京都・洛中 百日紅2013 ~拾翠亭 8.24~
「拾翠」とは緑の草花を拾い集めるという意味で、かつて貴族たちが野原で草摘みを楽しんだ事にちなんで名付けられたそうです。九条邸の敷地は1万700坪もあったそうですから、敷地内で草摘みも出来た事でしょうね。
拾翠亭の周囲には、東側と北側に一本ずつの百日紅があり、座敷の中から眺める事が出来るようになっています。窓を開け放つ夏に咲く花をと、特に選んで植えたものなのでしょうか。
池に架かる橋は高倉橋。橋桁はコンクリート製ですが、橋脚は石、欄干は木製の、なかなか風情のある橋ですね。
拾翠亭には茶室があり、今も現役の茶室として一般に貸し出されています。こんな風情のある場所でお茶を飲めたら、さぞかし美味しい事でしょうね。
拾翠亭の公開日は金曜日と土曜日です。拝観料は100円となっており、京都では破格の安さですね。年間を通して入れますが、やはり百日紅が咲く今の季節がお薦めかな。少し混み合う事もありますが、座敷の中から百日紅の咲く九条池を見るのは、なかなか良いものですよ。
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