京都・洛東 京都紅葉事情２０１３ ～真如堂 １１．１６～

平成２５年１１月１６日の真如堂です。この日は紅葉が見頃を迎えようとしているところでした。

真如堂の紅葉は、毎年三重塔周辺から始まります。今年もその傾向は変わりなく、いち早く色付き始めました。

少し離れてみるとこんな感じで、まだ少し物足りないですね。これで三日前ですが、明日あたりはもう少し見頃になっているかな。

ハナノキは、ほぼ見頃と言って良いのでしょうか。やはりこの木は綺麗ですね。ただ、早くから色付いていた枝先の葉が散ってしまっており、赤色が少なくなってしまったのが残念です。

放生池周辺もかなり色付いていました。ここも真如堂の中では早く色付くエリアですね。この木などは、ほぼ盛りと言って良いのかな。

本堂裏は毎年紅葉が遅くて、１１月末から１２月初め頃に見頃を迎える事が多いです。ただ、同じ本堂裏でも北側のエリア（灯籠のある付近）は比較的早く、かなり染まっていました。このあたりは面白いところで、陽当たりの加減があるのでしょうか。

ハナノキは境内に何本もあるのですが、木によって染まり方が違います。まだ緑の木もありますが、東陽院の前にあるこの木は、鮮やかなオレンジ色に染まっていました。

前週はパステルカラーだったハゼノキも、鮮やかに染まってきました。この木はもう少し赤くなってから散る事でしょう。

真如堂の紅葉は昨年より遅い進行です。たぶん、ここ数日の内に見頃になるんじゃないかな。紅葉の程度は、悪くはないという感じでしょうか。どこまで綺麗になるかは、もう少し経ってみないと判らないというところです。

真如堂の紅葉は三重塔周辺から始まり、その後、参道、本堂裏へと続いていきます。苦沙弥和尚の言う所に拠ると、今年は１２月初め頃まで楽しめそうだとか。ここは散り紅葉になるまで付き合ってみようと思っているところです。