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2013年10月

2013.10.31

京都・洛東 南禅寺塔頭 慈氏院・達磨堂

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南禅寺の塔頭に、慈氏院があります。門前に達磨大師と書いた石碑が建っている寺と言えば判るかな。

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ここは、前は何度も通っているのですが、中に入った事はありませんでした。何となくですが、見るべきものは無いような気がしていたのですよ。しかし、この日はふと立ち寄ってみたくなったのでした。

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入ってみると、右手に達磨堂がある事に気付きました。小さな御堂ですが、中には立派な達磨大師の像が祀られています。普通、だるまと言えば手足の無い事になっていますが、この像は足のある立像なのですね。調べてみると「おあしがよる大師」と呼ばれており、足がある大師様というくらいの意味なのでしょうか。そこから、「あおし」=お金が寄る大師様という意味だと説くサイトもありましたね。今度行ったら、ちゃんとした意味を聞いて来ようかしらん。

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大師の像の脇には、小さなだるまが沢山奉納されていました。入り口には、だるま様は受け付けに申し出て下さいと書かれていましたから、きっと寺で買って、ここに奉納する仕組みになっているのでしょう。

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だるま堂の奥には、池のある庭が見えていました。これも後から調べたところによると、受け付けに申し出れば、中に入る事が出来た様です。

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庭園には、山中鹿之助の石碑もあるのだとか。次は色々と聞いてみる事がありそうですね。だるまも奉納してみたいし、また寄ってみる楽しみが出来たというところです。

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2013.10.30

京都・洛東 京都紅葉事情2013 ~南禅寺 10.27~

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天授庵を出て、南禅寺の境内を歩いてみました。ここはいつも観光客で溢れている場所ですね。

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紅葉の進み具合は、まだまだ走りといったところで、一部で色付き始めている程度です。本格化するのは、やはり来月の半ば以降でしょうね。

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一番早く色付いているのは、法堂裏のこのイチョウです。毎年のことながら、南禅寺の紅葉はこの場所から始まっていきます。

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ところが、今年はちょっとした異変が起きていました。法堂の前に土砂が積まれており、御堂の周囲が立ち入り禁止になっているのですよ。この土砂は台風18号によってもたらされたもので、裏山から流出したのだそうです。

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土砂は水路閣の前の広場にも積まれており、広い範囲で立ち入り禁止になっています。南禅寺の被害はあまり報道されていませんでしたが、ネットで調べた所によると参道から三門周辺までが土砂で埋まったのだとか。普段の姿からは想像できないけれど、雨が降った当日は酷い状況になっていた事でしょう。一時は拝観停止にまで追い込まれていた様ですね。

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今は堆積された土砂以外は、元の状態に収まっている様に見受けられます。ここまで復旧するには大変な苦労があった事でしょう。紅葉シーズンを前に、土砂が野積みされているのは艶消しではあるけれど、やむを得ない処置という事なのでしょうね。

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それでも観光客が途絶えないのは、南禅寺の底力というところかな。この日も大型の観光バスが何台も来ていましたよ。天授庵のキャンペーンと合わせて、この秋は南禅寺が賑わう事でしょうね。

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2013.10.29

京都・洛東 京都紅葉事情2013 ~天授庵 10.27~

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真如堂から天授庵へとやって来ました。ここも紅葉の名所として知られる場所の一つです。

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特に本堂前の庭園は、早くに色付くポイントの一つです。毎年11月の半ば頃には見頃を迎える事が多いですね。

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今年も結構色付きかけて来ています。この時期としてはまずまずの状況ではないのかな。これからの冷え込み加減によっては、一気に紅葉が進むかも知れないですね。

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ところで、今秋の「そうだ 京都行こう」のキャンペーンは、この天授庵が選ばれました。寺にはこのパネルが幾つも展示されており、スタンプも置かれていましたね。

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私的には、ああ、やられたなあというところでしょうか。今年の紅葉は、ここは諦めようかと思っているところです。

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なぜって、ここは通路が凄く狭く、普段でも行き違いに難儀する場所なのですよ。特に池の周囲は狭いですね。そこに、このキャンペーンで人が殺到したとしたら、どうなるか想像が付くというものです。

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お気に入りの場所なので残念なのですが、人で溢れた天授庵には近付きたくありません。間違いなく紅葉の綺麗な場所なので行く事は止めませんが、身動きが取れなくなる事は覚悟しておいた方が良いでしょうね。下手をすると池に落ちてしまうかも、です。くれぐれも足下にはご注意される事をお薦めしておきます。

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2013.10.28

京都・洛東 京都紅葉事情2013 ~真如堂 10.27~

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平成25年10月27日の真如堂です。ほぼ毎週の様に訪れている真如堂ですが、その都度に確実に秋が深まっている事に気付かされます。

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このハナノキは、今年は早くから色が変わっていましたが、だんだんと紅葉と言って良い色になって来ました。9月の末くらいから変色し始めていたので、今年は酷い事になりはしないかと気になっていたのですが、色合いは悪くない様ですよ。この調子で今年の紅葉が進んでくれたら嬉しいのですけどね。

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これはサルスベリの紅葉です。苦沙弥和尚のホームページを見て探したのですが、墓地の側で綺麗に色付いていました。何度も来ている真如堂ですが、ここにサルスベリがあったとは知らなかったです。

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秋珊瑚とも呼ばれるサンシュユの実も、すっかり赤く染まっていました。今年は実の数が少ない様に思えるのですが、どうしたのでしょうね。でも、この宝石の様な透き通った美しさは、何度見ても良いものです。

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イチョウの下では、地面が黄色く染まる程ギンナンが落ちていました。これほどの大量のギンナンを、誰も拾いに来ないのでしょうかね。勿体ないたらありゃしない。出来るものなら私が拾って帰りたいところだけど、電車では顰蹙ものだものなあ。お寺の方ではどうするのだろう、後で処理して食べるのかな。

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茶所の前では、ヘブンリーブルーが少しだけ咲いていました。真如堂の名所にしようとされている様ですが、なぜか上手く行かない様ですね。でも、この日咲いていた花は、とても綺麗でしたよ。

真如堂の紅葉はまだ本格化はしていません。もみじはほとんど緑のままで、ハナノキなど一部が色付いている程度ですね。でも、このところ冷え込み始めたので、そろそろ動きが見えて来る事でしょう。見頃になにるのはたぶん来月の半ば頃からかな。ここには何度も通って変化をお届けしようと思っているところです。

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2013.10.27

京都・洛北 中秋2013 ~糺の森 10.19~

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前々週の土曜日、白峰神宮の観月祭までの間に少し時間が空いたので、糺の森を歩いてきました。

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まず訪れたのは河合神社、下鴨神社の摂社の一つです。

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ここは少し来ない内に塀が復元されていました。前回来た時には塀が取り壊されて素通しになっていたのですが、どうやら新築された様ですね。前のが余程痛んでいたという事なのかな。

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河合神社は、このところ美人水をはじめ様々な商品開発を盛んに行っているのですが、この日はスタジオジプリ製というTシャツを見つけました。昨年行われていた「定家と長明」展にちなんだもので、イラストと共に方丈記の一節が綴られています。なかなか素敵だとは思ったのですが、一着4千円とあって買うのは止めました。ちょっと高過ぎはしません事?

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それにしても、美麗社として売り出した河合神社は人気があります。入れ替わり立ち替わり、沢山の人が境内を出入りしていましたよ。神社もやはり、どうアピールするかのコンセプト次第という事なのかしらん。

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今の糺の森を歩くと、風変わりなオブジェに出会う事になります。これは伊勢神宮の式年遷宮に合わせたイベントらしく、全国の若手アーチストから依代を公募して展示してあるのだとか。ホームページに依れば、これは下鴨神社だけでなく、上賀茂神社など10カ所で行っているそうです。芸術に興味のある人は、このオブジェを追って回るのも面白いかも知れませんよ。

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この日の糺の森は、まだまだ緑のままでした。この森が色付くのは12月に入ってから、京都で一番遅い紅葉ですね。今年は綺麗な紅葉を見る事が出来るのかなと思いつつ、のんびりと歩いた糺の森でした。

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2013.10.26

京都・洛東 中秋2013 ~黒谷 10.19~

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真如堂から黒谷へとやってきました。ここに来るのは夏以来の事となります。

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この寺では、やはり石畳のこの道に来たくなりますね。訪れる人の少ない、風情の溢れる小道です。

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でも、最近CMの舞台になっている事に気付きました。知られていないようでも、ちゃんと知っている人は知っているという事かな。まあ、あまり話題にはなっていない様ですけどね。

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その小道への入り口では、ススキが咲いていました。秋らしい風情を感じた一時ですね。

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少し驚いたのは、熊谷直実鎧掛けの松が伐採されていた事です。とても立派な松だったのにどうしてしまったのでしょうね。マツクイムシにでもやられてしまったのかしらん。また次の松が植えられるのでしょうけど、前のように立派になるには長い年月が掛かる事でしょう。何とも残念な事だと思います。

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2013.10.25

京都・洛東 中秋2013 ~真如堂 10.19~

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平成25年10月19日の真如堂です。ここには半月と開けずに通っていますが、そのわずかの間にも季節の移ろいを感る事が出来ました。

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まずは、本堂前から見たいつもの景色ですが、三重塔前のハナノキは、枝先3分1程度まで色付いてきました。今年は早くから紅葉し始めていましたが、いよいよ本格化して来そうな気配です。

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それよりも一足先に色付いているのが、元三大師堂前のハナノキですね。例年よりも半月以上早く、やはり今年の夏の猛暑の影響があったのでしょうか。盛りの頃の色とは言えないけれど、光の当たり方によってはとても綺麗に見えますよ。

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ツワブキも満開になっていました。今年は開花が遅いのかなと思っていたのですが、気が付くといつの間にか咲いていたという感じです。

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シュウメイギクもまだ満開を保っていました。この花は墓地への入り口で群生しているのですが、なかなか見応えのある咲きっぷりでしたよ。この花はそろそろ盛りを終えて散り始める頃でしょうか。今頃は少し寂しくなっているかも知れませんね。

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ホトトギスもまた花盛りを迎えていました。この花は塔頭の覚円院の前で咲いているのですが、白壁を背景にしているので、写真的には花が良く映えますね。

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この花は息が長いので、11月に入ってもまだ咲いている事でしょう。ほとんど散る直前まで花の様子は変わらないですからね、ぱっと目には盛りを過ぎているのかどうかは分かり難い程です。その頃には紅葉も本格化している事でしょう。静かな真如堂を楽しめるのは今の内だけ、ですよ。

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2013.10.24

京都・洛中 リンドウ2013 ~廬山寺 10.19~

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平成25年10月19日の廬山寺です。この日は庭園でリンドウが見頃を迎えていました。

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本堂の前に広がるのが源氏庭。ここが紫式部の邸宅跡である事にちなんで築かれたそうです。邸宅跡と断定されたのは昭和40年の事ですから、庭が出来たのはそれより後という事になりますね。

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初夏から秋にかけてはキキョウが咲く事で知られるこの庭ですが、キキョウが終わった後はリンドウが咲くのです。この事はあまり知られていませんが、京都では貴重なポイントの一つなのですよ。

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リンドウが咲いているのは、庭の西北側の州浜の中です。キキョウよりも小さい花なのですが、曼殊院と違って背丈がそれなりにあるので、それと気付くはずです。

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この庭は平安朝の庭をモチーフにしているのだとか。州浜模様にその感じが出ていますね。

リンドウが終わると間もなく紅葉の季節となります。盛りは毎年異なるけれど、たぶん11月の後半から末に掛けてでしょうか。とても綺麗な紅葉が見られるので、今年も訪れてみようと思っている場所の一つです。

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2013.10.23

京都・洛北 リンドウ2013 ~曼殊院 10.19~

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平成25年10月19日、中秋の曼殊院です。

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この時期に曼殊院を訪れたのは、リンドウを見るためでした。秋の花として知られるリンドウですが、京都で咲いているところはあまり無いのですよ。

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曼殊院で咲いているのは庭の奥の一角で、背丈も低いためあまり目立ちません。でも、年々咲いている数は増えて来ている様に思えます。名所とまでは言えないものの、この花が見られるのは嬉しい所ですね。

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曼殊院は台風18号で被害があったと報道された寺の一つでした。どんな具合になっているのかと気になっていたのですが、とりあえずの補修はされた様ですね。大きな被害ではないけれど、やはり痛々しい感じはします。

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庭園など他の施設には特に被害が無かった様なのは何よりです。京都でも有数のこの雅な庭は、いつまでも変わらない姿であってほしいものだと思いますからね。

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この時期は、まだ訪れる人も少なく、静かな曼殊院でした。これから紅葉まの季節を迎えれば、また大勢の人で賑わう事でしょう。

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庫裏の入り口に掲げられている「媚竈」の文字。今の曼殊院を建てた良尚法親王の書で、竈で働く人を大切にせよという意味だとか。ただ、権門にへつらうという意味も有り、司馬遼太郎氏は徳川幕府の機嫌を取らなければならなかった法親王の、屈折した心境を表しているのではないかとも推測されています。如何にも小説家らしい解釈ですが、江戸時代初期の公家と幕府の関係を端的に表しているようで、興味深い説でもありますね。曼殊院にもそんな歴史的背景があるという事を、心の片隅において拝観するのも面白いかなと思いますよ。

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2013.10.22

京都・洛中 観月祭2013 ~白峯神宮~

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平成25年10月19日、白峰神宮で観月祭が行われました。これは毎年旧暦の中秋の名月の日の前後に行われるもので、献燈祭とも呼ばれます。

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白峰神宮の御祭神は和歌と管弦の名手として知られた崇徳帝。この行事は、名月の夜に観月の催しを行ない、月の美しさを愛でながら和歌を詠んで管絃を楽しんだという崇徳帝を偲んで、芸能の奉納を行うという趣旨で行われます。

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祭壇には、季節の野菜や果物、それに月見団子などが供えられていました。ススキも添えられていて、月見の風情に溢れていましたよ。

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行事は型どおり、まず神事から始められます。献燈祭と呼ばれるように献燈の儀もあるのですが、それまでは灯りが消されてぼんぼりだけが灯されており、とても厳粛な雰囲気になります。

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奉納される芸能は毎年異なるのですが、今年は京都和楽会による山城舞楽でした。これは吉備楽の流れを汲む舞楽で、雅な中にもどこか土の匂いのする独得の舞楽です。

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残念だったのが天気で、雨模様だったため、月が見えなかったのでした。夕方までは雲の切れ間も見えていたので、どうにかならないかと思っていたのですけとね。月明かりの下で舞楽を楽しめなかったのは心残りでした。

でも、天気のせいもあって観客は少なかったけれど、しみじみとした時間を過ごせた良い行事でしたよ。

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2013.10.21

京都・洛北 コスモス2013 ~京都府立植物園 10.13~

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京都府立植物園では、コスモスも見頃を迎えていました。

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以前は北山門前の広場にプランター植えのコスモスが並べられていたのですが、今は園内のあちこちにコスモスの花壇が出来ています。

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群生したコスモスというのは、さすがに美しいものです。それに、同系統の色であっても微妙に異なり、グラデーションになっているのが良いですね。

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ただ、野に咲くコスモスと違って、風が吹いてもあまり揺れないのですよ。なぜかと思ったら、ネットで保護されているのでした。確かにこれなら転けないけれど、風情に欠ける気がすると言ったらぜいたくかな。

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コスモスは、もう暫くは咲いているのかな。でも、紅葉が始まったらそちらに気を取られて、あまり注目される事はなくなるでしょう。この花を見に行くのなら、今の内かもしれませんね。

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2013.10.20

京都・洛北 秋バラ2013 ~京都府立植物園 10.13~

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京都府立植物園で、秋バラが見頃を迎えています。

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ここのバラは約250品種2000株と言われており、ボリューム感満点でとても見応えがありますよ。

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秋バラは、春に比べて色が濃いと言われますが、確かに一際鮮やかに感じますね。さすがに植物園だけあって、手入れも行き届いており、綺麗な花ばかりです。

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今週は晴れと雨の予報が入り乱れていますが、出来れば秋晴れの下で見たいものです。でも、雨の日でも水滴をまとった花は綺麗ですし、捨てたものではないですよ。これから11月にかけて、京都府立植物園のバラ園は、お薦めの場所の一つです。

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2013.10.19

京都・洛東 秋は夕暮れ2013 ~八坂の塔 10.12~

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この季節になると、夕景色を撮りに行きたくなります。たぶん、枕の草子にある一節が思い浮かぶからなのでしょうね。

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そして、撮りに行く場所もいつもの高台寺駐車場となります。あちこち夕景色の綺麗な場所を探してはいるのですが、やはりここが一番綺麗に見える場所なのですよね。

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秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。

この枕草子に書かれているとおり、夕陽を見ていると、東山のねぐらへと帰る烏が何羽も飛んできます。ただし、3羽とか4羽とかいう数ではなく、何十羽となく飛んできますので、あわれという感じではなくなってしまうのが難なのですけどね。

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それに、どういうものか、写真には上手く写り込んではくれないのですよ。あれだけの数が居るのに、みんなあさっての方向に行ってしまうんだなあ。それにしても、今の京都に雁なんて居るのかしらん。もしここに雁の編隊が写っていたら、さぞかし絵になった事でしょうね。

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これもいつもの構図たけれど、やはり撮りたくなってしまう八坂の塔の夕景です。まあ、背景の色が毎回違うという事で、良しとしておいて下さい。

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日が沈んだ後、黄昏時の八坂の塔です。マジックアワーとも言いますね。家路が恋しくなるような、少し寂しく、そしてどこか懐かしくなるような景色です。

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2013.10.18

京都・洛東 中秋2013 ~石塀小路 10.12~

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祇園新橋から石塀小路まで歩いて来ました。ここも人気のスポットだけれど、巽橋の様には混まないのが良いところです。

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この夏には、ビールのコマーシャルの舞台となった事でさらに注目を集めた様です。私のホームページ「京都の散歩道」にも、CMがらみで沢山のアクセスがありましたよ。確かに初めて見る人には、印象に残る景色でしょうね。

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そんな石塀小路が風情を増すのは、やはり黄昏時でしょうか。特に秋の灯ともしごろは情緒がありますね。

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高台寺からの帰り道、日はすっかり暮れてしまいました。石塀小路も夜のモードに切り替わっています。

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石塀小路は大正に出来た町。それを意識してか、大正ロマン風の街灯が置かれています。私もけっこう気に入っていて、良く写真に撮るのですが、この日はまだ暗くなりきらない夜空が、良い感じになってくれました。これもまた、秋の風情を感じる景色です。

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2013.10.17

京都・洛東 中秋2013 ~祇園白川 10.12~

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中秋を迎えた祇園白川を歩いてきました。ここは町中ですが、そこかしこで季節を感じる事が出来ましたよ。

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中でも秋を感じさせてくれるのは、ここでもやっぱりススキかな。本来、野にある草ですけど、雅な街並みにもよく似合っていました。

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早く傾くようになった日差しにも秋を感じます。こちらは隣の新橋通ですが、いち早く日陰になるので、空はまだ明るいのに街灯が点いていました。弱い西日に照らされた街並みと澄んだ空の色に、移ろいゆく季節を感じてしまいます。

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切り通しはさらに日陰になるのが早いので、軒灯が点いていました。このほんのり暖かい感じが、秋の黄昏時には良い感じです。

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巽橋周辺は相変わらずの賑わいで、写真を撮るのも難しかったです。本当に一大名所になってしまいましたね。まあ、一番絵になるポイントなので人気があるのも当然ですか。写真目当てに行くのなら、平日か、早朝を狙うしかないでしょう。あまりに人だかりがするので情緒を感じる事が出来なくなっているのは、少し寂しい気もしますね。

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2013.10.16

京都・洛中 芙蓉2013 ~慧光寺 10.12~

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天寧寺で芙蓉が咲いているのを見て、慧光寺に行ってみる気になりました。西陣にある日蓮宗の寺ですが、知られざる芙蓉の寺でもあるのです。

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ここに芙蓉が咲いているのは、数年前に偶然通りかかった時に知ったのですが、以来芙蓉の季節になると今年はどんな具合かと気になる様になりました。

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で、行ってみると、今年も綺麗に咲いていましたよ。相変わらず誰も見に来ていませんでしたけどね、そのぶんのんびりと静かに楽しむ事が出来ました。

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芙蓉の間にはススキもあって、秋の風情が漂っていましたよ。それに、境内には銀杏の大きな木が二本あるのですが、雄株と雌株が一本ずつなのですね。雌株の方は、ここでもたわわにギンナンを実らせており、木の周囲には沢山の実が落ちていました。後でお寺の方で拾って集めるのかな。とにかくもの凄い数でしたよ。

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芙蓉はまだ沢山の蕾を残しており、もう暫くは咲き続けそうでした。この様子だと、今月一杯は楽しめるんじゃないかな。今年まだ芙蓉を楽しめてない方は、ここに見に来ると良いかも、です。

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2013.10.15

京都・洛中 ホトトギスの咲く境内 ~天寧寺 10.12~

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額縁の門がある事で知られる天寧寺を訪れました。この日は快晴で、きっと綺麗な比叡山を見る事が出来ると思ったのですよ。

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すると、期待通りにくっきりとした比叡山が姿を見せてくれていました。空の色が少し濁って見えるのは、この日飛来していた黄砂のせいでしょうか。

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天寧寺は、あまりしられていないけれど、花の寺でもあります。派手さはありませんが、少しずつ四季の花が咲いているのですよ。この日の境内の隅では、ホトトギスが咲いていました。今年この花を見るのは初めてですね。

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芙蓉もまだ咲いていました。傾きかけた秋の日差しを受けて、輝いて見えましたよ。

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秋明菊もまた、群生して咲き乱れていました。この花は今が花盛りなのかな。そこかしこで見かける様になりましたね。

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そして、一番秋の風情を感じさせてくれたのがススキです。この日は風が強かったのですが、穂が波打つように揺れる様は、秋そのものという感じでしたよ。

小さな境内に一杯詰まった秋を感じた一時でした。

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2013.10.14

京都・洛北 藤袴咲く境内 ~下鴨神社 10.12~

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平成25年10月12日の下鴨神社です。この日は本殿の前で、藤袴が咲き誇っていました。そろそろアサギマダラが飛来していないかと期待していたのですが、ツマグロヒョウモンが居ただけでした。今年はアサギマダラはまだ一度も見ていないのですが、ちょっと縁が無いのかな。

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下鴨神社は式年遷宮に向けて作業が行われている最中で、現在本殿の屋根の葺き替えなどが行われている様ですね。既に御神体は3月に仮本殿に遷されており、平成27年4月27日に新しく整備された本宮に戻す正遷宮が行われる予定だそうです。

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この写真で、本殿が仮屋根に覆われているのが判るかな。京都では、このところあちこちで修理が行われており、こういう景色ばかりなのが少し寂しいところです。

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御手洗川に架かる太鼓橋では、ギンナンが沢山落ちていました。今年はギンナンの当たり年なのでしょうか、あちこちでたわわに実ったギンナンを見かけます。ほとんど落ちるに任せてある様なのですが、拾う人は居ないのかな。ちょっと勿体ないですね。

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下鴨神社と言えば、先日まで放映されていたアニメ、有頂天家族を思い出します。とにかくリアルに京都が描かれていて、結構はまって見ていました。特に下鴨神社や出町柳周辺が多かったのですが、親しみが持てて良かったです。もっとも、放送された地域が限定されているので、ご存じない方も多いでしょうね。原作の森見登美彦氏の同名の小説が文庫本化されていますので、一読されると面白いと思いますよ。

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有頂天家族は狸が主人公でしたが、この森に実際に狸は棲んでいるのかな。結構町中にも棲んでいると聞きますけど、ここは人の手が入りすぎている気がしますね。でも、そんな小説の舞台になりそうな場所である事は確かな様です。

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2013.10.13

京都・洛南 御香宮神幸祭2013 花傘総参宮

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平成25年10月12日、伏見の御香宮を訪れてきました。この日は神幸祭の8日目にあたり、花傘総参宮が行われていました。

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花傘総参宮が行われるのは夜の7時頃からと聞いていましたので、それに合わせて神社に参拝しました。けれども、その混み具合は想像以上でしたね。3年前に訪れた時は朝だったのでそれほどでもなかったのですが、夜はこれほど賑わうとは驚きましたよ。表門を潜ってから参拝を済ませるまでに、およそ30分近く掛かったんじゃないかな。

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花傘総参宮は、神社の氏子たちが町内会ごとに花傘を持ち寄って、大手筋から神社までの間を行列して歩くという行事です。こう書くと静かなイメージを抱かれると思いますが、実際には各所で「ホイト、ホイト」の掛け声と共にはね回るという、アクティブで賑やかな行列でした。

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参加者も1000人に上ると言いますから大規模なものですね。町内会の数も22あり、それぞれが趣向を凝らした花傘や御輿を用意しています。

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この行事は室町時代以前に遡るという歴史のあるものですが、参加している町内会の中には大規模マンションもいくつかあり、新参者でも歓迎するという好ましい風潮がある様ですね。そして、参加者も幼稚園児から高齢者まで幅が広く、地元が一体となって楽しみながら盛り上げているという印象でした。

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この日はいくつかの町内会を見ただけでとても全てが判ったという訳ではありませんが、それでも熱気は十分に感じられました。これは見た中では最大の3段重ねの花傘で、御輿のように担ぎ棒が付いており、大勢で担いでは揺すっていましたよ。

最後にこの花傘を揺らす様を動画にてご覧下さい。

普通の風流傘とは様子が違うでしょう?この祭りに地元の人が熱くなるのが判るような気がします。この日は表門前だけで見ましたが、大手筋で見るのも面白そうですね。来年もまた見に行ってみようかと思っているところです。

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2013.10.12

京都・洛東 京野菜フレンチ祗園Abbesses

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京都のフランス料理店も数多いですが、我が家の記念日に選んだ店はアベス、祇園の路地にある隠れ家の様なお店です。

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場所は甲部歌舞練場の北側なのですが、路地を入ったところにあるのでちょっと気付き難いでしょうね。町屋の二階にあるのですが、中はとてもシックな、落ち着いた空間になっています。

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ここに行ったのは1年前なので、細かい料理の内容は忘れてしまったのですが、基本はしっかりした中にも創意工夫に富んでおり、とても美味しかったのを覚えています。

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京野菜フレンチと銘打つだけあって、野菜を上手く使っているなと思いました。これはサラダですが、とても新鮮で良い素材を使っていますね。

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ここのシェフは、以前は大阪のホテルプラザで働いていた事があるそうですね。という事は、惜しまれつつ閉店したル・ランテブーだったのかな。

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ル・ランテブーには何度か行った事がありますが、大阪の名店として知られた店でした。閉店後はスタッフ達はばらばらになり、それぞれ独立した店を持つなどしていると聞いていたのですが、ここもその一つだったのですね。

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その遺伝子を継いでいると言えるかどうかは判りませんが、昔なじみの店が続いている様な気がして、嬉しい事は確かです。

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メインディッシュのステーキにも、野菜がふんだんに使われています。これがまた良く調和していたのですよ。確かな仕事ぶりが窺える一品です。

我が家の経済力では、そうそう何度も行ける店ではありませんが、また機会があれば寄せてもらおうと思っているところです。

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2013.10.11

京都・洛北 10月の行事 ~北山ハロウィン~

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10月と言えばハロウィン、最近はイベントも増えてきましたが、京都で一番賑やかなのは北山ハロウィンでしょうか。今年で16回目になるという、京都のハロウィンとしては伝統のあるイベントです。

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写真は3年前の時のものなので京都府立植物園の北山門前が写っていますが、今はその隣の陶板名画の庭に舞台は変わっています。

日時は10月26日と27日で、カボチャのカービングや屋台村、それに仮装パーティーや仮装パレードなどが用意されています。子供連れで楽しむには、丁度良いイベントでしょうね。ただ、パーティーに参加するには数量限定のパスポートが必要なので、あらかじめ手に入れておいた方が良いかも、です。

私的にはランタンが見られれば良いのですが、去年は場所が移動している事に気付かず、前を素通りしただけだったので、どういう仕組みになっているのか今ひとつ判りません。陶板名画の庭の入場料くらいは払わなくてはいけないのかな。時間が合えば、とりあえず見に行ってみようかなと思っています。

詳しい情報は、ホームページを参考にして下さい。

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2013.10.10

京都・洛中 10月の行事 ~時代祭~ 

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京都の10月の行事の中で、最大のものと言えるのが時代祭でしょうか。毎年10月22日に行われ、京都の三大祭の一つとして知られています。

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始まったのは明治28年の事で、平安遷都1100年を記念して行わた時代風俗行列を起源とします。以来、遷都の日である10月22日を祭りの日と定め、戦中戦後の混乱期に一時中断したのを除いて毎年実施されて来ました。

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行列は京都御所の建礼門前を出発し、烏丸通、御池通、河原町通、三条通、神宮道を経て平安神宮へとたどり着きます。途中、どの場所からでも観覧は可能ですが、絵になるのはやはり御所か平安神宮でしょうか。ただし、御所と御池通、それに神宮道では、有料観覧席が設けられているので注意が必要です。いっそ、この有料席(2000円、事前申し込み制)を利用してみるのも良いかもですね。

この祭りは、なんとなく見ていては面白さは半減してしまうので、あらかじめ調べておく事をお薦めします。そうすれば、時代絵巻の意味を楽しむ事が出来ますよ。私的には、今年は平日なので、観覧する事が出来ないのが残念ですね。

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2013.10.09

京都・洛北 10月の行事 ~笠懸神事 上賀茂神社~

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10月の第3日曜日には、上賀茂神社にて笠懸神事が行われます。これは800年以上前に絶えた行事を9年前に復活したもので、以来毎年行われています。5月に下鴨神社で行われる流鏑馬とは異なるもので、主として関東で奉納されており、関西で実施されるのはここだけの様ですね。そのためでしょう、笠懸を実演していたのはすべて関東から来た方たちでした。

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笠懸は、見た目は流鏑馬ととても似ており、素人目にはあまり違いは判りません。的が遠いとか、小さな的があるとか、足下の的を射る射術があるとかいったところが特徴となるのでしょうか。

使われるのは賀茂競馬と同じ馬場ですが、それほど混むという事は無いようです。最前列に座るのも、1時間前に行けば十分じゃないのかな。ただし、的の見やすい場所は来賓席と団体客用に当てられており、一般席ではあまり良いところがありません。それに立ち見の人が続出するため、見通しはほとんど利かなかったです。

もし、この行事に行って写真を撮りたいと思うのなら、相当なマナー違反ですが、埒の下に陣取ってカメラを構えるしかないでしょう。実際そういう人達が沢山居ましたが、賀茂競馬の時のように注意されるという事は無かったです。たぶん、馬が走るコースが埒からかなり離れているせいなのでしょうね。

私的には、そこまでしないと見えないのであれば行きたいとは思わないのですが、京都では唯一の行事であるので、一度は見ておくのも良いかも、です。出来れば、もっと運営の仕方を考慮していただきたいというのが本当のところです。

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2013.10.08

京都・洛中 10月の行事 ~観月祭 白峯神宮~

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毎年旧暦の中秋の名月にあたる陰暦9月15日の前後に、白峰神宮で観月祭が行われます。今年は10月19日に行われるのですが、丁度旧暦の9月15日に該当し、月もまさに満月です。昨年は十三夜だったので、栗名月にちなんで行われるものかと思ったのですがそうでもなく、毎年日程は微妙に前後する様ですね。

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行われる行事も毎年異なる様で、昨年は笛の演奏と獅子舞の奉納でした。その前には舞楽の奉納が行われていた年もあり、今年がどうなるかは判りません。ごくこぢんまりとした行事で、氏子を中心に近所の人達が集まる程度の規模なのですが、なんとも厳かな雰囲気があり、月を愛でながら奉納される芸を見聞きするのはとても良いものでしたよ。

今年は9月の名月は平日だったのでどこにも行けなかったのですが、この行事には参加出来そうなので楽しみにしているところです。後は天気次第かな。好天に恵まれて名月を愛でる事が出来ると良いのですけどね。

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2013.10.07

京都・洛北 10月の行事 曝凉展 ~大徳寺本坊・高桐院~

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10月の第二日曜日は大徳寺に注目です。この日は本坊と高桐院で、それぞれ宝物を虫干しする曝凉展が行われるのですよ。規模の大きさから行けば本坊の方が上で、国宝・重要文化財の数々が、所狭しと並べられます。風が吹くとうっかり触れてしまうというほど無造作な展示の仕方で、まさに目の前で貴重な美術品を見る事が出来ますよ。中でも目玉と言えるのは牧谿の「観音猿鶴図」で、数ある水墨画の中でも名品とされるものです。鶴図、観音図、猿図の2つの掛け軸からなる作品で、この日、この場所でしか見る事が出来ない貴重なものですよ。

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一方の高桐院でも、貴重な宝物を見る事が出来ます。国宝の「絹本墨画山水図」や重要文化財の「絹本着色牡丹図」を中心に、狩野探幽作の文殊菩薩像や普賢菩薩像、狩野永徳作の維摩居士像など有名所が描いた絵画や、 一休和尚、沢庵和尚、細川忠興など歴史上の人物が書いた墨跡などを見る事が出来ます。

ただ、どちらも雨天中止なのが気になるところですね。ぜひ、秋晴れの下、素晴らしい宝物を見られる事を願いたいところです。

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2013.10.06

京都・洛南 10月の行事 ~御香宮 神幸祭~

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先週末は京都に出掛ける事が出来なかったため、今週は過去に撮った写真を元に構成して行きます。主として、今月に行われる行事の紹介となりますが、まずは御香宮の神幸祭からです。

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御香宮の神幸祭は洛南の大祭とも呼ばれるもので、京都市の南部で行われる祭りとしては最大規模と言われます。実際、広い境内は出店で埋まっており、期間中は大勢の人出で賑わう様ですね。今年は10月5日から既に始まっており、御輿が出るのは最終日の13日となります。

詳しい日程はホームページで確認していただくとし、ここでは3年前に撮ってきた御輿振りの様子をご覧頂く事とします。

これは本殿前で行われるもので、何度か繰り返したのち巡行へと出発て行きます。そして、楼門前でも御輿振りは行われ、その時は大勢の観客が見守っているのでとても盛り上がりますね。御輿は3基でそれぞれ異なる道順を行き、ほぼ半日掛かりでこの神社に戻ってきます。まさに体力勝負の巡行と言えそうです。

12日には花傘総参宮が行われるそうで、これはいわゆる風流傘なのだそうです。これは夜に行われるもので、大手筋を通って神社に向かうと言いますから、見物に行くにも丁度良いかも知れないですね。もし時間が合えば、ちょっと寄ってこようかなと考えているところです。

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2013.10.05

京都・洛北 コスモスの咲く里 ~修学院 9.28~

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圓光寺を後にして、野の風情を求めて修学院へと向かいました。そこではコスモスの花が待っていてくれましたよ。

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ただ、以前はコスモス畑と言って良いくらいに咲いていた修学院ですが、最近ではすっかり少なくなり、わずかに路傍に咲いている程度です。栽培する農家が減ってしまったという事なのかな。

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それでも、秋の日を受けたコスモスは、とても美しいものですね。鉢植えで咲くコスモスも綺麗だけど、やはり野に咲くコスモスは秋の風情に溢れていると思います。

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それに、風に揺れる様が良いですね。コスモスが波の様に動く様は、あたかも風が色付いたかの様で、とても美しく感じられます。

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ここでも、まだ彼岸花は咲いていました。嵯峨野の様に群生はしていませんが、道ばたにさりげなく咲いている花もまた綺麗なものでしたよ。

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最後は秋晴れの修学院の景色です。これで黄色く染まった稲穂が揺れていれば、もっと絵になった事でしょうね。

この日は暑くもなく寒くもなく、とても気持ちの良い道行きでした。1年の内にそう何度もある事でもないけれど、またこんな日を過ごしてみたいものですね。

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2013.10.04

京都・洛北 龍の庭 ~圓光寺 9.28~

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詩仙堂から圓光寺へと移動しました。ここには彼岸花が咲いているかなと思ってやって来たのですが、それ以上に驚きが待っていました。

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まず、受け付けが山門を入ってすぐの場所に変わっているのに、えっと思わされます。そして、参道から階段を登ると、以前の受け付けの場所が見事な枯山水の庭に変わっているのにびっくりさせられました。

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モチーフとなっているのは龍で、雲海を飛んでいるのでしょうか、瓦で波模様が描かれています。そして、大きな石で背びれが表されていました。

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あたかも重森三玲氏の作庭を思わす造りで、その流れを汲んでいるのかと思いましたが、違うそうです。受け付けで聞いた所によると、ご住職が先頃行われていたボストン美術館展のパンフレットの表紙になった龍の絵に惚れ込み、出入りの庭師さんと協力しながら作り上げたのだとか。大胆な造りの中にも調和があって、とても良い庭になったのではないかと感じました。圓光寺の新しい魅力と言っても良いのではないかな。

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この庭に併せて、これまで入れなかった場所も公開される様になっています。久しぶりに圓光寺に行かれる方は、きっと驚くと思いますよ。

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メインの十牛の庭はいつもどおりで、美しいもみじで覆われていました。ただ、百日紅の花は盛りを過ぎており、今年は綺麗なところを見られなかったのが残念でしたね。

この石は以前からあったのですが、仙人の絵が描かれている事にやっと気付きました。まんがチッックですが、修行の場なのに、こんな遊び心があるところが面白いところです。

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夏の暑さが過ぎ、苔も本来の緑を回復した様です。9月に入って沢山降った雨も、苔にとっては良かったのでしょう。

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でも、その豪雨に拠ると思われる土砂崩れの跡が、竹藪の向こう側にありました。特に庭園側に被害を受けた様子はありませんでしたが、崖の上には建物があり、かなり危なかったのではないかと思われます。また、近くの波切り不動堂にも寄って来たのですが、そこでは御堂の壁が崩れてきた土砂で破られており、堂内が半ば埋まっていました。どちらも報道されていないと思いますが、このぶんだと先日の台風の被害はあちこちにあった様ですね。改めて、災害の恐ろしさを実感した次第です。

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2013.10.03

京都・洛北 中秋の庭 ~詩仙堂 9.28~

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金福寺から詩仙堂へとやって来ました。ここもサツキの季節に訪れて以来となりますね。

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この時期は詩仙堂も訪れる人が少ないのか、座敷でも庭でも、私一人になる時がありました。こんなのって、真冬に訪れた時以来かも知れません。まあ、さすがにすぐに参拝者が訪れて、長続きはしませんでしたけどね。

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今の季節、詩仙堂の庭で咲いているのがサラシナショウマです。華やかさはないけれど、ブラシ状の面白い形で、詩仙堂の庭の中で存在感を主張する花です。

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シオンもこの時期の庭で咲く花ですね。一株しかないけれど、背丈が大きく、結構目立つ花ですよ。

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そして、今の庭で中心になっているのがススキの大株です。いつも思うのですが、ススキをこれだけ目立たせるというのは、ある意味大胆ですよね。

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ススキの向こう側では、柿の実が赤く色付き始めていました。この色を見ると、いよいよ秋も深まって来たなという気になりますね。

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秋明菊も咲き始めていました。ただ、今年の秋明菊は小ぶりの株で、いつもの様に大きく育っていないのが意外です。まあ、花色は綺麗なのですけどね。

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サツキの大刈り込みの前では、赤い実が成っていました。たぶん、ウメモドキなのでしょうか。青空に赤い色が良く映えていましたよ。

詩仙堂の秋と言えば紅葉ですが、その前の季節を感じさせてくれる庭もまた素敵でした。まだそれほど混雑もしていないし、今の時期の詩仙堂はお薦めの場所の一つです。

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2013.10.02

京都・洛北 中秋の庭 ~金福寺 9.28~

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中秋の風情を求めて、金福寺を訪れてきました。ここに来るのはサツキが咲いていた6月以来となります。

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ここも猛暑の影響があったのか、早くも色付いているもみじがありました。たぶん、暑さと小雨のせいで弱ってしまったのでしょうね。今年の紅葉は大丈夫かしらん。

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少し期待していたのがキキョウだったのですが、わずかに一輪咲いていただけでした。秋の七草と言われるこの花も、間もなく終焉を迎えそうですね。

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この時期は訪れる人も少ない様で、私の外には誰も来ていませんでした。わずかに残ったツクツクボウシの声がする以外は、とても静かな境内でしたよ。

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金福寺と言えば、この猫ですよね。この日は余程参拝者が居なくて退屈していたのか、山門を入ったとたんにすり寄ってきました。

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猫は気まぐれと言いますが、まるで相手をしてくれない時もあるのに、この時はずっとまとわりついてきて、愛想を振りまいていましたよ。うーん、こういう時の猫って、可愛いったらありゃしない。

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でも、いつまでも猫の相手をしている訳にも行かないので適当に離れて庭に出たら、踏み石の上に寝ころんでしまいました。もっと猫好きの人だったら、時を経つのを忘れて相手をしていた事でしょうね。

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最後は、どてっと寝転がる猫を撮って金福寺を後にしました。次にここに来るのは紅葉が始まる11月の初め頃になるのかな。その頃には参拝者も多くて、この猫も退屈しなくて済む事でしょう。また機嫌良く遊んでくれると嬉しいのだけどな。

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2013.10.01

京都・洛東 萩2013 ~真如堂 9.28~

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平成25年9月28日の真如堂です。この日は快晴に恵まれ、爽やかな秋の風情に包まれた境内でした。

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真如堂の萩も、だんだんと盛りを迎えてきましたね。特に茶所の前の萩は、まさに見頃でしたよ。

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本堂前の萩もかなり咲いていました。境内のそこかしこに植えられた萩は、まだ咲いていない株も沢山あり、これから息長く咲き続けそうな気配です。

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そして嬉しい誤算は、彼岸花の盛りが続いていた事でした。この前週に訪れた時にかなり咲いていたのでもう終わっていると思っていたのですが、まだこれほど咲いているとは意外でしたね。余程の数の球根を植えてあったのかな。

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その側では萩が咲いており、二つの花のコラボレーションが綺麗でしたよ。場所は本堂の裏、書院の前になるのですが、あまり目立たない場所なのが残念ですね。真如堂に行かれたら、境内の隅から隅まで歩かれる事をお薦めします。

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寺務所の前のフジバカマも花盛りとなっていました。ようやく蝶も飛来する様になっていましたが、お目当てのアサギマダラが居なかったのは残念でした。渡りの途中で、まだ京都にまでは到着していないのでしょうか。

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ハナノキも随分と染まりしましたね。まるで10月の終わり頃の様に見えてしまいます。この先どういう経過を辿るのか、綺麗な色に染まってくれると嬉しいのですが、ちょっと気がかりなところです。

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