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2014年5月

2014.05.31

京都・洛西 青紅葉2014 ~清凉寺 5.24~

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鳥居本から清凉寺へとやって来ました。ここも楓樹の多い、青紅葉の名所の一つです。

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清凉寺は、元はと言えば栖霞観(せいかかん)という源融の別荘があった地でした。融の死後、別荘は寺に改められ、栖霞寺と呼ばれる様になります。

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その後、奝然(ちょうねん)という華厳宗の僧侶が、延暦寺に対抗する寺院を建立しようと発念し、その遺志を受け継いだ弟子によって栖霞寺の境内に清凉寺が建てられました。ここが選ばれたのは愛宕山の麓であったからで、比叡山と並ぶ霊峰を中国の五台山に見立てた寺を建てる事で、天台宗に圧迫された華厳宗を甦らせようとしたのでした。この寺の山号を五台山と呼ぶのは、この事があったからです。

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時が下って、清凉寺は融通念仏の道場となります。今に伝わる嵯峨大念仏狂言は、その伝統を引き継いだものです。そして、さらに時代を経て今度は浄土宗の寺となり、今に至っています。宗派は変遷したものの、山号は変わらずに受け継がれているのですね。

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5月の境内は、青紅葉が美しい色合いを見せ、初夏らしい風情に溢れていました。この景色だけを見ていると、かつて天台宗と華厳宗の抗争があったとは思えないですね。でも、五台山の山号を見て、そこに籠められた意味を考えてみるのも一興かと思います。

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2014.05.30

京都・洛西 青紅葉2014 ~鳥居本 5.24~

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鳥居本を通る道は愛宕街道と呼ばれます。遠く、愛宕神社へと参拝する人達が通った道ですね。鳥居本は、その愛宕神社の門前町として栄えました。

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一の鳥居にある平野屋は、今は鮎料理の料亭として知られますが、元はと言えば愛宕詣の人達のための茶屋として始まった店でした。今でも志んこは供されており、茶屋としてもあり続けているのですね。

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平野屋の瓦葺きと茅葺きの屋根が融合した独得の造りは鳥居本の原風景と言って良く、最も嵯峨野らしい景色の一つとして知られます。

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平野屋と並ぶ鮎料理の店がつたや。たぶん、平野屋と同じく門前の茶屋として始まったのでしょうね。その名残と言えるのかな、ここの桜餅は有名ですね。

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この日は、嵯峨野のあちこちに竹笹が飾られていると思ったら、26日に嵯峨野祭が行われるのでした。これは野宮神社と愛宕神社の祭礼なのですね。まだ見た事はなく、一度は訪れてみたい行事です。

初夏の嵯峨野巡り、最後は清凉寺を訪れる事にします。

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2014.05.29

京都・洛西 青紅葉2014 ~化野念仏寺 5.24~ 

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嵯峨野の奥座敷にあたるのが鳥居本、その中程に化野念仏寺があります。はじめは空海が寺を開き、後に法然上人が念仏道場に改めたと伝わります。

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化野は、古くは葬送の地でした。境内にある夥しい石仏は、化野に葬られた人々の墓石です。長年の間に無縁仏となって散乱していたものを、明治の中頃にこの寺に集められました。

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今は阿弥陀仏が見守る賽の河原にあって、静かに時を過ごしています。毎年8月23日、24日に行われる千灯供養は、ここに眠る人達の霊を慰める行事です。

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初夏の化野念仏寺は、真新しい緑に包まれていました。本来、荒涼とした景色のはずなのに風情すら感じてしまうのは、石仏を風化させた長い時間がそう思わせるのでしょうか。

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化野念仏寺の奥には竹林があります。竹林の小道と並ぶ、嵯峨野の代表的な風景の一つですね。アスファルトではなく石段である分、こちらの方が風情があるとも言えるかな。

明日は鳥居本のさらに奥、一の鳥居まで歩く事にします。

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2014.05.28

京都・洛西 青紅葉2014 ~祇王寺 5.24~

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常寂光寺から祇王寺へとやって来ました。ここももう一つ奥の道にある寺という事になるのかな。

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今の季節、もみじが綺麗な事は言うまでもありませんが、苔の美しさも見事なものがありますね。これから梅雨時にかけて、苔が最も見頃を迎える季節となる事でしょう。

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それとは対照的に竹は落葉の時期を迎え、色つやも落ちてあまり美しくなくなっています。まあ、間もなく新しい竹が生えて、また瑞々しい緑を取り戻すのでしょうけどね。

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それにしても、ここはもみじの緑が一段と深く感じられるところですね。じっとしていると、身体までもが緑に染められてしまいそうな気がします。

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手水鉢では、誰かが青葉を注ぎ口においたらしく、緑のアクセントになっていました。いつもながら清らかな水で、清涼感が溢れる感じでした。

次は鳥居本にある化野念仏寺を目指す事にします。

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2014.05.27

京都・洛西 青紅葉2014 ~常寂光寺 5.24~

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常寂光寺は落柿舎の西、少し奥まったところにあります。「そうだ 京都行こう」の嵯峨野編で、嵯峨野を歩くコツとして、道はもう一つ奥へというのがありましたが、まさしくそのとおりの場所になりますね。

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ここも紅葉の名所として知られるポイントであり、つまりは新緑の名所でもある訳ですね。でも、段々と緑が濃くなって来ており、そろそろ青紅葉と呼び方を変える事と致します。

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でも、日に透かした色はまだまだ新鮮であり、ここだけを見れば新緑と言っても良さそうではありますね。こうした景色を見るのが、この時期の楽しみの一つです。

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常寂光寺では、本堂が修復工事中です。と言うか、完全に解体して基礎から作り直しており、ほとんど新築という事になるのかも知れません。基礎にはコンクリートを使っていましたが、単なる文化財の復元ではなく、耐震性を考慮した設計になっているのかな。

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修復は紅葉の時期にまで掛かりそうという事だったので、今年の秋は少し残念な事になりそうです。それでも、見所の多い所ですから、間違いなく来るでしょうけどね。

次は同じくもみじの名所、祇王寺へ向かう事とします。

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2014.05.26

京都・洛西 新緑2014 ~落柿舎 5.24~

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嵯峨野路の中で、唯一野の風情を保っているのが落柿舎の前です。年によって古代米が植えられていたり、何も無かったりするのですが、この日は麦が植えられていました。

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もう少ししたら麦が熟して麦秋になっていたのでしょうけど、まだ少し青かったですね。でも、雑草が生い茂っているよりは遙かに良い感じです。

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ここでの新緑の主役は柿です。かつては40本あったと言うけれど、今は数本程度なのかな。この淡い色合いは背後の針葉樹の濃い緑とは対照的で、とても美しいと感じます。

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ここは人力車の解説ポイントなのですね。門前に暫く止まって、何やら説明している様でした。狭い道では邪魔に感じる事もあるけれど、こういう場所では良い点景となってくれます。

次は常寂光寺に向かう事とします。

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2014.05.25

京都・洛西 新緑2014 ~嵐山 5.24~

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平成26年5月24日、新緑を求めて嵐山を訪れました。この日は初夏らしい爽やかな陽気で、散策するには丁度良い季候でした。

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それにしても、嵐山の人気は相変わらず大したものです。この日は動線を考えて阪急の嵐山駅からスタートしたのですが、嵐山線の電車はほぼ満員になっていました。

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初めて来る人は、何かイベントがあるのかと思ってしまうんじゃないかしらん。それほど、駅から中の島にかけて大勢の人が繋がっていましたよ。

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嵐山の緑はすっかり濃くなっており、新緑とは言えなくなって来ています。それでも美しい事には変わりなく、如何にも初夏らしい景色ではありました。

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ここから嵯峨野路へ入り、初夏の緑を求めて一巡りします。明日からはその様子をお届けする事と致します。

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2014.05.24

京都・洛東 杜若2014 ~平安神宮 5.17~

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円山公園から平安神宮にやって来ました。ここでは杜若が最後の見頃を迎えていました。

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円山公園から来る途中にある疎水縁では、桜の新緑が鮮やかでした。特に赤い欄干との対比が美しかったですね。

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この日の目的である杜若は、ほとんどが三番花になっており、見頃の最終盤といったところでした。今頃は盛りを終えて、名残の花が残っている程度かな。

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杜若の園芸品種である折鶴も、三番花が咲いていました。一番の見頃は逃したけれど、ぎりぎり間に合ったといったところだったでしょうか。

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白虎池や蒼龍池では、睡蓮が咲き始めていました。杜若が終わって花菖蒲が咲き出すまでの間、この睡蓮が神苑を彩ってくれる事でしょう。

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数は少ないけれど、コウホネも咲いていましたよ。小さいのであまり目立たないけれど、この色合いはとても美しい花ですね。

次にここに来るのは6月に入ってからかな。まずはサツキが見頃を迎え、その次に花菖蒲が見頃を迎えるといった感じでしょうか。初夏の花を楽しむ為に、またここを訪れたいと思っているところです。

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2014.05.23

京都・洛東 新緑2014 ~円山公園 5.17~

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ねねの道を通って、円山公園まで来ました。ここも公園中新緑で覆われていましたよ。

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円山公園は、以前は市民の憩いの場というイメージでしたが、今は観光客の方がずっと多いという気がします。まあ、花見の時だけは別ですけどね。

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観光という視点で見れば、高台寺や八坂神社、それに知恩院といったスポットの中間にあり、途中休憩には丁度良いという場所になるのかな。最近は池の前でパフォーマンスをやっている事が多いですから、余計に足を止める事になるのでしょう。

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賑わう池の周辺から少し中に入れば、静かな緑の空間が広がっています。時間があればですけど、観光に疲れた気分を癒すにはもって来いの場所ではありますね。

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そのあまり人の居ないエリアにある菖蒲池では、杜若がひっそりと咲いていました。わざわざ見に来る人はほとんど居ないけれど、この花が好きだという人にはお勧めのポイントの一つです。

明日はこの杜若の名所として知られる平安神宮からお届けします。

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2014.05.22

京都・洛東 新緑2014 ~ねねの道 5.17~

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清水寺から引き返し、ねねの道へとやって来ました。ここも早朝だから空いているかと思いきや、修学旅行生の団体と遭遇してしまいました。

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それにしても、今時の修学旅行のスタイルは多様化していますね。昔ながらの団体で行動する学校もあれば、私服姿で少人数で観光する学校もあるなど様々です。結構目に付くのは、タクシーを利用したグループかな。

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先生ではなく、タクシーの運転手さんが数人の生徒達を引率し、時にガイド役をこなしながら記念撮影のカメラマンを勤めるというスタイルを多く見かけます。確かに効率的な観光の仕方ではありますね。それに、それだけタクシードライバーの質も高くなっているという事なのでしょう。京都の観光にとっては良い事だと思います。

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修学旅行の団体とすれ違った後は、静かな朝の道に戻っていました。ねねの道も新緑が鮮やかでしたよ。

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ねねの道が突き当たったところに祇園閣があります。伊藤忠太が設計した祇園祭の動かない山鉾は、5月の空に良く映えていました。

明日は円山公園の新緑をお届けします。

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2014.05.21

京都・洛東 新緑2014 ~清水寺 5.17~

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二年坂から三年坂を経て、清水寺へとやって来ました。ここに来るのは花灯路の時以来かな。季節はすっかり巡って、境内は緑一色に埋まっていました。

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今の清水寺は、三重塔、轟門、奥の院と修復工事だらけで、あまり風情がありません。その上、昨年の大雨に依る崖崩れの修復工事も始まっており、何だか落ち着きがない境内ですね。

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それでも、修学旅行生が引きも切らずにやって来ており、本堂は朝から大賑わいでした。出来れば、仮覆いの無い、本来の姿を見せてあげたかったところです。

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今の清水寺でお薦めなのは、子安の塔の周辺でしょうか。一足先に修復工事が終了し、真新しい姿になった子安の塔ですが、訪れる人は少なく、静かに過ごせる数少ない場所の一つです。それに、冒頭の写真の様な景色も楽しむ事が出来るのですよ。

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本来の風情はからは少し遠いけれど、探せば美しい場面に出会えるのは清水寺の懐の深さかな。子安の塔ではウグイスの声も響いており、初夏の爽やかさを堪能した一時でした。


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2014.05.20

京都・洛東 新緑2014 ~二年坂 5.17~

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早朝の二年坂です。普段は観光客で賑わうこの坂も、この時間帯ならとても静かな風情が漂っています。

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静かと言えば当然で、ここに住んでいる人はほとんど居なくなっているんじゃないかな。全ての家は商店と化しており、昼間だけ通って商売をし、夜は別の所へ帰ってしまうという家ばかりじゃないのかしらん。夜間人口は、数えるほどだけになっている様な気がします。

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風情があるのは良いけれど、地元の人が住まない町に意味があるのかなとも思ってしまいます。時の流れと言ってしまえば、それまでなのですけどね。

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そんな中で、古くからあるかさぎ屋さんの前では、白のシランが咲いていました。歴史のあるこの坂に相応しい、上品な花ですね。

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ここのもみじも、随分と緑が濃くなったていました。そろそろ青もみじと呼び方を変えなくてはいけないかしらん。

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静かな風情に浸りながら、何かと考えさせられる二年坂ではありました。余所者が首を突っこむ話では無いとも言えますけどね。

二年坂の次は、清水寺へと向かう事にします。

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2014.05.19

京都・洛東 新緑2014 ~八坂の塔 5.17~

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建仁寺から八坂の塔へとやって来ました。この日は五月晴れの快晴で、青空に塔が良く映えていました。

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八坂通は、東大路通を越えると細くなり、石畳の道に変わります。こうして見ると、この道は法観寺への参道だったのかなとも思えてきますね。

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昼間ならカメラを持った人がずらりと並ぶ定番のポイントですが、朝の内なら誰も居ません。何の気兼ねもなく写真を撮る事が出来るのが嬉しいところです。

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少し上がると、新しくなった料亭に植えられた枝垂れ桜が緑を添えてくれます。これは今までになかった景色ですね。これからこの桜が順調に育てば、花の季節には良い撮影ポイントとなってくれる事でしょう。

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枝垂れ桜の横には、以前からある百日紅が新芽を出していました。暫く放置されて弱っていた様でしたが、手入れをされて生気を取り戻した様に見えます。これから夏にかけて、また赤い花を咲かせてくれるか、楽しみですね。

明日は二年坂の新緑をお届けします。

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2014.05.18

京都・洛東 新緑2014 ~建仁寺 5.17~

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平成26年5月17日、この日は新緑を求めて東山界隈を歩いてきました。手始めに訪れたのが建仁寺です。

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もみじの緑も濃くなってきており、新緑と言うには少し無理があるかも知れません。でも、まだ新鮮な色は保っており、美しくはありますね。

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普段は観光客や駐車場利用者で賑わう建仁寺ですが、早朝なら人影も少なく、とても静かです。禅寺らしい、静謐さに包まれていました。

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境内では暫く続いていた放生池の工事も終わり、雑然とした雰囲気も無くなりました。池の中には金網で囲いがしてあったのですが、あれは何でしょうね。蓮でも植えるという事なのかしらん。

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三門の三つの門は、それぞれ空門・無相門・無作門と呼ばれ、合わせて三解脱門と称されます。略して三門という訳ですね。ここから見る景色は額縁が付いた様で、とても絵になります。今の季節は新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、建仁寺の見所の一つと思っています。

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塔頭の西来院の前には、キショウブが咲いていました。この日初めて気付いたのですが、以前からあったのかな。日本の景色にすっかり馴染んでいますが、西アジアからヨーロッパ原産で、明治以降に移入された外来植物なのだとか。あまりの繁殖力の強さから要注意外来生物に指定されているそうですが、ちょっと意外な感じがしますね。まあ、ここなら在来種との競合もなく、さらなる拡散の心配は要らないでしょうから、美しさだけを愛でておく事にしましょうか。

次は八坂通を遡って八坂の塔を目指す事とします。

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2014.05.17

京都・洛東 新緑2014 ~法然院 5.10~

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南禅寺から法然院へとやって来ました。ここに来るのも2月以来となります。

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この参道は、季節を問わず幽邃な雰囲気に包まれていますね。そして、薄暗い参道と山門の向こうに側の明るい光との対比が際だって見えます。

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山門内の明るい光は、初夏の日差しに照らされたもみじの新緑でした。輝く様な緑がとても美しいですね。

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この日白砂壇に描かれていたのは流水紋でした。日によって絵になる時もあれば文字になる時もあり、ここを訪れる度に楽しみにしている所です。

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この日は法話があると告知されていました。時間の関係で入る事は無かったのですが、本堂に入るチャンスでもあり、一度は聞いてみたいものだと思います。

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訪れた時は静かな境内だったのですが、すぐに団体がやって来たので早々に引き上げる事にしました。狭い境内が人で溢れ、その上大きな声で寺の解説をされると雰囲気がぶち壊しになってしまうのですよ。大勢で押しかけるのは似合わない寺だと思うのですけどね、仕方の無い事ではありますが。でも、せめて通路を塞ぐのはやめて欲しいです。なんで団体になると最低限のマナーを忘れてしまうのかな。

つかの間の風情ではあったけれど、初夏の新緑を楽しめたのは良かったと思っています。

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2014.05.16

京都・洛東 新緑2014 ~南禅院 5.10~

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南禅寺塔頭の南禅院です。ここに入るのは久しぶりで、5年ぶりくらいになるんじゃないかな。実を言えば、いつも入る天授庵は本堂が改修に入っており、庭もまともに見られそうになかったのでこちらに来たという事情もあります。

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前回来たのは紅葉の時で、新緑の時期に来るのは初めてだったかも知れません。緑に埋もれた境内もまた美しいものです。

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南禅院は亀山天皇の離宮の跡。南禅寺発祥の地ともされている由緒ある塔頭です。

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ここの庭は回遊式で、歩いている内に変化のある景色を楽しむ事が出来るのが嬉しい場所ですね。

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天授庵の代わりなんて言ってしまったけど、これだけ美しい新緑に出会えるとは、ここに来て正解だったと思います。拝観料も、今どき300円なんて格安ですからね。

明日は哲学の道を通って、法然院へと向かう事にします。

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2014.05.15

京都・洛東 新緑2014 ~南禅寺 5.10~

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真如堂から南禅寺へとやって来ました。ここに来るのは2月に雪を見に来て以来です。

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季節はすっかり変わり、境内は新緑で埋もれていました。冬の凜とした空気も良いけれど、初夏の爽やかな緑も格別なものがありますね。

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新緑は美しいと同時に生命力を感じます。何もかもこれから始まるという初々しさが良いですね。その一方で、樹齢数十年はあろうかという赤松や椋の木が伐採されていました。何かの理由で枯れてしまったのでしょうけど、このところこういう木を見る事が多いので、気になるところです。

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ツツジはそろそろ盛りを過ぎる頃かと思っていましたが、南禅寺周辺では丁度見頃を迎えていました。緑が基調になっている中で、とても映える花ですね。

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水路閣は相変わらずの人気ぶりでした。やはりサスペンスドラマなどの舞台になっている事が大きいらしく、どの番組で見たという様な話題がそこかしこで聞こえていました。

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水路閣の古びた煉瓦には、新緑の色がよく似合いますね。築造されてから130年余りの年月を掛けて作られた色合いです。

明日は水路閣沿いにある南禅院の新緑をお届けする事にします。

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2014.05.14

京都・洛東 新緑2014 ~真如堂 5.10~

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平成26年5月10日の真如堂です。この日の境内は、爽やかな初夏の空気に包まれていました。

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もみじは段々と緑が濃くなって来ていますが、花の木は新葉が伸びきったところで、柔らかい色合いですね。新緑の色合いの違いを楽しむのも、この季節の楽しみ方の一つです。

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もみじが特に密集しているのは本堂裏で、ここに居ると何もかも緑に染められてしまいそうです。とても清々しい場所で、身も心も清められる様な気がします。

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この日真如堂を訪れたのは、ヒトツバタゴ、通称ナンジャモンジャの花が満開になっていると聞いたからでした。実際満開になっており、さながら雪を纏っているかのようでした。上賀茂神社でも咲いていたけれど、今年は特に花が綺麗だった様な気がします。

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初夏を迎えた真如堂は、まだまだ新緑が綺麗でした。今の季節、真如堂は訪れる人も少なく、散策するにはもってこいの場所ですよ。

明日は南禅寺の新緑をお届けします。

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2014.05.13

京都・洛北 新緑2014 ~上賀茂社家町 5.10~

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社家町は、上賀茂神社の神職たちが住んだ町で、かつては275軒の社家があったそうです。しかし、明治維新の時に国家神道となった事で従来の神職たちは職を解かれてしまい、社家町は崩壊してしまいます。神職でなくなった人達は、この地を離れる事を余儀なくされたのでした。

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今は30数軒の社家が残っているとの事ですが、元の神職が住んでいるのは1軒だけだったかな。後は普通の人達が暮らしていますが、伝統的的建物群保存地区に指定され、昔ながらの街並みが保たれています。

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でも、訪れる側としては有り難い事ですが、実際に住んでいる人達にとっては大変な事でしょうね。例えば、この土塀を維持するだけでも相当な負担になるのではないかと想像されます。

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同じ保存地区である三年坂や二年坂では、一般の住居が次々と商店と化し、土産物店街となっていますが、保存地区である事の負担の大きさが一因かなとも思ってしまいます。ここはどうなのだろう、いずれ同じ道をたどってしまわないかしらん。

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街並みを維持するのは大切な事ですが、形だけ残って住んでいる人が居なくなるとしいうのも何だかなあと感じてしまいます。難しいところだけど、ここは商店街と化しては欲しくないですね。いつまでも静かな環境であり続けてくれればと願うばかりです。

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2014.05.12

京都・洛北 新緑2014 ~上賀茂神社 5.10~

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大田沢から上賀茂神社へとやって来ました。葵祭を控えた上賀茂神社は、新緑で包まれていました。

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上賀茂神社の新緑と言えば、まずはならの小川沿いが美しいですね。古い時代劇を見ていると良く出て来る場所で、何度となくロケが行われて来た事でしょう。最近はどうなんだろう、時代劇そのものが減ってしまったものなあ。

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このところ、あちこちで枯れた木が目に付くのですが、ここでも何本かのもみじが枯れていました。ここ何年か続く、猛暑か極寒か、小雨か豪雨かという極端な気候の影響が出ているのでしょうかね。

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二の鳥居の中も優しい緑が溢れていました。楼門の丹色と新緑の緑が良いコントラストを描いています。

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長く仮拝殿となっていた細殿は、元の姿に戻っていました。本殿の屋根の葺き替えが一段落したという事らしいですね。やはりこのすっきりした姿が、この神社らしくて良い感じです。

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この日初めて気が付いたのですが、ここにもヒトツバタゴの木があったのですね。通称ナンジャモンジャの木ですが、見事な花を咲かせていました。文字通り雪を被ったかの様な美しさでした。これまで何で気が付かなかったかな。

明日は社家町に移動して、初夏を迎えた街並みの様子をお届けします。

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2014.05.11

京都・洛北 杜若2014 ~大田沢 5.10~

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平成26年5月10日の大田沢です。この日は杜若が見頃を迎えていました。

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見渡す限り青い花で埋まった景色は、美しいの一言でした。これだけ咲いているのを見たのは久しぶりではないかしらん。

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咲いていたのは1番花と2番花が相半ばしているといった感じだったでしょうか。まさに盛りだった訳ですが、これから2番花、3番花と咲いていくので、暫くは見頃が続くものと思われます。

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杜若が見頃という情報が行き渡っていたのでしょうね、人出もかなりのものでした。混み合って見られないという程ではなかったけれど、これから出掛ける人は、ある程度の混雑は覚悟しておいた方が良いと思います。

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見ていて気付いたのだけれど、花には蜂だの蝶だのが飛来して吸蜜をしていました。花だから当たり前なのでしょうけど、あまりアヤメの類に昆虫が来ているのを見た事がなかったので、ちょっと新鮮な感じがしましたね。

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そう言えば、杜若の実というのも見た事が無いですね。花が終わったら見に来る事がないものなあ。6月頃に確かめに来てみようかしらん。

大田沢の杜若を堪能した後は、近くの上賀茂神社に参拝する事とします。1日の足汰式に来たばかりだけれど、今度は新緑を楽しみたいと思います。


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2014.05.10

京都・洛東 新緑2014 ~東福寺 5.4~

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光明院から、新緑を求めて東福寺に移動しました。ここは文字通り緑の海、通天橋から見下ろした景色は新緑で埋まっていました。

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さすがに紅葉の名所とあって、新緑もまた美しいですね。そろそろ緑が濃くなって来るころかなと思いますが、まだ新葉らしい色は保っています。

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でも、ここでも人出は紅葉の頃とは比べものにならないですね。鮮烈な紅葉と比べると、インパクトに欠けるからでしょうか。美しさという点では、新緑も負けてはいないのですけどね。

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梢の上から足下に目をやると、苔の緑が変わっている事に気付きました。何だろうと良く見ると、無数のもみじの苗木が生えてきていたのですね。去年落ちた種が発芽したのでしょうけど、びっしりともの凄い数でしたよ。これを毎年処理されているのでしょうけど、苔を傷めない様にするには、相当な手間が掛かるものと思われます。いっそ、東福寺産のもみじの苗として売り出せば、結構な商売になる様な気もするのですけどね。

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樹種によって紅葉の色が違うように、新緑もまた木によって異なります。ここにはもみじに混じって通天楓が相当数あるのですが、もみじの緑とはまた違った色合いですね。これが通天橋から見た景色に変化を与え、単調になるのを防いでくれています。

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中には、こういう赤いもみじもあります。緑が基調となっているところでは、とても目立つ色合いですね。

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臥雲橋から通天橋を見た景色です。左上のあたりに通天楓があるのですが、色合いが違っているのが判るかな。

東福寺の新緑もやがて色の濃さを増し、青紅葉と呼ばれる様になります。それはそれで美しく、特に雨が降った時などは素敵ですね。これから先、雨の日が多くなるでしょうけど、億劫がらずに出掛けてみるのも良いと思いますよ。

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2014.05.09

京都・洛東 ツツジ2014 ~光明院 5.4~

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平成26年5月4日の光明院です。この日は庭園のツツジが咲き始めたところでした。

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光明院の庭園は大刈り込みがある事で知られます。これがサツキではなくツツジだと知ったのは2年前だったかな。以来、5月の初め頃に訪れる事を楽しみにしていたのですよ。玄関前では大株のツツジが満開になっており、大いに期待が持てました。

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ところが、中に入ってみると意外に咲いていないのですね。もっと一面に咲いているところを期待していたのですが、案外でした。まだ咲き始めで、盛りになるのはこれからなのかも知れません。

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たしか右下のあたりはサツキだったはずで、全部が一度に咲くという事はなさそうですね。もしかしたら、長く花を楽しめる様にと、混植してあるのかなと思ったりもします。

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ここでも新緑は見事でした。連休中にも関わらずここを訪れる人はわずかで、とても静かでしたね。紅葉時分はとても混み合うのに、新緑の美しさを知る人はあまり居ないのかなと思ってしまいます。新緑とツツジと、今の時期の光明院は、京都の中でも穴場と言って良い場所だと思いますよ。

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2014.05.08

平成26年度京都春期非公開文化財特別公開 ~本隆寺~

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今年も非公開文化財特別公開が行われました。これは毎年春と秋に実施されているもので、普段は見る事が出来ない非公開文化財を拝観する事が出来るという催し物です。今回は本隆寺を訪れてみる事にしました。

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本隆寺は西陣にある日蓮宗の寺で、これまでも桜や百日紅を求めて何度となく訪れている場所です。しかし、本堂の中には入る事が出来ず、一度は見てみたいものだと思っていたのでした。

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本隆寺は、長享2年(1488)に、日真大和尚によって開かれました。最初は四条大宮にあり、後に現在の地に移っています。何度か火災に遭っていますが、万治元年(1658)に再興された後は天明の大火でも本堂と祖師堂は難を逃れており、焼けずの寺と呼ばれる様になっています。京都における日蓮宗の本堂としては最古と言われ、その事が評価されて今年の1月に重要文化財に指定されました。

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本堂の須弥壇はきらびやかな装飾が施されており、一見地味な本堂の外観とは異なる荘厳なものです。このあたりは、さすがは西陣の旦那衆が支えてきた寺だけのものはあるでしょうか。本尊としては題目宝塔が中央にあり、その左右に釈迦如来・多宝如来があるという一塔両尊の形式を持っています。他に四天王像や不動明王などの仏像もあり、とても賑やかな感じですね。また、須弥壇背面には、岸竹堂筆の「雪山童子図」が描かれています。

北側の客殿では、岸竹堂筆の竜虎図が掲げられていました。また宝物庫では、長谷川等伯筆の西王母図を見る事が出来ましたよ。これは雄渾な松が描かれた見事な作品でしたね。さらに海北友松の作品など、見所はいくつもありました。

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もう一つ公開されていたのが祖師堂です。これは宗祖日蓮聖人を祀るお堂ですが、同時に日像上人、日朗上人、そして開山の日真上人も祀られています。ここは天井に特徴があって、折上げ格天井という格式の高い形式が取られています。そして、天井板の一枚一枚に花の絵が描かれており、花天井ともなっているのですね。ただ、何が描かれているのかは、もみじや牡丹、撫子などの他はあまり判らなかったなあ。たぶん、センノウもあったのかな。あと、長押に琴や琵琶といった楽器が描かれているのも面白かったです。

観光寺院と違ってこうした寺は情報量が少ないですから、特別公開という機会は本当に貴重ですね。本隆寺をより深く知る事が出来た今回の拝観は、とても有意義だったと思います。

今回の特別公開は6日で終了しています。次は秋、11月に行われる予定です。今度はどこが公開されるか、楽しみなところですね。


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2014.05.07

京都・洛北 新緑2014 ~詩仙堂 5.3~

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圓光寺から詩仙堂へとやって来ました。ここは四季に応じて季節の花が咲くポイントですが、期待に違わずこの日も様々な花が待っていてくれました。

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中門である老梅関を潜ると目に飛び込んで来るのがこのツツジです。実に鮮やかな花色で美しいのですが、強烈過ぎてデジカメではすぐに色飽和を起こしてしまいます。この花はキリシマツツジの仲間なのか、それともクルメツツジで良いのか、どちらなのでしょうね。

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玄関前では椿が咲いていました。垂れ下がって咲く大輪の花ですが、品種名までは判かりません。この時期に詩仙堂を訪れた時に楽しみにしている花の一つです。

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サツキは、本格的に咲き出すにはまだ早いのですが、早咲きの花がわずかに咲いていました。この株は、毎年早く咲いていますね。

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新緑は、言うまでもなく見事でした。ここは紅葉の名所ですからね、それに比例して新緑も美しいのが道理というものです。

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庭園の奥にある十方明峰閣の竹垣では、クレマチスが見頃となっていました。私、これはテッセンと思っていましたが、良く調べてみると違った様ですね。大輪の美しい花がいくつも咲いていて、それは見事でしたよ。

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シャガはそこかしこで咲いていますが、竹林の前が一番多かったかな。中国原産の帰化植物だそうですが、日本の庭園にもよく似合う清楚な花です。

詩仙堂はこれからますます花盛りとなって行きます。私的にはサツキと共に京鹿子が楽しみですね。サツキや京鹿子が見頃になるのは5月の末から6月にかけて、その頃にまたここを訪れてみたいと思っているところです。


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2014.05.06

京都・洛北 新緑2014 ~圓光寺 5.3~

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曼殊院から圓光寺へとやって来ました。ここは楓樹が多く、文字通り新緑で埋まっていましたよ。

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この時期に圓光寺を訪れる楽しみの一つに牡丹があります。参道沿いに植えられているのですが、この日はあまり咲いていなくて残念でした。毎年大輪の花を咲かせているのですが、今年はどうしてしまったのでしょうね。

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書院の前に広がるのが十牛の庭。この庭に入った時にあれっと違和感を感じたのですが、良く見ると正面にあるもみじの古木が枯れていました。以前からかなり痛んでいる様子だったけれど、とうとう保たなかった様ですね。門を潜った時に最初に目に付く木だっただけに残念です。

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古木は枯れてしまったけれど、深い緑は健在です。この奥行き感のある新緑は、ここならではの景色ですね。

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この日は連休後半の初日とあって多少の混雑は覚悟していたのですが、普段の土曜日と変わらない人出でした。高速道路は渋滞していたけれど、皆さんどこへ行かれていたのでしょうね。

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おかげさまで静かな圓光寺を楽しむ事が出来ましたが、これだけの新緑を見に来る人が少ないなんてもったいないですね。秋までは確かに緑が続きますが、新緑ならではの色彩は、この時期にしか見る事が出来ませんよ。

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本堂の前では、ひっそりとエビネが咲いていました。あまり目立たない花ですが、これもまたこの時期の圓光寺の楽しみの一つです。

圓光寺の新緑を味わった後は、すぐ近くの詩仙堂へと向かう事にします。そこでは新緑だけでなく、季節の花達が待っていてくれました。

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2014.05.05

京都・洛北 キリシマツツジ2014 ~曼殊院 5.3~

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平成26年5月3日、曼殊院を訪れて来ました。この日は満開になったキリシマツツジが出迎えてくれました。

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キリシマツツジがあるのは大書院の前、庭園の西側の一角です。毎年の様にこの時期に来ていますが、訪れるべきタイミングが難しく、こんな具合に全ての株が満開になるというのはなかなか無いですね。

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それにしても日本庭園にこれだけ派手な花を植えて、しかもそれが全く破綻していないというのは大したものだと思います。この光景は庭造りの奥深さを感じさせますね。

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キリシマツツジの赤は強烈で、ほとんどデジカメの限界を試されているかの様です。少し露出を間違えると、すぐに色飽和を起こしてしまうという難易度の高い被写体ですね。

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曼殊院の周辺では、新緑が見頃を迎えていました。キリシマツツジの鮮烈な色とは対照的ですが、こちらもやはり美しい色彩です。

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曼殊院でキリシマツツジを楽しんだ後は、晩春の一乗寺界隈の風情を感じつつ、圓光寺へと向かう事にします。そこではやはり美しい新緑が待っていましたよ。

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2014.05.04

京都・洛北 足汰式2014 ~上賀茂神社 5.1~

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平成26年5月1日、上賀茂神社で足汰式(あしぞろしき)が行われました。これは5日に行われる賀茂競馬の予選会の様なもので、当日の番立(走る順番)を決め、その組み合わせでの競馳を試みるというものです。

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予選とは行っても行われる事はほぼ変わらず、九折南下(ジグザクに馬場を進む事)や三遅(さんち)、巴、小振り(いずれも馬を馬場になれさせ、かつ馬の挙動を観察するために行う動作)といった儀式が行われます。結構悠長なのですけどね、慣れるとこれが良い間と感じられる様になります。

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本番との違いは、まず衣装にあります。本番では舞楽の装束が用いられますが、この日は上着が浄衣、袴は奴袴を着用します。この袴は、馬を出す荘園の序列によって色が違っているそうですね。

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馬が走る所を見るだけなら、本番よりも足汰式の方が面白いとも言えます。この日はまず素駆(すがけ)と言って、乗尻(騎手)の技量を見る為に一頭ずつ走るのですよ。馬は全部で12頭であり、本番は2頭ずつの競馳ですから6組走る事になるのですが、足汰式ではその前に12頭走る姿を見る事が出来るのです。

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それに素駆では、独得の鞭捌きも見所の一つとなります。これは賀茂競馬ではなく、葵祭当日に行われる走馬の儀のための所作で、神の座を指し示すという意味があるのだとか。片手で馬を操りながら横を向いて走る事になるため、高い技量が必要とされる動作です。

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素駆が終わった後は、本番と同じ競馳が行われます。右方と左方に分かれて競争する訳ですが、練習だからと言って手抜きがされる訳ではなく、本番さながらの迫力ある走りを見る事が出来ますよ。写真的には、本番では許されない埒の際に立っての撮影が出来るのも魅力の一つですね。

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とにかく古い行事ですから、様々な儀式がついて回ります。例えばこれは走り終わった後に行う馬上拝という所作で、賀茂の神に対する礼拝を馬に乗ったまま行うという、乗尻だけに許される特権です。礼を尽くすという意味があるのでしょうね、足を鐙からはずし、鞭を顔の前に持っていって揖(ゆう、お辞儀の事)を行います。これ以外にも、襷乗りや走る前に行う毛付け、乗馬足洗の儀など、約束事の連続です。

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明日は本番の賀茂競馬が行われます。この日も日形乗りの儀や月形乗りの儀など沢山の儀式が行われます。本番の競駆も面白いけれど、この儀式を追いかけてみるのも興味深いものがありますよ。天気がどうなるのか気になるところですが、お出かけになられては如何ですか。

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2014.05.03

京都・洛東 ツツジ2014 ~祇園白川 4.26~

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祇園白川もまた、沢山のツツジが咲く場所です。主として道沿いの生け垣として植えられており、この時期は鮮やかな色彩を見せてくれます。

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ここは辰己大明神の裏側ですが、こんな隙間にもツツジが植えられています。それも見事な咲きっぷりですから、普段の手入れも欠かしていないという事なのでしょう。

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川沿いの生け垣の中にもツツジは咲いていました。祇園の街並みにも、ツツジはよく似合っています。

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ツツジからふと目を上げると、赤いもみじが目に入りました。旅館の庭先に植えられている木ですが、古い町家とあいまって、とても風情を感じさせてくれます。

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柳の新緑も、次第に色が濃くなって来ました。ツツジと新緑の取り合わせは、なかなか美しいものですね。祇園白川は、手軽にツツジを楽しめる良い場所だと思いますよ。

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2014.05.02

京都・洛東 新緑2014 ~二年坂・三年坂 4.26~

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建仁寺を後にして、新緑の東山界隈を歩いてみました。まず訪れたのが二年坂、竹垣に掛かるもみじが美しい場所です。

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ここにあるのはこの木だけなのですが、とても風情がある一角ですね。でも、それだけに絶好の記念撮影の場所となっており、ひっきりなしに人が立つものですから、ほとんどまともな撮影が出来ませんでした。ここで写真を撮るには、早朝か、清水寺が閉まった後の夕刻かのどちらかに来るしかないですね。

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三年坂まで来ると、ツツジが咲いていました。まだ咲きかけでしたけど、今頃は満開になっている頃かな。

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古く、落ち着いた街並みにこの鮮やかな色彩は、不思議とよく似合います。この花が終わる頃にはサツキと、京都の町は次々とこの花の仲間に彩られていく事になります。

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坂の途中にある枝垂れ桜は、すっかり葉桜となっていました。花の時分とは印象が異なりますが、桜の新緑もまた美しいものだと思います。

次はツツジを求めて、祇園白川へと向かう事にします。

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2014.05.01

京都・洛東 牡丹2014 ~建仁寺 4.26~

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平成26年4月26日の建仁寺です。この日は牡丹の花が満開・見頃となっていました。

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牡丹が咲いているのは法堂の周囲です。いつの頃から植えられているのか判りませんが、結構古くからあったのは確かです。

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牡丹の咲く寺としては、知る人ぞ知るという存在かな。それほど騒がれる程でもないけれど、この花を楽しみにしているという人も多い様です。

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あまりタイミングが合わない事が多かったのですが、今年は丁度良い時に来る事が出来た様です。これまで見た中では、一番豪華な咲き方だったんじゃないかな。

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有料で拝観していれば間近で見る事が出来ますが、外からでも十分に楽しめますよ。この花が好きな人には、お薦めの場所の一つです。

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