京都・洛東 京都紅葉事情２０１３ ～東福寺 １１．２２～

平成２５年１１月２２日の東福寺です。この日は紅葉がほぼ見頃を迎えていました。

意外だったのは、通天楓がほぼ盛りのまま残っていた事で、やはり今年の紅葉は進行が遅かったのかなと思います。それがこの週の冷え込みで、一気に進んだというところなのかな。

ただ、見頃とは言ってもまだ色付き具合は不十分で、物足りなく感じました。ピークになったのは、今日ぐらいからではないのかな。明日は雨の予報なので、通天楓などは散ってしまうかも知れません。

物足りない中でもそれなりに見所があるのが東福寺の懐の深さで、じっくり探していくとはっとする様な美しい木もあります。まあ、そんな探し方をする人はあまり居ないでしょうけどね。

この日、一番綺麗で人を集めていたのは、経堂の前にあるもみじでした。この木は毎年いち早く色付き、人目を楽しませてくれるもみじです。

混み具合はこんな感じで、平日とは思えない人出でした。でも、拝観券売り場の前に行列は出来ておらず、待ち時間無しで入れたので、ここにしては少なめだったかと思われます。

もっとも、昨日電車の窓から見ていた限りでは、東福寺駅からずっと行列が続いていた様なので、この土日の混み方は凄かった事でしょう。

いつも思うのですが、なぜ鳥羽街道駅を利用しないのでしょうかね。ＪＲ経由の人は仕方がないとしても、京阪組なら鳥羽街道からの方がずっと快適に歩く事が出来ます。距離もほとんど変わらないし、行列とは無縁に過ごせるのでお薦めですよ。

東福寺の見頃はもう暫く続くかと思われます。まあ、明日の雨でどれだけ葉が散ってしまうかに拠りますけどね。人出のピークは過ぎたと思われるので、平日なら、そこそこゆったりと拝観出来ると思いますよ。