京都・洛西 嵐山花灯路2013 ~落柿舎への道~
嵐山花灯路の会場は、嵯峨野路を通って二尊院まで続いています。この日はその途中にある落柿舎まで歩いてきました。
大河内山荘を出た後は、屋台で賑わうトロッコ嵐山駅を経て、小倉池の畔を歩く事になります。ここは昼間でも寂しい場所ですが、このイベント期間中は大勢の人が歩くので、それほど怖いという感じはしなくて済みますね。
小倉池を通り過ぎたあたりでも、竹林のライトアップが行われていました。暗い道の向こうにこういう灯りを見ると、なにかほっとした気持ちになります。
人形工房アイトワの前にある人形もライトアップされていました。見慣れた景色なのですが、こういう演出をされると、いつもとは違った新鮮な感じになりますね。
常寂光寺では、紅葉灯というイベントが行われているそうですが、この日は入らずに通り過ぎました。ちょっと惜しい事をしたかな。本物の紅葉の方は、今年は名残の紅葉も少なく、寂しくなっていましたね。
落柿舎の前の田んぼでは、花芭蕉というオブジェが置かれていました。落柿舎の蓑笠をモチーフにし、柿が落ちている情景を表しているのだとか。鄙びた雰囲気が、嵯峨野路には良く似合っていましたよ。
その落柿舎では、今年はまだ柿が沢山残っていました。ここではNEGAIDAMA LIVVEというイベントが行われているはずだったのですが、判らなかったです。なので、写真だけを撮って引き上げる事にしました。
嵐山花灯路は23日まで行われています。空いているのは平日でしょうけど、イベントの多くは土日祝日に集中しているので、選択に迷うところですね。注意すべきはライトアップが午後8時30分までとなっている事で、効率的に回らないとすぐにタイムアップとなってしまいます。道順と立ち寄る場所をよく考えてから訪れる様にして下さいね。
イベントの詳細についてはホームページでご確認下さい。
| 固定リンク
「京都・洛西」カテゴリの記事
- 京都・洛西 秋の境内2018 ~仁和寺 11.3~(2018.11.06)
- 京都・洛西 秋の特別拝観2018 ~仁和寺~(2018.11.05)
- 京都・洛西 彼岸花2018 ~嵯峨野 9.22~(2018.10.01)
- 京都・洛西 9月の京都 ~彼岸花 嵯峨野~(2018.09.04)
- 京都・洛西 愛宕古道街道灯し2018(2018.08.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
なおくん こんばんは
お人形がライトアップされてると、森の妖精現る!って感じでおしゃれですね。
花芭蕉というオブジェは案山子に見えますけど… ^m^
私が知っている限りでは、北海道でこんな大きな竹林は見たことありません。
春の京都で良く売られている大きな筍も、最近では札幌のスーパーでも売られていますが、
小さい頃から食べていたタケノコは、細い姫竹がほとんどです。
大人になって、いつも食べてるタケノコが竹の子供ではなく、
実は笹の子供だと知って、ビックリしたんですよ ∑(゚∇゚|||)
投稿: mami | 2013.12.19 21:55
mamiさん、
この人形は森小夜子さんという人形作家の方の作品で、
その方面では知られた方なのだそうです。
いつもは昼間に見ているのですが、こうしてライトアップされていると、
確かにおしゃれな感じになりますね。
なるほど、北海道にも竹はあるにはあるのですね。
所変われば竹も変わるというところですか。
竹も沢山の種類があって、植物園の展示を見ているのも面白いものですよ。
花芭蕉は、おっしゃるとおり案山子だと思います。
私もそう思ったし、周囲の人達もこれは案山子だと言ってましたね。
ただ、とても風情のある案山子だとは言えそうです。
投稿: なおくん | 2013.12.19 22:56
見慣れた嵯峨野の風景もライトアップとなると雰囲気が変りますね!
一度嵐山の花灯路へはでかけてみたいと思ってますが今年も実現しませんでしたA^^;
投稿: Milk | 2013.12.20 10:34
Milkさん、
夜の嵯峨野路は、化野念仏寺の千灯供養の時に歩きましたが、
真っ暗でかなり怖かったです。
でも、こうやってライトアップされているとまるで雰囲気が違いますね。
このイベントが人気があるのが判るというものです。
来年はぜひお出かけ下さいませ。
投稿: なおくん | 2013.12.20 22:04