京都・洛東 半夏生の庭2014 ~両足院 6.21~
建仁寺の塔頭・両足院で、半夏生の庭の特別公開が行われています。私が訪れたのは6月21日でしたが、既に見頃となっていました。
パンフレットに依ると、両足院の庭は竹心紹智によって作庭されたとあります。竹心紹智は茶道・藪内流の五代で、ほぼ徳川吉宗の時代に相当するのかな。池の畔には水月亭と臨池亭という二つの茶室があり、この庭は茶庭として造られた事が判ります。
半夏生が最初から植えられていたのかどうかは判らないけれど、この庭にとても良く調和している事は確かですね。白と緑だけというシンプルな配色なのに、美しいと感じる素敵な庭です。
拝観料は600円、これに500円を足せば臨池亭で抹茶の接待を受ける事が出来ます。以前は拝観料だけで庭を歩く事が出来たのですが、今は茶室に行く人だけが回遊出来るようになっているので注意が必要です。
注意と言えば、入り口が今年から変わって、毘沙門堂の方から入る事になりました。売店も出来ており、すっかり観光寺院化して来ましたね。これで団体客が押し寄せる様になると、せっかくの風情が台無しになりはしないかと、少し気になるところです。
今回の特別公開は7月10日までです。途中4日と5日は拝観休止になっているのでお気を付け下さい。
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