京都・洛西 新緑２０１４ ～落柿舎 ５．２４～

嵯峨野路の中で、唯一野の風情を保っているのが落柿舎の前です。年によって古代米が植えられていたり、何も無かったりするのですが、この日は麦が植えられていました。

もう少ししたら麦が熟して麦秋になっていたのでしょうけど、まだ少し青かったですね。でも、雑草が生い茂っているよりは遙かに良い感じです。

ここでの新緑の主役は柿です。かつては４０本あったと言うけれど、今は数本程度なのかな。この淡い色合いは背後の針葉樹の濃い緑とは対照的で、とても美しいと感じます。

ここは人力車の解説ポイントなのですね。門前に暫く止まって、何やら説明している様でした。狭い道では邪魔に感じる事もあるけれど、こういう場所では良い点景となってくれます。

次は常寂光寺に向かう事とします。