京都・洛中 歳末風景２０１３ ～錦天満宮～

錦通が尽きるところに錦天満宮があります。このビルに食い込んだ鳥居がある事で知られますよね。

賑やかな場所にあるせいでしょうか、いつも賑わっている神社です。親しみやすい雰囲気があるという事も大きいのでしょうね。

門を潜ってすぐのところにあるお牛さんは、相変わらず見事にてかっていました。毎日、大勢の人がなでているのでしようね。

錦の水の吐き口は、いつの間にか龍に変わっていました。以前は竹筒だったのですけどね、でも元からこうだったように様になっています。

見慣れぬ玉が吊されていると思ったら、大願梅という縁起物でした。中に願い事を書いて吊しておくと、後で神社で焚き上げてくれるのだそうです。最近はこんな形式の縁起物が流行ってる様ですね。

錦天満宮の境内は狭いですが、結構花が咲いていたりします。この日は椿や寒椿が咲いていました。もう暫くしたら、盆梅が置かれる事でしょうね。

錦市場からの帰り道に四条大橋から北を望むと、北山に雪が積もっていました。鴨川にはユリカモメが舞っており、すっかり冬景色に変わっています。京都の町に除夜の鐘が鳴り響くのも間もなくの事ですね。