京都・洛西 冬はつとめて2014 ~竹林の小径~
嵐山から竹林の小径にやって来ました。ここに来るのは嵐山花灯路以来の事となります。
やはり、夜と朝とではまるで風情が違いますね。冬の朝の凜とした空気が、とても清々しかったですよ。
それに、こんなに人が居ない竹林の小径も、早朝ならではの事です。この素敵な道を独り占め出来るのだから、早起きはしてみるものですね。
今公開中の映画「かぐや姫の物語」には竹林が頻繁に登場しますが、その参考地とされたのがここだったのだそうですね。映画はもっと山の中の雰囲気だったけれど、よく手入れされた竹林は確かにここに通じるものがあります。
竹取物語の舞台は向日市とも京田辺市とも言われ、少なくとも嵯峨野ではないのでしょうけれど、映画の影響力で、ここを訪れる人もまた増えるかも知れません。ちなみに、山里の参考地とされたのは大原だったのだとか。嵯峨野と大原から作り出したのが映画の世界だったという事の様です。
竹林を歩いていると、朝早くから人力車を引く人に出会いました。混んでいる時は正直邪魔だと思うのですが、こうして空いている道で見るとなかなか風情のあるものですね。もう少し料金が安ければ、一度は乗っても良いのだけどな。
次は竹林を抜けて落柿舎へと向かいます。
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コメント
この時期の嵐山
季節の華は少なそうですが、人も少ないでしょうから
こんな竹林の風景を撮るには最適ですかね?
雪が降った後に訪れて見たい気がします。
『かぐや姫の物語』は見ました。
時代背景的なものもあるでしょうが、京都モチーフ一杯でしたね。
投稿: シンイチ | 2014.01.28 09:29
シンイチさん、
竹はあまり季節に左右されない被写体ですからね、
冬でも絵になってくれます。
特にここはいつも人で一杯ですから、冬の早朝は貴重な時間帯だと思います。
かぐや姫の物語は面白かったですね。
平安京のイメージだったと思いますが、はんなりとした風情が良かったです。
また、山里の風情を求めて、大原にも行ってみたくなりました。
投稿: なおくん | 2014.01.28 21:08
この竹林に人が写っていないなんて早朝ならではですね(*^_^*)
投稿: Milk | 2014.01.29 13:50
Milkさん、
いつもはカメラを上向きにして撮るのですが、
この日は真っ直ぐにしても誰も写りませんでした。
これだけ自由に撮れたのは久しぶりですね。
早朝の竹林の小径は、お薦めの撮影ポイントです。
投稿: なおくん | 2014.01.29 22:20