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2014年7月

2014.07.31

京都・洛中 祇園祭2014 後祭・宵山 ~浄妙山~

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室町通から六角通へ東に入ると浄妙山があります。ここまたで来ると祇園囃子も聞こえず静かな界隈となるのですが、軒先に吊された提灯が祭り情緒を感じさせてくれます。

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浄妙山は平家物語に題材を求めた山です。舞台は宇治川の合戦、平家に叛旗を翻した源頼政が、平家の追手と戦った一戦です。

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ご神体は2体あり、左側が筒井浄妙、右側が一来法師、共に三井寺の僧兵です。この時、三井寺は源氏方に付いており、二人は頼政の先兵として戦っていたのですね。まず先に敵と対峙したのが筒井浄妙でした。彼は橋板が落とされた宇治橋の上で、24本の矢を放ち、長刀を振るって奮戦します。これを背後から見ていた一来法師が自分も前線に出ようとしますが、橋板が落ちているため思うに任せません。そこで、浄妙の頭に手を突いて、その上を飛び越えて行ったのでした。

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巡行では、浄妙の人形の上に片手を突いた一来法師が乗った形に組み立てられるのですが、とてもアクロバティックで面白いですよ。

写真の右手に見えているのが、智積院にある桜図を原画とした前掛けです。また、写ってはいませんが後掛けには同じく智積院の楓図が使われています。拝観者はあまり居ませんでしたが、何かと見所の多い山ですね。

次は室町通に戻って、役行者山を目指します。

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2014.07.30

京都・洛中 祇園祭2014 後祭・宵山 ~鯉山~

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黒主山から室町通を下ったところにあるのが鯉山です。その名の通り、巨大な鯉をご神体とする山で、登竜門の古事にちなんでいます。

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この日、祇園囃子の無い山の中では、鯉山が一番人気でした。立身出世という御利益のせいなのかな、町会所には長い行列が出来ていましたよ。

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鯉山で注目すべきは、見送りや前掛け、胴掛けなどに使われているタペストリーです。ベルギー製で、16世紀から17世紀にかけて制作されたものだとか。ギリシャの叙事詩、イーリアスを題材としたとても豪華な織物ですね。元は一枚だったものを、のみで9枚に裁断して懸装品として使われています。それにしても、豪華なタペストリーを惜しげもなく切ってしまうとは、大胆というと言うかとても贅沢ですよね。

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このタペストリーは複製品が作られており、巡行時には複製品が使われるそうです。オリジナルを見る事が出来るのは、宵山の町会所だけという事になりますね。

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授け物のうち、扇子の絵柄は竹内栖鳳が描いたものでした。さすがに祇園祭だけあって、名の通った作家が出て来ますね。とても洒脱で、風情のある絵柄だと思います。

鯉山の後は六角通に入り、浄妙山へと向かう事にします。

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2014.07.29

京都・洛中 祇園祭2014 後祭・宵山 ~黒主山~

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新町通から室町通へとやって来ました。ここには祇園囃子は無く、人気も少ないのではないかと思っていたのですが、予想以上に賑わっていました。

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ご神体は大伴黒主。六歌仙の一人で、没後に志賀明神として祀られたという伝承があります。謡曲「志賀」はこの伝承に取材した作品で、黒主が年老いた木樵の姿で桜を愛で、明神となって神神楽を舞ったと歌われます。この姿は、まさに桜を仰ぎ見ているところですね。

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これが黒主山の桜です。とても良くできた造花で、時ならぬ夜桜を楽しませて頂きました。

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ところで、この桜を戸口に挿すと悪事が入ってこないと言われるそうですが、巡行が終わった後に造花を授与しているでしょうかね。南北の観音山では、巡行の終了後に柳の葉が授与されており、ほとんど争奪戦の様になるのですが、黒主山ではそんな事を聞かないのだけどな。どういう事なのでしょうね。

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この見事な龍の織物は後掛けです。つまりは、巡行時には見送りの陰になって見えない訳で、宵山の会所でしか見る事が出来ないのでした。でも、そういう見えないところでも手を抜かないのが町衆の心意気というものなのでしょうか。

次は室町通を下って、鯉山に向かう事にします。

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2014.07.28

京都・洛中 祇園祭2014 後祭・宵山 ~八幡山~

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北観音山の隣に八幡山があります。ここまで来ると空いているかと思ったのですが、けっこう賑わっていました。

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八幡山は、この町内に祭られている八幡宮を、御輿の様に担いで参加したのが始まりだとか。山に乗せるのが神様そのものなので、鳥居がしつらえられています。

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この八幡宮は、若宮八幡宮を分祠したものだそうですね。考えてみれば、八坂神社のお祭りなのにまるで違う神社が参加している訳で、このあたりは随分とおおらかなんだという気がします。まあ、山鉾の由来は中国の古事や謡曲など様々で、更には観音様まで居る訳ですから、町衆が特にこだわる事無く、自由に育てて来た祭りという事なのかなと思ったりもします。

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これが八幡山の懸装品の数々です。手前にある鳩が巡行時には鳥居に付けられるのですが、左側が左甚五郎作と言われる伝来のもの、右側が一昨年新調された新しい鳩です。こんな具合に、少しずつ懸装品も更新されて行くという訳ですね。

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八幡山の授け物は、やはり鳩にちなんだものが多いです。これは鳩笛に鳩の土鈴ですが、なかなか可愛く出来ていますね。小さい子供にも受けるんじゃないかしらん。

次は室町通に出て、黒主山へと向かう事にします。

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2014.07.27

京都・洛中 祇園祭2014 後祭・宵山 ~北観音山~

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新町通を上がり、蛸薬師通を越えると北観音山が見えてきます。南観音山から続くこのあたりが、後祭宵山のメインストリートとなります。

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北観音山では、まだ日和神楽に出掛ける事なく、祇園囃子を奏でていました。丁度NHKの生中継が行われていたので、その関係があったのかも知れません。

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やはり祇園囃子が聞けるというのは良いですね。後祭では大船鉾と南観音山、それに北観音山の3カ所でしか聞く事が出来ませんが、祭情緒には欠かせない音色です。その様子を動画にてご覧下さい。

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北観音山の水引は江戸時代の朝鮮通信使の様子を描いたものです。これを来年は新調するらしく、この水引を見る事が出来るのはこれが最後となるかも知れません。この写真は、結構貴重なショットとなったのかも知れませんね。

この後は後祭の山を順番に見ていく事とします。

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2014.07.26

京都・洛北 御手洗祭2014 ~下鴨神社~

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今年も下鴨神社で御手洗祭が行われています。毎年、土用の丑の日の前後に行われるもので、別名足漬け神事とも呼ばれます。

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今年は25日に始まり、29日(火)まで行われます。時間は午前5時30分から午後10時までですが、夜の方が人気があります。楼門の前から整理用のロープが張られており、境内の中も幾重にも張り巡らされていました。如何にこの行事に沢山の人が押し寄せるかを物語っている様です。

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ただ御手洗池に入って井上社に蝋燭を捧げるというだけのシンプルな禊ぎ行事ですが、とにかく水が冷たくて気持ちが良いのですよ。夏の早朝の空気とあいまって、心身共に清められる気がします。

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今年は初穂料が値上げされていて300円になっていました。式年遷宮などの費用に充てるためとの事ですが、消費税増税以後値上げラッシュの中、ここでもかと思ってしまいます。少し世知辛いなという気もしますね。

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清めの最後に頂くのが御神水です。たぶん、御手洗池と同じ地下水なのでしょうけど、冷たくて美味しい水ですよ。

参道には屋台が並んでおり、楼門前には納涼市も開催されています。朝の内はまだ店開きされていませんでしたが、夜はさぞかし賑わう事でしょう。納涼がてら、お出かけになられては如何でしょうか。

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2014.07.25

京都・洛中 祇園祭2014 後祭・宵山 ~南観音山~

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新町通を四条から上がると、遠くに南観音山の明かりが見えてきます。同時に祇園囃子の音色が聞こえて来て、これぞ宵山の風情そのものですね。

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後祭の宵山には屋台がありません。寂しいと言えば寂しいですが、歩きやすいのも確かですね。それに沿道の店が開いているので、それなりに賑やかでもあります。

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宵山で最も風情を感じるのが南観音山です。それは童歌が聞けるからで、なんとも情緒を感じますね。童歌は前祭でも聞く事が出来ますが、祇園囃子やろうそくと言った道具建てが揃っているのは南観音山が随一で、宵山となるとやはりここに来るのが一番の楽しみとなります。

その様子を動画にてご覧下さい。

この時、テレビカメラも来ていましたから、中継でこの様子をご覧になった方も居られるんじゃないかな。テレビと言えば、今年は曳き初めの時からやたらとカメラを見かけました。この日も複数の局の中継が入っていた様で、メディアの関心の高さの程が窺えました。

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後祭の復活は、伝統を元に戻すという意味合いがあるそうですが、その流れの一つとして南観音山と北観音山の鳥の飾りを入れ替えたという事があります。山の上には真松が飾られていますが、そこに白い鳥が止まっているのが判るかな。これが鳩なのですが、昨年までは尾長鳥で、鳩は北観音山でした。ところが、保存会の方が古文書を調べたところ本来は逆だった事が判り、今年から元に戻したのだそうです。細かい所ですけど、そういう所も押さえておくと、宵山の楽しみ方も一つ増えるというものですね。

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南観音山に着いてすぐにお囃子が終わってしまったのですが、それは日和神楽に出掛けるところだったからでした。その様子を撮影しようと暫く待っていたのですが、丁度そこに京都市長が現れたのですよ。市長は保存会の会長とも顔見知りで、暫く歓談が続いていました。市長としても、この日の盛況は嬉しかったらしく、話ははずんでいましたよ。

市長はこの後も姿をお見かけたのですが、秘書らしき人を一人連れているだけで、随分と身軽な様子でした。常にお付きの人に囲まれている様なイメージを持っていたのですが、ちょっと意外な感じがしましたね。

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やはり南観音山の宵山の雰囲気は最高でした。ここがある以上、来年も後祭の宵山に来る事になるのかな。祭り情緒を満喫した後は、北観音山に向かう事とします。

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2014.07.24

京都・洛中 祇園祭2014 後祭・宵山 ~大船鉾~

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平成26年7月23日、祇園祭後祭の宵山に行ってきました。最初に訪れたのは大船鉾、150年ぶりに復活したという話題の山鉾です。

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後祭は屋台が出ないという事もあって空いているかと思っていたのですが、甘かったです。大船鉾の話題性は想像以上に大きかった様ですね。鉾の周囲はほとんど身動き出来ない程の混雑ぶりでした。

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宵山では、曳き初めの時には無かった舵が取り付けられていました。龍が描かれた、なかなか見事なものですね。やはりこれが付くと、いっそう船らしくなった様に感じられます。

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あまりりに人が多くて授け物などはほとんど見る事が出来なかったのですが、凱旋という純米吟醸酒は確認出来ました。丹山酒造という亀岡の酒蔵が作っているようですね。ただ、1本が3280円と、なかなかのお値段でした。

次に動画にて祇園囃子をお届けします。

とても静かな曲調で、如何にも宵山の夜らしいという気がします。

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出来れば鉾に乗ってみたいと思っていたのですが、とてもそんな状況ではありませんでした。既に受け付けは締め切られているのに、階段前には長蛇の列が出来ており、この鉾の人気ぶりが窺えました。鉾に登るのは、また来年の楽しみに取っておく事と致します。

後祭では、四条通より南では大船鉾だけしかありません。新町通は南向け一方通行であったため、一度南に抜けてから、膏薬図子を通って四条通に戻りました。途中膏薬図子でのライトアップを期待していたのだけれど、後祭では行われていないのですね。少し残念でした。

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2014.07.23

京都・洛中 祇園祭2014 ~山建て~ 

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後祭に参加する山は全部で10基、前祭に比べると半分以下ですから少し寂しいですね。しかも祇園囃子は新町通に集中していますから、一本筋を違えると随分と静かになります。この日も人出で溢れていた新町通とは違って、室町通は閑散としていました。

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室町通を、六角から上がったところにあるのが黒主山、謡曲「志賀」にちなみ、大伴黒主が桜を仰ぎ見ている場面を表しています。巡行前はご神体は会所に祀られているので、この日は桜と松だけが飾られていました。

この桜をじっくり見たのは初めてですが、実に良くできているのですね。とても造花とは思えない出来映えで、あたかも本物の桜を見ているかの様でした。

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これが黒主山の縄がらみです。縄と言うよりこれはロープかな。上に乗る過重が少ないせいでしょう、囃子方の乗る山鉾に比べると、随分と手簡素な絡め方ではあります。

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六角通を下がったところにあるのが鯉山です。こちらはすでに組み上がっており、山形提灯まで飾り付けられていました。

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昨年の宵山では、ここまでたどり着くのに大変な混雑になっていたのですが、今年はきっとスムーズに来る事が出来るでしょう。ここでは巨大な鯉の飾り付けを見る事が出来ますよ。

明日はその宵山の様子をお届けする事と致します。

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2014.07.22

京都・洛中 祇園祭2014 曳き初め ~北観音山~

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南観音山を見送ってすぐに、北観音山が帰って来ました。わずか2基ではあるけれども、新町通で連続して見るとあたかも本番の巡行の様で見応えがあります。

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北観音山も、ご覧のとおり凄い人だかりでしたね。これだけ人出を集めたのだから、後祭の復活は、まずは成功したと言えるのかな。

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取材する側としても2回チャンスがあるというのは助かります。前祭には曳き初めにしか行けなかったけれども、まだ後祭があると思うと気が楽ですね。

次に動画をご覧下さい。

この時は北観音山の町会所の前に居たのですが、当然ここで止まるだろうと思っているとそうではなく、ずっと通り過ぎてしまいました。北観音山では1往復以上曳かせてくれるのですね。天気にも依るのだろうけど、随分とサービスが良いものです。きっと沢山の人が曳けて、喜んで貰えた事でしょう。

北観音山を見送った後は、他の鉾町を歩いてみる事にします。

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2014.07.21

京都・洛中 祇園祭2014 曳き初め ~南観音山~

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後祭で曳き初めが行われるのは3基の山鉾ですが、全て新町通に集中しています。まず最初に行われるのが大船鉾、次いで南観音山と北観音山が同時に行われます。

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この日はおかしな天気で、晴れているかと思ったら急に雨が降り出すといった塩梅でした。それも結構な降り方で、暫くは雨宿りを余儀なくされてしまいました。この分では曳き初めも縮小されるのかなと思っていたのですが、雨が上がったためでしょう、北観音山の町会所をはるかに越えて、六角通あたりまで曳かれていきました。その様子を動画で撮ってきたので、ご覧下さい。

南観音山も巡行の時は音頭取りが2人乗るのですが、なぜか曳き初めの時は1人ですね。南観音山独自だと思うだけれど、何か理由があるのでしょうか。

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それにしても、ここでも人出は一杯でした。まるで巡行当日の様な混み方で、とても曳き初めとは思えなかったですね。やはり三連休の中日というのが一番の理由なのかしらん。

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今日から後祭は宵山を迎えています。まだ様子を見には行けてないけれど、どんな具合だったでしょうね。出店が無いぶん歩きやすいという気もしますが、新町通は人出が集中して大変なんじゃないかという気もします。ずいぶんと様子が違う事だけは確かでしょうね。

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南観音山の町会所の向かいにある無名舎では、恒例の屏風祭が行われていました。去年は前衛的な展示だったけれど、今年は落ち着いた雰囲気に戻っていますね。また宵山に訪れた時に、夜の風情を楽しませて貰いたいと思っています。

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2014.07.20

京都・洛中 祇園祭2014 曳き初め ~大船鉾~

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平成26年7月20日、祇園祭の後祭の曳き初めに行ってきました。最初に訪れたのは大船鉾、実に150年という長い年月を経て復活した山鉾です。

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大船鉾は、江戸期まで後祭に巡行していた山鉾で、当時は単に船鉾と呼ばれていたそうですね。先祭にも船鉾がありますが、同時に巡行する事は無かったので混同される事も無かった様です。その後、凱旋船鉾と呼ばれるようになったのですが、昭和59年に大船鉾と呼び名が改められました。大船鉾が失われたのは元治元年(1864年)の禁門の変の時で、京都の町の大半が焼けた中、大船鉾もまた焼失してしまったのでした。

以来、ずっと居祭りが続けられてきたのですが、平成9年に宵山の祇園囃子が復活して山鉾復元の機運が高まり、今年になって念願の復活を果たしたのです。

なにしろ初めて尽くしと言って良い状態ですから、鉾町の人も不慣れな様子でした。そのためでしょう、放下鉾の人達が応援に駆けつけており、様々な助言を行っていた様でした。

では、150年ぶりに動き出した大船鉾の様子を動画にてご覧下さい。

この日はこの瞬間を見る為に訪れた様なものですが、歴史的な時に立ち会えたのは幸運だったと思います。鉾町の人達の感慨も一入だった事でしょう。

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真新しい鉾はまだ木の香りがしており、囃子方が登るための階段も急造したという感じで、何もかも始まったばかりでした。船の舵もまだ取り付けられておらず、胴掛けなども間に合わせのものなのでしょうね。これから何年も掛けて、少しずつ装飾が加えられていくのでしょう。毎年変わっていくであろう姿を見るのも、後祭を訪れる楽しみの一つとなるのでしょうね。

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今日は予想して居たよりもはるかに多くの人が訪れていました。曳き初めでこんなに混んだのは初めてではないのかな。後祭の復活、それに大船鉾の復活という話題性に加えて、3連休の中日という事もあったのでしょう。まずは後祭としては、上々の滑り出しではないでしょうか。

この後は四条通を北に渡って南観音山へと向かいました。その様子は明日お届けします。

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2014.07.19

京都・洛中 祭りで賑わう町 ~錦通り~

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曳き初めに参加した帰り道、久しぶりに町中の道を通ってきました。やはり祭りとなると、町そのものにも活気が出るものですね。

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錦市場は相変わらず賑わっていました。ほとんどが観光客と思えたのは、最近の傾向なのでしょう。お目当ては鱧だったのですが、捌いた姿のものは見つかりませんでした。あるのは照り焼きばかりだったのですけど、かなり遅い時間だったので、生ものは置いておけなかったのかな。

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京極通りもまた、祭りの色に染まっていました。毎年の事ですけど、この山形提灯が飾られると、京都の夏だなという感じがします。

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錦通りを東に突き当たったところにあるのが錦天満宮です。ここはいつも賑わっていますね。京極にある社寺の中でも人気ぶりは際だっているのですが、その開放的な雰囲気が受けているのでしょうか。

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その参拝者の多さを端的に物語っているのがこのなで牛ですね。いつもながら見事にてかっています。やはり学問の神様ですから、頭をなでる人が一番多い様ですね。

この後、裏寺町通りの方へ抜けて来たのですが、暫く歩かない内に随分と変わっていたのには驚きました。以前は場末という雰囲気が漂う界隈だったのに、今は新しい店が次々と出来ているのですね。あまりの変貌ぶりに、ここはどこかと辺りを見回した様な次第です。こういう事があるかに、町中の散歩は楽しいですよね。

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2014.07.18

京都・洛中 祇園祭2014 曳き初め ~長刀鉾~

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長刀鉾は常に巡行の千頭を行く鉾で、鉾頭に大長刀を付けている事で知られます。この長刀は三条小鍛治宗近の作であるとされ、今使われているのはその複製品なのだそうですね。

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その宗近の人形が破風に飾られています。鍛えかけの長刀を手に持ち、じっと眺めている姿ですね。実を言えばこの日初めて気付いたもので、鉾にも登った事があるのに、これまで知らなかったです。如何に上辺しか見ていないかという事ですね。

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これが長刀鉾の縄がらみです。やはり船鉾や岩戸山とは異なりますね。たぶん、どれが最善とかは無いのでしょうけど、各山鉾でそれぞれが正しいものとして受け継がれて来たものと思われます。

長刀鉾の曳き初めは、午後3時30分と最も遅く始まります。だからでしょうか、先に終わった鉾から集まってきたと思われる人で溢れ、一番混雑していました。私的には、既に2回曳き初めに参加しており、3回目はもう良いかなと思い、往きを見送って引き上げる事にしました。

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何度か参加している曳き初めですが、やはり良いものですね。ただ鉾を引っ張るだけという単純なものですが、祭りに関わっているという実感が持てるのが嬉しいところです。まだ後祭りの方が20日にあるので、参加したいという方は是非お出かけになってみて下さい。特に大船鉾は初めての事になるので、大賑わいかも知れませんね。

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2014.07.17

京都・洛中 祇園祭2014 曳き初め ~月鉾~

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今日17日は、先祭りの山鉾巡行が行われました。今年は約半世紀ぶりに二つに分かれた巡行でしたが、どんな様子だったのでしょう。時間的には丁度良くなったという気もしますが、こればかりは実際に見てみないと判らないですね。来年は是非行ってみたいものです。

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さて、曳き初めの4カ所目は月鉾です。月鉾は菊水鉾と同時刻に曳き初めが行われるため、菊水鉾の方に参加していた私は、月鉾には間に合いませんでした。

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それでも祇園囃子はまだ奏でられており、暫く聞く事が出来たのは良かったかな。次に曳き初めに参加出来る機会があれば、月鉾を優先してみたいと思っています。

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鉾の横に垂れている紐は、鉦と連動しているのかな。鉾によって仕様は違う様ですが、月鉾はとてもカラフルな紐で、ガラス玉が付いています。これが祇園囃子に合わせて揺れる様は、なかなか綺麗でしたよ。その様子を動画に撮ってきたのでご覧下さい。

宵山の時は人混みの中になるので、なかなかここまで気が付かないですね。曳き初めの後というエアポケットの中の様な状態だったので、じっくり見る事が出来たという次第でした。

明日は長刀鉾の曳き初めの様子をお届けします。

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2014.07.16

京都・洛中 祇園祭2014 曳き初め ~菊水鉾~

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室町通で、四条通を挟んで鶏鉾と向き合うのが菊水鉾です。長い間休み鉾だったのですが、昭和28年に復興しました。そのため昭和の山鉾とも呼ばれます。

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菊水鉾は唐破風が特徴的ですね。この破風のせいで、他の鉾には無い独得の雰囲気を感じる事が出来ます。

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曳き初めでは見送りが無いので、ぱっと見どちらが前か判りません。見慣れた人なら、水引のあるこちらが前だと判るのでしょうけどね。

曳き初めは参加してみると判りますが、結構歩きにくいです。とにかく大勢の人が綱に掴まるので、歩幅が取れないのですよ。特に隣が小さな子供だと踏まないようにと余計に気を使うし、あまり快適なものではありません。事故が起きないのが不思議な気もしますね。小さいお子さんを参加させる時には、十分気をつけてあげて下さい。

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ちょっと不思議だったのは、鶏鉾の曳き初めと同時に菊水鉾も動いていたのですが、囃子方は乗っておらず、代わりに大工方が乗っている様でした。そして、暫くすると誰も居なくなっていたのですが、どうやって下りたのでしょうね。そして、静かに町会所まで引き戻されて改めて曳き初めが行われたのですが、最初に動いていたのは本当の試運転だったのかしらん。他の鉾ではやらないと思うのですが、そのあたりどうなのでしょう。一度確かめてみたいという気もします。

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2014.07.15

京都・洛中 祇園祭2014 曳き初め ~鶏鉾~

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12日に曳き初めが行われたのは昨日紹介した函谷鉾のほか、鶏鉾、菊水鉾、月鉾、長刀鉾の5基です。このうち、鶏鉾、菊水鉾、月鉾が重なる四条室町界隈は、大変な混みようでした。

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鶏鉾の曳き初めは、まず地元の小学生や池坊短期大学の学生が参加して行われます。なので、他の鉾とは少し違う景色となりますね。テレビ向けの絵になるので、良くニュースにもとりあげられる様です。

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これが鶏鉾を支える車輪です。黒光りがして、如何にも力強いという感じがしますね。次に曳き初めの様子を撮影した動画をご覧下さい。

鶏鉾では、音頭取りの掛け声が3度あり、その後で動き出すという段取りになっていました。このあたりは鉾によってまちまちで、一度で済ます鉾もあるようです。なにしろ曳き手が素人集団ですから、指揮を執る方も何かと大変でしょうね。

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曳き初めには誰でも自由に参加出来ますが、それだけに競争も激しいです。でも、比較的簡単に参加出来る方法があって、まず動き出した鉾にずっと付いていくのですよ。そして、止まったところでじっと待つのです。曳き初めは必ず往復行われるので、暫くすれば目の前に綱が引き出されてくるという寸法です。一度は参加してみたいと思っている方は、ぜひお試し下さいませ。

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2014.07.14

京都・洛中 祇園祭2014 曳き初め ~函谷鉾~ 

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鉾建てが終わった山鉾は、順次曳き初めが行われていきます。曳き初めとは、言わば山鉾の試運転ですね。私が鉾町に着いたのは午後2時前、丁度函谷鉾の曳き初めが行われようとしているところでした。

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本番の巡行時には、山鉾を曳く人は成人男性に限られるのですが、曳き初めの時は女性や子供でも参加する事が出来ます。また、鉾町とはまるで関係の無い観光客でも良いので、とても人気があります。この時もご覧のとおり凄い人だかりがしていました。

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組み上がって懸装品の付けられた鉾は、やはり美しいですね。曳き初めの時も祇園囃子は奏でられるので、いよいよ祭りが始まったなという気分になります。その様子を動画に撮ってきたのでご覧下さい。

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鉾建てが始まると車線規制が行われますが、曳き初めの時は交差点にまで進入するので、一時的に通行が規制されます。なので、各所で大渋滞が引き起こされますね。でも、祭りの方が優先されるので、交差点の真ん中に堂々と鉾が居座っています。これも伝統の力と言うべきなのかな。

曳き初めは各鉾によって時間が異なるため、はしごをする事も出来ます。今年は17日の巡行に来る事は出来ないため、出来るだけ多くの曳き初めを見ておこうと回ってきました。その様子は明日以降、順次掲載して行きます。

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2014.07.13

京都・洛中 祇園祭2014 ~鉾建て 7.12~

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祇園祭も佳境が近付き、10日から13日にかけては鉾建て、山建てが行われました。私が訪れたのは12日、船鉾の鉾建ての真っ最中でした。

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山鉾の本体は、木組みと縄がらみだけで作らている事は良く知られています。なまじ釘などでがちがちに固めてしまうより、縄で縛った柔構造の方が巡行時の衝撃に絶えられるという事なのでしょう。先人たちが経験則で得た智恵が、脈々と受け継がれて来ているのですね。

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縄の組み方はそれぞれの鉾で異なり、描き出される模様も違います。でも、装飾を兼ねている事は共通しており、まるで工芸品の様に美しいですね。

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船鉾の南側にある岩戸山では、丁度縄がらみをしているところでした。ぐるぐると縄を巻いては木槌で叩いて固めるという作業の繰り返しです。見ていてとても手際よく、かつ丁寧な作業ぶりでした。

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これが岩戸山の車軸です。さすがに車輪を受け止める部分は金属製ですね。山とその上に乗る人達の全重量を支える部材ですから、見るからに頑丈に作られています。

今年から前祭りと後祭りに分けられた関係で、新町通ではこの二つの山鉾と四条通の北側で放下鉾が組み立てられていました。昨年までなら、さらに南観音山や北観音山も見る事が出来たのですけどね、やはり少し寂しい感じがします。でも、後祭りの時はもっと寂しく感じるのだろうな。でも、年と共に、そういう光景にもだんだんと慣れていくのかも知れませんね。

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2014.07.12

京都・洛中 桔梗2014 ~廬山寺 7.5~

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平成26年7月5日の廬山寺です。この日は桔梗が見頃を迎えていました。

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桔梗が咲いているのは源氏庭。ここが紫式部の邸宅跡であった事を記念して築かれた庭です。白砂に苔で州浜を描き、平安時代の庭園の「感」を表しているのだそうです。

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その調和の取れた庭に、野草とも言うべき桔梗を沢山植えたというのも、大胆な発想ではありますね。でも、その花はとても美しく、この庭の魅力の一つとなっています。

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ほとんどが青い花ですが、白花も少し混じっています。どちらが美しいという訳でもないですが、はっと目を惹く花ではありますね。

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この日は小雨が降っていて、この庭に情緒を添えていました。秋の七草の一つではあるけれど、この花には梅雨の雨が似合うという気がします。

桔梗は花期が長く9月頃まで咲いていますが、盛りは7月半ば頃になるのかな。まだまだ雨の季節が続きますが、雨の日の風情も捨てがたい庭ですよ。この季節、お薦めのポイントの一つです。

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2014.07.11

京都・洛中 蓮2014 ~立本寺 7.5~

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町中にある蓮の名所の一つ、立本寺を訪れてきました。残念ながらこの日はあまり咲いておらず、2輪の花といくつかのつぼみがあっただけでした。

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相国寺で結構咲いていたのでここもと期待したのですが、そう上手くは行かなかったですね。ここが見頃になるのはこれからの様です。

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それでも、これだけ綺麗な花を見られたのですから、良しとしておくのでしょう。いつでも行ける場所ですから、盛りの時を狙ってまた見に行きたいと思っています。

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帰り際、ふと足下を見ると花びらが散っていました。蓮の花は、散った後も暫くは綺麗なままなのですね。次はこの美しいグラデーションを、咲いている時に見たいものです。

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2014.07.10

京都・洛中 蓮2014 ~相国寺 7.5~

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相国寺で立葵を見た後は、放生池と向かいました。目的は蓮の花です。

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今年の蓮はまだあまり咲いていないところが多いのですが、相国寺は比較的多く咲いていました。それだけ多種類の蓮があるという事なのかもしれませんが、嬉しい誤算でしたね。

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今年は周囲の柵がさらに撤去されており、見通しがとても良くなっているのも有り難いところです。それだけこの花に力を入れているという事なのかな。

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ここは池の中に咲いている花と、周囲の鉢植えの花とがあるのですが、やはり池の中の方が雰囲気はありますね。花の美しさは変わらないけれど、如何にもこの花らしいという感じはします。もしかしたら、池の中に鉢ごと入れてあるだけなのかも知れないけどね。

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蓮の季節はこれから、相国寺も暫くは見頃が続くと思われます。見に行きやすい場所ですし、蓮を見たい人にはお勧めのポイントですね。

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2014.07.09

京都・洛中 立葵2014 ~相国寺 7.5~

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平成26年7月5日の相国寺です。この日は弁天堂の前にある立葵が見頃となっていました。

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ここの立葵は毎年真っ赤な花を咲かせてくれるのですが、今年は特に勢いが良いですね。きっと手入れもされているのでしょうけど、あたかも野草の様な元気さを見せています。

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その代わり草姿はまちまちで、あまりまとまった咲き方はしていません。この奔放さが、この花の持ち味なのかな。

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この花が一番上まで咲ききると梅雨が明けると言いますが、この分だとタイミングはかなりずれそうな感じです。これから梅雨末期に入りますが、豪雨とかではなく、穏やかに適度に降って、例年通りに明けてくれると良いのですけどね。

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2014.07.08

京都・洛東 蓮2014 ~西雲院 7.5~

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京都の隠れた蓮の名所の一つに、黒谷の塔頭、西雲院があります。黒谷としては最も奥まった場所になるのですが、真如堂からは境内続きの様な位置関係にあり、むしろ行きやすいですね。

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境内はごく狭いのですが、本堂前に沢山の鉢植えが置かれており、最盛期にはとても綺麗になります。ただ、この日は未だ早すぎたらしく、一輪が咲いていただけでした。

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沢山の種類があるので、近くに住んでいれば毎朝見に行きたいところです。夏の早朝の散歩など、気持ちの良い事でしょうね。

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実はこの日初めて気が付いたのですが、幕末の侠客、会津小鉄の墓はここにあったのですね。鳥羽伏見の戦いの折、賊軍となった幕府軍の遺体が放置されているのを見かねて供養したという事で知られる人物ですが、黒谷に墓があるという事しか知りませんでした。西雲院には何度も来ているのに、どこを見ていたのやら。蓮にばかり気を取られていてはいけないと反省するのみです。

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2014.07.07

京都・洛中 七夕2014 ~北野天満宮~

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今日は七夕ですね。京都でもいくつかの社寺で行事が行われた事と思われますが、ここ北野天満宮もその一つです。訪れたのは5日でしたが、本殿の前には笹と短冊が置かれており、参拝者が願い事を書いて吊す様になっていました。

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7日の行事は神前で行われる御手洗祭と、地域の幼稚園児が参加する七夕祭からなります。棚機祭とも書き、織物の産地にある神社らしく星祭りと言うより、天棚機姫神を祀るという色彩が濃いとの事です。まだ一度も参列した事が無いのですが、一度は見ておきたいですね。

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今の時期、北野天満宮もまた緑に覆われています。早春には鮮やかな彩りを見せていた梅が緑一色となり、もみじとはまた違う色合いを見せています。

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梅の実は無かったから、既に収穫は終わっていたのでしょう。もう少ししたら、大福梅の土用干しが行われる事でしょうね。それもまた、北野天満宮の夏の風物詩の一つです。

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2014.07.06

京都・洛東 紫陽花2014 ~真如堂 7.5~

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平成26年7月5日の真如堂です。この日の境内は、すっかり濃くなった緑にすっぽりと包まれていました。

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今の時期、まず出迎えてくれるのが木槿です。花期の長い花ですが、既に見頃と言って良い状態ですね。以前は参道沿いにあったのですが、今は駐車場の壁沿いに移されています。なので、車が駐まっている時は見えにくいのですが、この日は一台も駐まっておらず、じっくりと鑑賞する事が出来ました。私的には以前の参道沿いの方が良かったと思うのですが、なぜ移植したのでしょうね。

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この日のお目当ては、最近整備されつつある紫陽花園を見るためでした。今年はあまり状態が良く無かった様ですが、最近降った雨で持ち直したと聞き、様子を見に来たのです。

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ここは以前は雑草が生い茂り、マムシ注意の看板が立てられている様な荒れた場所だったのですが、すっかり綺麗に整備されています。紫陽花園と呼ぶにふさわしい雰囲気になっていますね。あと何年か経てば、紫陽花の名所と呼ばれる様になるかも知れません。

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以前からある鐘楼周辺の紫陽花も元気になっていました。ここは青い花ばかりですが、それも如何にも紫陽花らしくて綺麗です。

真如堂の紫陽花もそろそろ盛りが過ぎてくる頃でしょうけど、まだ暫くは大丈夫かと思われます。今年の紫陽花をまだ見ていない方にはお薦めの場所ですね。

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2014.07.05

京都・洛東 七夕祭 ~地主神社~

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間もなく七夕がやって来ますね。京都の七夕の行事としては、8月に行われる京の七夕が知られる様になりましたが、7月の七夕はそれほど多くはありません。その一つが地主神社の七夕祭ですね。

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地主神社は清水寺の本堂の裏手にある神社です。神社のホームページに依れば、社歴は平安京よりもはるかに古く、清水寺より以前からここにあった様ですね。その後は清水寺の鎮守社となり、明治の神仏分離令によって、再び独立した神社となった様です。「じしゅじんじゃ」と読みますが、元々のこの地の神様、地主社という意味ではないかとする説もある様ですね。

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ここは縁結びの神として知られる所です。七夕祭では、男女に見立てた一対のこけしに自分と相手の名前を書き、それを笹に結ぶと恋愛が成就するのだとか。若い人には楽しい趣向でしょうね。私のようなおじさんには縁のない話ではありますが、熱気を感じるのは悪くない気分ですよ。息子達の良縁を祈願して来ようかとも思いますが、余計なお世話と言われますかね。

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2014.07.04

京都・洛中 蓮の咲く寺 ~立本寺~

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庶民的な蓮の名所と言えば立本寺でしょうか。西陣にあるこの寺では、鉢植えにした沢山の蓮と出会う事が出来ます。(写真は全て昨年撮影したものです。)

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ここもタイミングが合えば沢山の花と出会う事が出来、とても綺麗ですよ。でも、ここも最近はあまり良い時期に行けてないですね。いつが良いのか、判断が難しいところです。

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いつ行っても境内に人が居る事はほとんどなく、とても静かに花を愛でる事が出来ます。それだけに不用心で、これまでに花の盗難などの被害に何度も遭っています。さすがに防犯カメラを設置された様ですが、それでも花の展示を止めないのは見上げた心意気ですね。

今年もどんな花が咲いているか、今週末にでも行ってみたいと思っているところです。

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2014.07.03

京都・洛中 蓮の咲く寺 ~東本願寺~

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7月と言えば蓮の季節、この時期あちこちの寺で蓮の花が咲いているのを見る事が出来ます。その一つが東本願寺、ここでは南の堀に咲く蓮を見る事が出来ます。

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咲いているのは淀姫という種類です。淀姫と聞けば秀吉の側室だった淀殿を連想しますが、花の名前と関係があるのかどうかは良く判らないですね。でも、非常に美しい事は確かです。

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上手くタイミングが遭えば、堀一面に咲いた花と出会う事も出来ます。その時はとても綺麗ですね。でも、ここ2年程はあまり咲いていませんでした。今年は丁度良い時に行ってみたいものだと思います。

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2014.07.02

京都・洛中 立葵の咲く寺 ~相国寺~ 

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今の季節、相国寺を訪れると真っ赤な立葵に出会う事が出来ます。咲いているのは弁天社の前で、境内を横切る上立売通からも見えるので、ご存知の方も多い事でしょうね。この花を見ると、真夏になるのももうすぐだなという気になります。(写真は全て昨年撮影したものです。)

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そのすぐ側には、紫陽花も咲いています。今年は紫陽花の元気が無いところが多いのですが、ここはどんな具合なのでしょうか。

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そして、放生池では蓮の花が咲き始めている事でしょう。以前は高い柵に囲われていたのですが、今は上半分が取り払われたため、見やすくなっているのが嬉しいですね。ここには沢山の種類の鉢植えが置かれているので、毎年どんな花が咲いているのか楽しみにしているところです。今週末にも行ってみようかな。

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2014.07.01

京都・洛中 祇園祭2014

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今日7月1日から祇園祭の吉符入が始まります。いよいよ祭りの季節がやって来ましたね。これからひと月の間は、京都は祭り一色で染まります。(写真は昨年撮影したものです。)

祇園祭は、今年から大きく様変わりします。約半世紀ぶりに後祭りが復活するのですね。祇園祭は、元々前後の祭りに分かれていたのですが、1967年に一本化されました。これは観光目的だったと言われ、確かに豪華ではあったのですが、少し時間が掛かりすぎるという一面もありました。今年は大船鉾が復活する事を期に、元に戻す事になったのですね。

先の祭りは例年通り7月17日に行われ、後の祭りは24日に行われます。先の祭りは長刀鉾を初めとする23基、後の祭りは大船鉾を初めとする10基が巡行します。後の祭りは山鉾の数は少ないのですが、昨年までと同様、花傘巡行も同時に行われます。

宵山も2回に分けられるのですが、先の祭りが14日から16日、後の祭りが21日から23日までとなります。違うのは後の祭りには屋台が出ない事で、混雑は緩和される反面、かなり寂しいだろうなという気はしますね。

巡行も回る方向が前後で逆になり、先の祭りは四条烏丸から出発する従来通りのコースなのに対し、後の祭りは烏丸御池から始まり東に向かうという反対回りになります。

私的には、さてどうしたものかと思案中です。前後の両方を見る事が出来れば一番なのですが、2日も休む事が出来ないため、どちらかに絞らなければなりません。大船鉾も見たいけれど、10基だとかなり寂しいだろうしなあ。見る場所も、後の祭りだと新町通では南北の観音山しか見る事が出来ないし、どうするのが良いかと考え中です。宵山は両方行ってみようかな。

心配なのは、「後の祭り」という慣用句どおり、後祭りがつまらなくなりはしないかという事です。どう考えても、宵宮は寂しそうだものなあ。何年か後には、やっぱり一本化しようという事になりはしないかという気もします。でも、まずは様子見からでしょうね。


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