺や天得院は、絶えず手を入れられています。
たまに庭園で作業をしている姿を見たりしますよ。

山鉾の女人禁制を守っているのは、長刀鉾と放下鉾の二つだけです。
むしろ少数派と言うべきかな。
宵山の混み方は、そんなものでしょう。
宵々々山とかに行けば、もう少し空いていたかもしれません。
でも、宵山を満喫された様で何よりでした。

投稿: なおくん | 2014.08.11 23:35

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